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自分①

この 意味がわかるとすげーってなる話 は同じ登場人物がこれからも出てきます!(ifルートってこと)

今回はあつきがどういう態度を取られるかに注目です

「オニイチャンアサダヨオキテ! オニイチャンアサダヨオキテ! オニイチャ..」

カチャ

ベッドの右上で音がなっている方に手を伸ばして、キャラ時計を止めた

「んあ〜 はぁぁ」

着ているパジャマを脱ぎちょっとホコリの被った制服に着替える

ホコリを手で払うがなかなか落ちない

「まあいいか」

廊下にで すぐある階段を降りる、

「父さん母さんおはよう」

キッチンで料理するお母さんと食卓に新聞を読みながらコーヒーを飲む家族に挨拶をする

「あつきー降りてきなさーい」

「お母さんあつきももう降りてる時間だよ」

「そうだよ母さん」

階段を降り

「母さん今日は朝ごはんいらないや」

顔を洗い歯を磨き

バッグを持ち玄関に行きドアに手をかける

「いってきまーす」

いい朝だなーよっし今日も頑張るぞーそれにしてもアツいなー

ちゅんちゅん

鳥も鳴いてるし!いつものルートで行くか!

家をすぐ出て歩道を歩く

前に迷ってるおばあちゃんがいる!よし

「おばあちゃ」

「あぁ たけし探したんだよー」

「おばあちゃん家こっちだよー!」

お孫さんいたのか

あ!あれはマイフレンドのゆづきとりゅうきが前を歩いてる

「よお りゅうき!ゆづき!」

「まったくあつきー信号無視すんなよな!」

「そうだよーw」

「え?俺信号無視した?w」

「笑い事…じゃないよな」

「ごめんごめ」

「そうだよーなんでだよ」

人の言葉に被せてきてちょっとムカついた

「おい人がごめんっつってる時に声被せんなよー」

俺がそういうと

「あつきーごめんよー俺たちが」

「止めようこの話は」

「おい〜なんだよ気になるじゃんか!」

あやっべ今日あれ提出しなくては!春休みの課題!

「俺やんなきゃいけねーこと思い出したから先学校行くわ!」



ふう教室ついたぜ〜

「いっちばんのりー!」

やっぱ一いちばんてのはいいな!

自分の机に向かうと花瓶が置いてあった

俺いじめられるようなことしたっけなー?やっぱりあいつかな?

小太りのしょうま!あいつ俺のこと毛嫌いしてるし

それにしても綺麗に花咲いてるなあー いやでもきれいだからといって気分がいいものではないなー

俺は花瓶を手に取り教卓の左端にそっと置いた

ガラ

扉が開き髪の長い女子が入ってきた、彼女はこのクラスの委員長の大空ナズナさん

「おはっよう!いんちょ!朝早いねー!」

「あら大崎さんの花瓶がこんなとこに」

「え?!これいいんちょが置いたの?趣味わるいよー!」

自分の方に近づいてきた彼女は花瓶を手に取りどこかへいってしまった

いいんちょ今日機嫌悪いのかなー

まあ席に座って待つか!


待っていた間クラスメイトがゾロゾロ入ってきた

「ゆづきー」

なんだあいつも不機嫌だなー

「あっいいんちょ!」

「まったくあつき君はバカね」

「え俺なんで罵られてるん?」

そこに先生が入ってきて

「大空ープリント運ぶの手伝えー」

「あっ はいせんせー」

意味がわっかんねーなんでみんな塩対応なん?

出席取るぞー

「あいた あさなー」

「はーい」

あ俺次か

「大崎 あつきー」

「はい」

「みんなあつきもかなしまないようにしていくぞー」

「なんでだよせんせー俺悲しんだことないぜ〜」

「大空 なずなー」

「はい!」


出席が終わり

「ん?あつきの花瓶俺の机の上にあるじゃないか」

「あ せんせー私が水換えときましたー」

「いやいや俺花瓶置かれる意味がわかんないですよーw」

「そうかあつきはおまえとなかよかったしなあつきも喜ぶよ」

なんでだろう心なしか誰の視線も感じないし話も微妙にずれている気がする




国語の授業か何か重たいものを感じる

あっ俺が苦手なだけか! 毎回赤点だもんなー

「ゆづき ペン貸してくんね?」

手を合わせて小声でお願いする

ゆづきは無視をしているのか聞いていないのか返事をしない

ちぇと思いつつも時間が流れていき、国語の授業やその他の授業の時間が過ぎていった


昼が過ぎていき誰とも話さないまま放課後になっていた

ノート書けなかったじゃないか… まあ必要な授業じゃなかったのでまだ大丈夫か、

うーん何もすることないし帰るか、今日は何もできなかったな。

あいいんちょだ、声をかけるか

大崎さんに近づこうと信号を待っていると

「まぁま 早く帰ろ!」

ぬいぐるみを持った子供がゲームセンターから出てくる

「ちょっと待ちなさい!!」

母親が叫ぶと後ろを向きながら走っている子供が、横断歩道にふみだした

呼吸が止まる、一瞬思考が停止する、信号をギリギリで渡ろうとしたトラックが子供を狙う。

手を伸ばそうとする、時が動き出す、横を見ると子供を守るようにその子頭を抱え手が震えている大崎さんが、自分の下に寝ていた。

「いいんちょ..う?」

「あつき…君?そこにいるの? ごめんね..でも守られたから..」

大崎さんが目から涙を流していた、声が震えていた。




そうか俺はここで…

二人の泣く声と電柱に立てかけられてた花束に俺は…











初めてこう言うのを書きました。

今回はあつきが死んでいたところに気づけましたか?

反応しない皆、存在しないあつき

1ヶ月に2話は更新するつもりです!

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