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虚弱生産士は今日も死ぬ -遊戯の世界で満喫中-  作者: 山田 武
継承の刻、天を放し窺うは機

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追加確保 中篇



 実は『AAA』と『EEE』のオーナーたちは、現実でも知り合いだった!

 ……なんてことが広まらないよう、口を固く噤むことにした俺である。


「そして、その翌日には連絡を取り合って了承が貰えたと、ついでに魔獣の素材まで送られてきた……これはいったい、どう取ればいいのやら」


 カルマ(仮)がソレを求めたからなのか、あるいは……すぐにでも魔封獣晶を用意してもらいたいという、喫緊の要請なのか。


 受け取った素材は残留思念を抽出し、魔封獣晶へと封印。

 残った素材については、:DIY:の不等価交換でいくらでも増やせるので問題無し。


 クローンやら培養やらも行うが、それらはやはり質を落としてしまう。

 交換して確保した方を、薬漬……技術の力で増やしていく予定だ。


「これが終わったら、そろそろ試練を再開しないとな……終わる気はしないけど」


 一千万以上の敵性ユニット、おまけに触れたら即死なイカれた仕様である。

 運営側で調整とかしてくれないかな……と『SEBAS』経由でご意見は提出済みだ。


 便利過ぎるがゆえに、『死天』を手放すというのはあまりに惜しい。

 定期的に挑戦は行っているが、やはり一定数倒すと相手が耐性を獲得するのが難点だ。


「一度の出現数、あるいは耐性の撤廃さえしてくれれば何とかなりそうなんだが……」


 なんてことを言っている間にも、魔封獣晶はどんどん出来上がっていく。

 ……これの数だけ魔獣が存在し、復活するその時を待っているのだから恐ろしい。


「『EEE』として、いろんな世界の魔獣の素材を集めてもらったからな。今一番魔獣が居る世界ってことになりそうだ」


 受け取った素材の種類だけ、魔封獣晶が完成した……わけではないのがポイント。

 残留思念の使い方はこれだけではなく、また決して取り除けないわけでもない。


 各世界ごとに魔獣の復活に対して、策は講じられているということ。

 その処理が完璧だった場合、素材に残留思念は残らずその抽出なんて以ての外。


 それはそれでクローン魔獣とその素材からアイテムを作り、残留思念を回収するという依頼を『AAA』及び『EEE』に出すので別に構わないのだが。


「ゲームに有りがちだな、逃げた存在を追いかけるためにアイテムを渡され、それを追跡していくってパターン……今回の素材で用意できたのは四つか。その全部が、イベントの時に出てきた魔獣とは違っている」


 また受け取った素材も、原人たちから得たものについては新規の魔獣のみ。

 ……偶然だろうか、それとも何か理由があるのか?


 真面目な人ならばその辺の考察もするかもしれないが、俺レベルではまあ被らないから好都合だな、ぐらいにしか思えない。


「中の確認をしておかないとな……」


 渡す前提のアイテムなので、俺から離れ後からメンテナンスがしづらくなってしまう。

 製作者の特権として、最初に改めておくのは当然のこと……[称号]も欲しいからな。



※各世界の魔獣事情

どの世界でも魔獣は誕生する

ゆえにその対策も講じられている……活用法についても

(見せられないよ!)に関わる存在でもあるため、基本的には討伐及びその意思の封印を行う

……がその後、魔獣がどうなっているかは世界によって異なる


p.s. 無字×1143

またVネタ小説作品をよく見る作者です

作者は実在するV関連の二次創作は見ませんが、架空V物は好みます

……いやほら、実在すると嵌まって沼りそうなので

あとシンプルに、実際のVだと炎上するような展開がいいですね──創作だから、できたこと

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