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キミが消える未来(あした)から  作者: 秋桜
第四章『宵闇駅』
33/59

狐と少年

 

 ────こう言ったお話はご存知ですか?


『狐と少年』というお話で……手短なほどこの先が楽しめる? それはそれは何より嬉しいものですね。

 手短にご説明致しましょうか。

 少年は狐に()()()()伝えます。


『好きな子と付き合いたい!』


 何とも純粋で真っ直ぐな子どもの言葉。

 幼少期といえども少年にとっては初恋。

 それを自力で叶えるのは最早、山の頂上を目指すことと同じ。

 狐は少年にこう返します。


『わかった。その願い、叶えてやる』


 時は経ち、見事に少年は好きな女の子と両思い。

 毎日が花の道、毎日のように一緒にいる二人。

 少年の願いは叶いました。


 ────え? 普通のお話?

 いいえ、()()()と申されたので短くさせていただきました。


 亡き姉の面影を背負う主人公、久遠千乃。

 彼は目の前で大切な()()()()()姉を失ってしまい、絶望の淵に落とされました。

 ですが、ある日腐れ縁である()()男がとある噂を口にします。

 それは────おっと、ここまでにしましょう。

 喋りすぎては何とやら。

 純粋すぎる願い故に、その後に待ち受ける結末を求めなかった哀れな少年。


 よくこう言いませんか? 

 ────()()では済まないと。

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