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星海のダンジョンマスター  作者: よんに
始まり
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1

新作《ダンジョンマスター物語》

マイペースに楽しみながら描いていきます。



あぁやだなぁ。今日も薬と注射と点滴だ…。

昨日はせっかくの16歳の誕生日だったのに母さんも父さんも来てくれなかったし…


そう思い目を開けたら、そこは真っ白だった。



「…………ん?」



起きたら見覚えのない白い場所にいた。


「……夢か。もっかい寝よ。」


寝転び夢を見ようとウトウトし始めた時、


――本気で寝るつもり!?神経どうなってるのよっ、地球の人間は!


そんな声がした。


けれど夢だと流して眠りに入ろうとしたら


――ちょっと!起きなさい!


誰かに肩を揺すられて目が覚めた。


「もぉ何?眠たいんだけど…」


――貴方はもう死んでるから眠いとかないでしょ!いい加減意識ちゃんと持ってよ!


「…………は?」


誰かの言った言葉に固まる



“死んでる”?



ガバッと体を起こしたら誰かが『うわぁ!』と叫んだけど、それどころじゃない。


自分の手を見つめ、グッと力を込めて握りしめる


「………すごい」


思わず漏れた感激の言葉

もし私が“生きている"なら絶対にできない事。


弱く脆い私が“力を込めて握りしめる”なんてことできるわけないもの


――貴方は死んだわ


感激してグーパーをし続けていると誰かの声がして、ハッと顔を上げればそこには“人型のなにか”が居た。


床にまで流れる長い白髪にこれまた床にずるほど長い白い衣を纏い、口元以外を隠すように布が目元を覆っている


人じゃない気がした。コスプレだとしてもそもそも私死んだみたいだしここは地球じゃないだろうし。


てか全身真っ白すぎて空間に溶け込んでますよ



「神様?」


――ワタクシは“生命の神 メルデアリメントルア”


「長くて覚えられないです。神様、私死んだんですよね?できれば天国に行きたいんですけど…」


――…、…貴方が行くのは天国でも地獄でもなく、異世界よ。


「あ、わかりましたー 何すればいいですか?」


――軽っ!!?えっ人間ってそんな軽い種族だったかしら!?


「死んじゃってたらどうしようもないですしねー」



ワタワタと何故か慌てている神様を宥めるようにそう言えば神様は私をジーッと見て、


――思ったより図太いのね…


褒め言葉として受け取りまーす。



――貴方には異世界でダンジョンマスターになってもらおうと思っているのよ。


「あ、あれですよね、ダンジョンの管理者!母さんが持ってきてくれた兄さんの本にそんな感じのがあった気がします。」


今年20歳にして都会へ上京した兄が残した本や漫画が全て私のところに来た。暇潰しとして読んでいたのを覚えてる


死んで新しい人生送れるなんてどんな幸せだってちょっと馬鹿にしてたけど…



――ワタクシが管理する世界なんだけど、多くの人間達が領土戦争をしているのよ。そして様々な場所の自然を破壊しているわ。


「環境破壊ですか。自然は大事にですよねー」


――……、ワタクシが干渉できるのは曖昧なことのみ。だからダンジョンマスターには残っている自然を守ってもらうためにダンジョンを攻略しない限り絶対不可侵だと認識させ、無駄な領土戦争を阻止する役目を与えるわ


「えーっと、とりあえず、人間はダンジョンを攻略しない限り土地は耕せないから戦争止めてダンジョン挑めってことで、私には攻略されないよう頑張れーってことで良いですか?」


――えぇ、そう言うことよ。



頷いた神様が祈るように手を組む



――各所のダンジョンを守る主、ダンジョンマスターとしてこの役目、やってくれますか?


「死んだの拾ってもらったような感じなのでなるべく役立てるよう頑張りますねー 殺られちゃったらすみませんですけど。」


――…ふふっ えぇ、出来る限り頑張ってちょうだい。期待してるわ、椎名 星浬(しいな せり)



口元を緩め私の名前を呼んだ神様に



「期待は勘弁ですねぇ。緩く見守ってほしいです。」



手を横に振った。



――そこは、頑張ります!でしょっ!!?



神様って結構ツッコミ系だ…


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