貴方は、、?
7年付き合って、いよいよ結婚しょうと
二人で式場選び、日取りも決め、招待客に招待状もだして、後は当日を
待つだけだった。幸せいっぱいな日々から
奈落の底に突き落とされたあの日
結婚式をするはずだった日に、捨てる事が出来なかった指輪を外す
そこから、、奈々未はおかしな体験をする。
目を覚ました私の薬指には、あの指輪じやない別物の指輪をつけていた。
彼が指輪をはめてくれたの?夢の中の出来事だと思ったのに。
この場所に辿り着く為に、私は愚かな行いをした。
でも後悔はしていない。
この日、この場所に貴方を行かせたくなかったのに
でも、結局、変える事は出来なかった。
「う、、、う、、ずび、、い、、ああぁ、、、」
両手で顔を覆い、すすり泣く女の姿は、微かに光の加減で
見え隠れしているが、その姿に気づく人達は、この空間には居ない
ただ一人を除いて、、。
同期生メンバー達、それぞれが北都に激励の声を上げている中
そっと、、その部屋を後にした奈々未は、入口付近にあるクローゼットの前を
通り過ぎ様とした時、微かに聞こえる、すすり泣く声に立ち止まり
その方向へ顔を向けました。
「う?、、何、、?」
声はするけど姿は見えず、目を凝らして見てみると
光の加減で、うっすらと姿が現れました。
「え!!、、貴方さっきの、、!!」
その時、すり泣く女は自分に向けられた言葉とは思わなかったが
何故か声に反応して振り向くと驚いた顔で見つめる奈々未に
向かって大きな声で、なな、、え!!どうして
私が見えるの!!と発しました。
「うん、見えるよ。さっきも、外で会ったよネ」
「ほ、本当に見えるの?」
「はい、、」
自分という存在を、奈々未にしか気づいて貰えて無かったが
1人だけでも気づいて貰えた事が嬉しくて、何回も何回も繰り返し
聞く女に奈々未は、すかさず問い正します。
「ねえ?貴方は誰?私の知ってる人に似てるんだけど?
でもね、、その、、私の友人なんだけど、、違ったらごめんなさい。
数年前、会ったきりで、、、今の貴方は、、その時のまま変わってないから、、」
「、、、、」
「ねえ、、貴方、、みどり?」
「、、、、、」
奈々未の問いかけに、黙り込む女の瞳から涙はもう
出ていませんが、質問にどう答えようか
困った顔で、考え込んでいる女に、奈々未は携帯電話を
弄りながら、画面を見せました。
「ほら、、見て!!」
「こ、、これ、、」
既に奈々未は、個室に移動した時、友人の一人に高校時代の
みどりの写真が有ったら、送ってとメールしていました。
そして、送られてきた当時の顔写真は、卒業アルバムの写真
皆が北都を激励している中、奈々未はその顔写真を見るや否や
やっぱりねと、呟くと、そっと静かに
その場から離れ個室を出た後、出入り口付近に差し掛かった時でした
数時間前に
ビル街で見た女が、この場にいる姿を見つけてしまったのでした。
何故に?奈々未だけが遭遇してしまうのか?
「ほら、、見て、、この写真」
「、、、、」
「その当時のままの顔、、みどりなんだよね?でもどうして?どうして
この時のままの顔、姿なの?」
みどりだよねと認識して話しかける奈々未は、若い写真のままの
みどりを見て、、心の中で、、貴方もタイムスリップして
いるの?と思うも、みどりが今から、、何を語るのか?
その動向に耳を傾けました。
本日も、読んで頂き有難うございます。




