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毒親から学年一のモテ女をコンビニで助けた結果w

毒親から学年一のモテ女をコンビニで助けた結果



僕は山野シンジ。

見た目冴えない眼鏡男子だった。

そんな僕が、買い物帰り近所のコンビニでボンヤリ立ち尽くしていた同じ中学の女子を見かけたのが事の発端だった。

ちなみにクラスは違う。僕は1組で彼女は4組。林ユーコっていう名前の女子だった。学年一可愛いと噂され、男子からモテモテの彼女。

見た目、芸能人みたいな黒髪ロングで

サラサラヘアだった。

そんな外見だから、に加えて。コンビニ前の駐車場で彼女が何するでもなくボンヤリ佇んでいたせいもあり、何人かの若い男の人が声をかけてた。


「どーしたの?さっきから居るじゃん??暇なの?」


「もし良かったらさー、俺らとこれからドライブしない?」


「ねー、なんで何も言わないの?」


かなりしつこく誘われているようだった。


僕はどーしようかなと思ったけど、

一旦、市営住宅に帰った。


帰宅して父親の残したメモ書きを

チェックして

「あ、やばい」とおもった

頼まれていた物をコンビニで買い忘れていた。


もう一回行くか、、、


僕はもう一度、コンビニに顔を出すこになった。お目当ての買い物を済ませる前にふと見たらまだ林さんがいた。

先程と同じくボンヤリとした表情で。

父親に頼まれた物を買い、僕は

意を決して、声をかけた。

ぶっちゃけ、僕には高嶺の花過ぎて

話しかけたこともないのだが。


「な、何やってるの?誰か待ってるの??」


見た目冴えない僕は無視されるかと

思ったけど。


「あー、確か、、1組の、、」


「や、山野だよ」


「あー、ごめんね。名前覚えていなくて」


「あ、いやいや、、、」


シーンとなった。

季節は冬で。


ずっと外で立っていたら寒い筈だった。


「寒くないの?」


「寒いかな、、」


そう答えが返ってきたので、

僕は、本当に自分でも驚いたのだが、

「家に来る??取り敢えず此処よりは

あったかいよ?」


と言った。

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