ゆかりおにぎりを食べてみようかと思う

今日の保育園の昼寝後のおやつはゆかりおにぎり

しかし、子ども達にとってあまり馴染みのないゆかりおにぎりは中々手が出ない敵でもあった。

そこで私（保育士）は即興で作ってみた。

子どもが自分から食べてみようかと思う話を……

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あれぇあーちゃん、ゆかりちゃん食べてないの？

うん

どうして～？

なんかヤダ

そっか～でもあーちゃん梅干し好きだよね？

うん、ウメボシすきー

ゆかりちゃんは梅干しちゃんのお友達なんだけどなぁー

どうして？

それはねこんなお話し

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むかしむかしのお話し

あるところに仲良しのお友達、うめちゃんとゆかりちゃんがいました。

二人はいつでも一緒。

朝起きて一緒に保育園に行くし

お昼を食べる時も隣に座っていました。

（まるであーちゃんとうーちゃんみたいにね）

お外で遊ぶ時も

眠る時も

そんなに仲が良い二人だから。

お風呂に入るのも一緒にだったの。

お風呂から出たらうめちゃんは梅干しちゃんになっておにぎりになりました。

じゃあいつでも一緒のゆかりちゃんはどうなった？

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わかったおにぎり！

そう当たり！そのゆかりちゃんは今あーちゃんの目の前にあります。一口だけど食べてみようか？

……うん一口だけね

その後あーちゃんはモグモグ食べて一口のはずがすべて食べることができました。