異世界行けば人生好転?努力しない奴は何処行こうが変わらんよ?その事実にいつ氣付く?明日か?1年後か?今日からでも…知れば…とか、説教いらないから一生楽出来る転生だ!
・-・)コンチワ
「つまんねーよ…世界つまんねーよ…」
俺こと中札 木吉は、それが口癖だ。
「じゃあ…なんか作れ」
こいつは、大神 龍…金稼ぎの天才。
「凡人の俺に何ができる!労働だけだろう!だが、労働は世界の支配者達が仕組んだ、奴隷システムをうまく誤魔化して!」はいはい…その話は何度も聞いた…で?」
「金くれ!そして、遊ぼうぜ!」
「お前…頼んだものは?」
「ほらよ…なんで俺にこんな下っ端プログラム頼むんだYO!」
学校で習った事で初心者なら誰でも書けるコードだぞ?
「俺はお前のコードが好きだからな」
「男の大胆な告白はNG」
「女なら良いのか?」
「美女ならな」
容姿は重要。何処だろうと重要。
「お前を好きになる物好きな美女は…異世界ならいるかね?」
「美女ねぇ…、それより楽したいな」
「仕事やる」
「たまになら受けよう!」
働けニートじゃないのは、流石だな。
「大仕事だ」
「よし!遠慮するYO!」
「いいや、やってもらうね!」
「なに!今日はしつこいな!」
いつもは簡単にあきらめるのにな。
「木吉、お前に転生って権利をやろう」
「…はぁ?なに言ってんの?ついに湧いたか?」
ぴらっとチケットを見せつけられる。
「異世界チケット…知ってるよな?」
「都市伝説のだろ?異世界チケットで異世界行ってきたーってネタ」
「ガチだったぞ、異世界チケット」
こいつは、本当に大丈夫か?
「一枚50兆円」
「ぶーーーーーー」
「汚い…」
いくら龍でも、端金金額じゃねーぞ!?
「なに一枚って事は…」
「そうだ、二枚買った…で、ゴミニートで試したらマジだった」
「はっっっっっ!?」
ゴミニートに電話する。
………………………ガチャ、はい?キヨシンどったの?
「お前異世界行ったのか?」
ああ、龍のね。ガチだったよ。夢の世界だよキヨシン氏。
「ほぅ………どいう風にだ?」
ドーテイ美女にうばれちゃった(汚いハート)ガチャ…………。
「嘘だああああああああああああ」
「じゃ、試して」
ポンと異世界チケットを渡され…半券を取られる。
ッフっと意識かられることなく、ネトゲーでよく見るワープ魔法陣の上に突っ立てた。
「!美女は!?」
このシュチュは居るだろう!
…
…
…
「誰もいねぇ…………詐欺だろ…………………コレは詐欺だろ……………」
異世界の美女と仲良くして、あわよくよろしくして…俺の愛を受けて感謝する。
「そいう、都合の良い女がいてこその異世界だろうが…、空氣よめーークソガーーーーー!」
「あのぅ」
「ん?………ぅ、ブスだ…………どうしようもねぇブスだ…………」
「心の声隠してくださぁい…」
っく、本音がつい出てしまったか…。
「で?」
「付き合ってください(ハートは綺麗)」
「良いよ?幾らくれんの?」
「愛で(ハートは綺麗です)」
「あ?なめてんの?ブスは貢ぐ…ジョーシキっショ?」
そして、俺は貢がれるのが普通YO!
「あなたの世界の常識で言われてもねぇ…」
「あ?役を演じろよブス!」
まったくなってねぇえな…。
「何処行くのぉ?」
「美女がいる所」
「逮捕です」
「なっ?」
いきなり現れた爽やかポリスメェンに光の手枷をかけられる。
「ああ?罪状はなんだYO!」
「美女目的の異世界侵略です」
ジョーダンキツイぜ!
_ _)アリガトウ