時は短し、罪深き乙女
────皆さま『椿』という花をご存知でしょうか?
赤椿、白椿……桃色の椿、乙女椿。
おや? 聞き慣れない単語、言葉ですね。
それもそのはず、市場や普段見慣れている椿は赤と白と桃色。乙女椿という椿は見当たりません。
ですが、これは実在するということをお忘れなきを。
さて、話が逸れましたので戻しましょう。
第一章をご覧にいただいた方々には、とても待ち遠しいと感じていた頃合い。
ふふっ、ご心配なく。
第二章は充分、楽しめるお話でございます。
どうぞご遠慮なく。
亡き姉の面影を背負う少年、久遠千乃。
六月の月日にやや曇り空な雰囲気。
ですが、ご安心を。
転校生もとい、あの女の子が何か巻き起こしそうな予感……はたまた、恋の予感────たぶん?
六月というのは大変、微妙な居心地。
彼等にとっては絶妙な……これは言えない。
ですが、少しだけ皆さまに助言を申し上げさせていただきます。
え? どうせ、つまらなくなるからやめろ?
いえいえ、とんでもない。
……あくまでも、助言ですよ。
────六月の代表的なイベントってなんでしょうか?
代表的なイベントが数多くあると思います。
大変かと思い、もう一つ助言を。
────『椿』の花言葉は実は……。




