2回目の同窓会
年付き合って、いよいよ結婚しょうと
二人で式場選び、日取りも決め、招待客に招待状もだして、後は当日を
待つだけだった。幸せいっぱいな日々から
奈落の底に突き落とされたあの日
結婚式をするはずだった日に、捨てる事が出来なかった指輪を外す
そこから、、奈々未はおかしな体験をする。
目を覚ました私の薬指には、あの指輪じやない別物の指輪をつけていた。
彼が指輪をはめてくれたの?夢の中の出来事だと思ったのに。
現実の世界に戻り、平凡な生活を過ごす奈々未は、
北都の電話を受けた数時間後、あっと言う間に
高校の同級生達に再会、皆で食事をすることになりました。
懐かしい話に、盛り上がる賑やかな店内で
料理を運んぶ年配の女性に、、不思議と気になった私は
目で追い、、じっくり観察、、
う、、、ん、、あれ??
知っている人に似ていてるなぁ~
思ったと同時に、
北都の知り合い?
親しい間柄なのか?、たみさんと名前で呼んでいる
ええ、、と??驚いている所に
(なぜ?奈々未が驚いたか?自分の記憶の中で、ある人物と重なる
知っている人の顔だからでした?)
北都に心配されたその年配の女性、、?たみさんという名前の女性は
奈々未の顔を二度見しましたが、、そのまま立ち去りました。
その後、、私に話しかけてくることになりますが、
此処は、後の話になります。
たみさんが、北都に語りかける?
「、、、」
店内、沢山のお客で賑わい、ガヤガヤと、うるさいぐらいの雑音で
聞き取れなかった北都は、店の奥に一緒に消えていきました。
皆は、、あの時は、、こうで、、、そうだよなとか、、、
一人欠けても、、気にすることなく話に夢中です。
奈々未だけが二人の事が、、気になって仕方がありません
そのせいで、友人達の話は、半分しか入りません。
そこに遅れて
須々木ゆう子が、現れました。
「ごめん、、遅れてちゃって!!」
「あ!!来た来た」
話が、中断、遅れてきたゆう子の方へ皆が注目!!
いやいや、、ゆう子ではなく、、一緒に現れた
もう一人の方に誰もが、、視線がいっています。
誰だぁ?、、興味津々の同級生達、、
だが、奈々未は、、、知っているか顔なので、平常心
ゆう子は、、、ああ、、と
自分に視線が無いことが分かったのか、、すぐさま
その子を紹介しました。
「あ、、この子みどり、、専門学校が一緒でね、、奈々未達がいる事知ったら
会いたいと言ったので、追加でよろしくね」
この時、奈々未は、、愕然としました。
時空を超えたあの時、、?
高校卒業後、接点がある旧友は誰も居ず、この数年間の事を
知る人は無く、久し振りの旧友達と、懐かしい思い出に花が咲いた
はず、、、だったよね?
みどりこと田口みどりや、ゆう子は参加してなかった、、
私が、何度も時空を超えてしまったことで、、、本当にズレが生じ始めた?
皆が、楽しそうに会話している様子を、、遠目に観ながら
奈々未は、、複雑な気持ちになりました。
そこへ
後ろから、、声が聞こえました
「ねえ、、ねえ、、奈々未さん」
その声の方へ振り向くと、、先ほど北都と一緒に店の奥へ、、行った
たみさんが、笑顔で呼んでいました。
「は、、、あ、、い、、?」
「会が終わった後、少しお話できますか?」
「え、!!私にですか?」
「うんうん、、そうそう、奈々未さんに」
「、、、、、、、」
何故に、、私に?疑問の奈々未は少し考え込むが
「はい!分かりました」
「ああ!!良かった!!」
そう言ったたみさんは、奈々未の手を取り、、ありがとうありがとうと何度も
お礼を言い、嬉しそうな顔で、、その場から離れました。
たみさんに圧倒され、ただ茫然と流されるまま、返事をしたが
疑問だらけの奈々未は、どうして??どうして
私を知ってるの?困惑とともに、、う、、、、、と考え込んでいると
「どうしたの?久し振り」
奈々未に話しかける人が、いました。
私は、その声の方を見ると、田口みどりでした
「あ、、みどり、久し振り」
「本当だね!!専門学校卒以来だね、、どうしてた?」
「まぁ、、色々と、、、ね」
「ふ~ん?」
「みどりは?どうしてた?」
「え!!私!、、今も、変わらず同じ所で働いてるよ」
「あ、そうなんだ」
「ところでさ!!さっき奈々未が話していた人ってさぁ?
えーと、たみさんだった?
あの人、、覚えているかぁ?随分前、皆で行ったデイキャンプの時
途中立ち寄った、お店の人だよね」
「え!!、、あ!!」
奈々未は、、、どこか懐かしい
どこかで、、会ったことのある、あの顔が、、頭の一部に、、さっきから
引っかかっていが、みどりが放った言葉を耳にして、、蘇ってきたのでした。
あの日の事が、、
あの老夫婦の事が、、
その横で、みどりが、、真剣な顔で奈々未を凝視していました。
本日も読んで頂き有難うございました。
もう少し短い期間で、、投稿できるようにします。




