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1話――見知らぬ、天蓋ベッド-②



「イザベルさーん、朝ですよー」


 ノックの音が。ウインに開けてもらうと、全ての元凶であるカーリーがそこに立っていた。憎たらしい顔をしているので、ちょっと泣き顔に歪ませたい。


「って、これはイザベルさんテイマーだったんですか? 一度に三匹も使役するなんて、一流のテイマーでも一握りじゃありませんか?」


「テイマーは魔物でしょ、あれ。私のは使い魔よ、固有魔法なの」


 使役の魔法を使って魔物に戦わせるのがテイマー。契約の魔法で魔物に自分の手伝いをしてもらうのが使い魔。ポタモン(ポータブルモンスター)方式で戦わせるかどうかって感じの違いがある。


「固有魔法ですか。便利そうですね」


「いいでしょ」


 もっと内容は違うのだが、細かく説明する必要もあるまい。彼女の固有魔法(人と人を入れ替えるとか?)についてもよく聞いていないし。

 自分の主人を罠に嵌めて村娘と入れ替えるような女だ。警戒はしておいた方がよいだろう。


「それにしてもイザベルさん、朝早いんですね。本物もこの時間に起きてましたけど、あの方は朝はだいぶ機嫌が悪かったので」


 ちなみに私の呼び方はイザベルで統一しておいた。どこかでボロが出ても面倒だし。

 カーリーは窓の向こうを見ながら、少し懐かしむような声を出す。


「思い出しますよ。イザベル様は朝起きられたらまずは筋トレしていましたからね。部屋に入ったら下着姿で逆立ちしてたり」


「結構すごいわね。……どうりで体が軽いわけだわ」


 ゲーム本編でもかなりお転婆というか、大暴れしていたから身体能力が高いのは知っていたが……まさかそんな毎朝しっかり筋トレするほどストイックだったなんて。

 そのことに驚きつつ、私はふむと腕を組む。


「その筋トレメニュー、もし覚えてたら後で教えて。動ける体を鈍らせたら、本編みたいなことが始まった時に対応出来ないもの」


 戦闘が仮にあっても……私には固有魔法があるし、カーリーも魔法使いを自称するのだから問題は無い。でも本編である、ダンスを踊ってアイドルの頂点を目指す……という展開になった場合は身体能力が物を言う。

 本編主人公なんてほぼ愛嬌と身体能力のみで勝ち上がってたし。


「それで、こんな早朝から何の用? 私はトレーニングでもした後、朝食にしたいんだけど」


 私はベッドに腰かけてそう問うと、カーリーがちょっと困ったような顔になった。


「いやあの、あはは……。実はその、借金が一個ありまして」


 昨日は収支報告を見ただけでキレそうだったのでこまかくは見ていないが、借金もあるのか。

 私はそのことに頭を抱えつつ、カーリーに話の続きを促す。

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