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異世界

 

 暗い


 息ができない


 圧苦しい


 有馬 龍也は、一生懸命手を動かす、

 すると、光が見え始め目の前に老婆が立っていた。


 「ーー▲ーー▽●ーー●ーー」

 何言ってるんだ。


 一様多国語を習っているがこの言語は分からない

 その老婆は私を持ち上げた。


 どうやら自分は本当に転生したようだ。


 老婆は、私を持ち上げるとすぐに横たわっている若い女性に渡す。

 普通に美人、今は問題になる言い方だがアジア系民っぽい


 自分の母親はこの女性か

 私は、この世界の母を見た。


 両親が何人もいるということに少し違和感を感じるが、そこは仕方がないと割り切る。


 そして、父親は


 「ーー○--▽●ー」

 龍也の後ろから大きな声とともに、サウナのような薄赤い部屋と空気が、ドアを開けられることで逃げた。


 外は猛吹雪の様で、ドアを開いた男は雪だらけであった。

 男は、すぐに母と思われる女性の顔と俺を見て飛び跳ねながら近づきキスをした。


 龍也は、その男に抱きかかえられた。

 その男は円満の笑みで自分を迎えぐるぐると回転した。

 「ーーー●――▼ーー」

 そのせいで少し酔う

 うえ

 後何言っているか分からん。


 どうやらこいつが、俺の父親らしい。

 やはり顔立ちはアジア系、顔が整っている。

 服装は、ヨーロッパの貴族が来そうなスーツ姿。 

 その姿に龍也は、小学生のころ教科書に載っていた明治時代の日本を思い出す。


 そういえば、あの鬼人の娘はどこに行ったのだろう。

 まさか彼女も転生させられた!


 龍也の脳裏に可能性として出たが一番高い可能性

 無視はできない


 もし、そうなら.....


 私は、多少ながらも閻魔大王の身勝手さと彼女の不遇に同情した。しかし、二度目の人生で二つの神から力をもらっている。 


 せっかくの転生だうまく使い前世の失敗を生かし今回につなげ、昔より格段に良い生活を、よい待遇を...


 いや、昔からの夢であった冒険に出よう。


 自由に楽しく世界を見て回ろう。


 そして、俺を殺したアイツを殺してやる。

 



▽●▽●◆☆

 私が生まれてからしばらくたった。


 体が馴染み始め歩き、簡単な言語は理解できるようになった。

 やはり子供の記憶力は天才的だ。

 一度見たらほぼ忘れない

 子供は初めはすべて天才なのだろう、大切なのはそのころにした経験、体験だろう。


 そう思いながら廊下を歩いてた。

 この家は見てみるとやはり明治時代の貴族の屋敷に似ている。

 基本は木造

 かなりの家柄らしく庭には庭師がおり、ガラスは見事な板、使用人は何人もいる

 この場合、下女か


 ここで問題


 相当なお家だ。

 見た感じ私が長男だ


 家に迷惑をかけないよう精一杯努力するつもりだ。


 だが

 これでは当主コースだ。


 どうするか、冒険という夢は当主になれば無理 不可能だ。


 カン 

 ん?

 音がする。 

 これは木をぶつけた音。

 カン

 まただ。

 私は、汗が出てでも立ち上がって音のする方に歩いた。


 炬燵のある部屋に着き敷戸が開いていて蚊帳の向こうには父がいた。

 そこには父がいた。


 何をしている?

 見た感じ練習試合をしているようだが..

 驚異的な身体能力だ。

 この運動能力だとオリンピック金メダルなんて余裕だろう。


 父、名前は何と驚き偶然か 有馬家当主 有馬 虎次郎(ありま とらじろう)

 爵位は知らん


 誰もそんな話はしない


 自分が有馬家に来たのは何かの偶然か、あの神たちの温情か..

 私の知るところではない。


 虎次郎は、相手に木刀を向けると瞬時に懐に入る、第三者からでも目に負えないほどの速さでそして、全身を使い脇腹を狙う

 対決者は木刀を逆手に持ち、力が向く方に剣を傾け力を受け流す。

 その剣は虎次郎の剣を受け流すと流れるような動きで剣を振り上げ頭に振り下ろす。


 体勢を崩した虎次郎はそのまま攻撃を受けて負けた。


 何か言っているようだが遠すぎて分からない

 もっと近くで


 外に出ようと蚊帳をどかして降りた


 あっ


 庭にある岩を滑った

 やば


 痛っ

 背中が砂に当たった。砂だったが()()()()にはそれでもキツイ。


 「キャー!奥様!」

 近くにいた下女が慌てて私を抱き上げ母を呼んだ。


 ちなみに母の名前は 有馬 桃花(ありま ももか)

 母は慌てて私に近づき安心の一息をつき手をかざす。


 「万物に眠る付喪神よこの子に癒しを」

 急に何を言うのだ


 そういえば、昔いた大人になっても中二病を引きづっていた奴

 でも、そいつ頭はよかったんだよな


 うちの母も同類!


 そう考えると悲しい。

 言葉をはしてしばらくすると

 桃花の手から光が発生し地面から黒い変なものが私に纏わりつき痛みは何事も無かったように冷えた。


 この世界には、魔法が存在するようだ。

 気持ち悪いが魔法は魔法だ。前世..前世で不可能であったことだ。


 この時私は、少しこの世界に更なる関心を抱いた。

人物紹介

 母 有馬 桃花

 父 有馬 虎次郎

 主人公の名を書くの忘れてました。次回にいれるので勘弁を

 ぜひ次も見てください

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