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2話――会議はお茶と踊る-②


 というかメイドもあまりいないのか。


「掃除とかどうしてるの?」


「外注してます。そっちの方がメイドを雇うより安いと」


 確かに大量に人を雇うよりも、自分で出来ることは自分でやった上で大変なことだけ外注する方が良いのは良い。


「あと、ボクは無給でこき使われていたので」


 ……だからこの子が不憫すぎるのよ!

 私はちゃんと彼女に適切な報酬を与えることを心の中で第一目標にしつつ、咳払いした。


「だから今は週に五回くるメイドさんが五名います。主に簡単な掃除と庭仕事ですね」


「このお屋敷まぁまぁ広いけど、簡単な掃除でも五人で足りるの?」


 庭まで入れたら、下手な市役所より大きい。


「まぁボクがいるので……魔法と使い魔でパパっとやったりします」


「あらそう。でも騎手も御者もいないなら、馬車の運転とかどうするの?」


 昨日お屋敷を見せて貰った時、流石に馬車もあれば馬もいた。イザベルの運動性能なら馬くらいは乗れそうだが、流石に馬車を自在に操れやしないだろう。

 それに厩舎で馬の世話をする人も足りなそうだ。


「まぁボクがいるので……。馬のお世話はメイドさんとボクで。馬車を操るのはボクと、興が乗った時のイザベル様ですね」


「あらそう。……じゃあ執事も領地騎士団もいないなら護衛は?」


 領地騎士団がいない領地は割とあるが、そういう所は執事が護衛を兼ねていると聞く。


「まぁボクがいるので……暴漢からちょっとした盗賊団くらいならなんとかします」


「あんた働きすぎじゃない!?」


 あまりに有能が過ぎる。いくら人生二周目でチート持ちの魔法使いとはいえ、そこまで全部やらされるものなのだろうか。

 というか、こっちの世界のイザベルが人を切ってコストカットしたのは彼女の存在が大きすぎるのではなかろうか。


「ってかあんた、強いの?」


「ふふん、こう見えてボクは0歳から魔法を使えた神童ですよ? あまりの神童っぷりに親から人買いに売られた挙句、こうしてこき使われてますけど」


 だから不憫すぎるのよ!!

 私は彼女には毎日おやつの時間を作ってあげることを心に決めつつ、そりゃ裏切られて魂入れ替えられるわよねぇ……と納得する。


「とりあえず美味しかったわ、ご馳走様」


 手を合わせてそう言うと、カーリーも慌てたように手を合わせた。


「お、お粗末様です。……久しぶりに『いただきます』、『ごちそうさま』を言われました」


「ああ、こっちは神様へのお祈りだものね」


 長ったらしいお祈りがあるのだが、私はよく知らない。あれも貴族になったら覚えなくちゃならないのだろうか。


「じゃあ、食器とか片付けてきますね」


 カーリーが立ち上がって食器を片付けに行く。私は少し棚に目をやり、そこから目当ての物を取り出す。


「はぁ……久しぶりに呼ぶかしら、あの子たち」


 下手せずとも、出方によっては戦闘は避けられないだろう。

 争いは嫌いなんだけどね。

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