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#7

吉田名言集


「自慢じゃねーけどレンタルビデオ屋のAVコーナーじゃったら何時間でも居れるで俺は」




街の周辺は簡素な木の杭で囲まれているものの、特に侵入を拒む様でもなく、木の間隔もまばらだったので車でそのまま入れた。

見張りすら居ないとか、危機意識低すぎませんかね……?

大丈夫なの? モンスター(が居たとしたら)襲ってきたらどうするつもりなの?


街の様子はアレだ。 なんつーか田舎の駅前通り的な賑いと寂れ感がでてる。あと道が石畳になってる。

こんだけ言えば伝わるだろ。ん? 伝わらない? なら想像力でカバーしとけ!


えっと、


本当は詳しく説明しようと心の中で息巻いてたんだけど、いかんせん実は作者が眠い。

出来るだけ毎日書くと言いながら、三日目で挫折するわけにはいかないと頑張る作者は偉いと思います。みんなで褒めてやろう!



さて車が止まったのはある飲食店の前。

看板にはグニョグニョと見慣れぬ文字、無理矢理表すなら、

『三入夕ー八:川九入』みたいな感じで書かれている。

当然、見覚えのない文字だ。異世界文字。

なのに、俺はその文字を"読む"ことが出来た!


「「()()()()八:()()()()」」


……吉田と言葉がハモった。

やめろよ気持ち悪い。俺ら仲良しみてーじゃねぇか……。


「お前も読めたか?」


「どうやら言葉だけじゃのぅて、文字まで魔法で読めるようじゃな」


すげえなホタル魔法。クソみてーな魔法とか言ってサーセンっした!


「飲食店かー。そーいや昨日の夜から飲まず食わずじゃったけぇ腹空くわな。でもお金どうするん? 日本のお金なんか使えんじゃろーに」


「なに俺も今日一日無駄に車に揺られてた訳じゃないぞ。

考えたんだが、せっかく異世界来たんだから、しばらくブラブラしたいじゃん?」


「そうやな。そもそも王女さん捲ったせいで帰る手段が無いとも言えるけど」


「でな。それにはやっぱりどうしてもカネが必要になってくると思う。

だから稼がないといけない。マネーを稼がにゃかんのや!」


そこで俺が考えついたベストな作戦を発表!




1、店で普通に飲み食いする。


2、日本円で支払おうとする。が、とうぜん通用しないだろう。


3、「あれー、この地域じゃこの硬貨使えないのかー」と最もらしいことを言う。


4、店側はタダ飯を許せない。かといって俺たちには支払える金がない。

店側が「仕方ないから皿洗いでもしてくれ」って多分言ってくれる。


5、一生懸命に皿洗いしている俺たちを見た店長「どうせ行く所なんて無いんだろ? しばらくウチで働きなさい」て言ってくれて仕事GET!



「どう? どうよこの完璧な計画どうよ!!?」





おやすみなさい

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