アダソン兄弟の母親の生き立ち編 『バラのお姫様』
アダソン兄弟の母親は10人姉妹の末っ子で恥ずかしがりやで引っ込みな今とは全然違っていた性格でした。
他9人姉妹は独立したり、嫁に行き母親1人ぼっちになってしまっていました。
しかし、母親がFBIに就職してから同じくFBIで働いていて仕事に実績がすごかったアダソン兄弟の父親と出会い結婚しました。
母親がなぜアンクルウォルターというバラが好きだった理由があります。実はそのバラこそが自分の人生を変えるきっかけになりました。
恥ずかしがりやで引っ込みな性格だった幼い頃に、親とよくフィラデルフィア市内のある図書館に行きました。
ある日そこで、『バラのお姫様』という絵本を見つけました。
『バラのお姫様』のあらすじ
昔々ある国のお姫様は、人種や年齢関係なく世界中のひとと交流して友達を作って行きたいという考えがありました。アンクルウォルターという赤いバラが好きで、そのバラを育てて世界中の人にそのバラを渡して世界中の人と友達の輪を作っていました。
そして、ある日そのお姫様は隣の国に行き同様なことをしていました。それをしていると偶然通りかかった隣の国の王子様が、お姫様の薔薇をみて自分もオレンジデュカットという薔薇が好きで共通点が色々あるとことに興味を持って、その場で「私の国で結婚してください。きっと幸せにします。」とプロポーズを仕掛けました。そしてお姫様も王子様と共通することが多くあったことや王子様が気に入り、結婚を聞き入れ隣の国で王子様と結婚しました!
やがて、2人は王妃になり、2人の子供を授かり国と世界を幸せにさせるためのにそれぞれ好きな薔薇を育てて、国民や引き続き世界中にに自分達のバラをバラをプレゼントし多くの世界中にに愛される存在なり「バラの王国」になり幸せに暮らすようになりました。
しかし、ある日別な国から「バラの王国」の政権が気に入らず「バラの王国」狙い自分達の国にしようとする盗賊達がやってきました。それでも2人は国を守ろうと武器や兵器を使わず盗賊達話し合いで解決させ、盗賊達も反省し帰って行き、無事本当の幸せに暮らしました。
(終わり)
しかし、その本にはなぜか作者の名前がありませんでした。母親は、当時この本を見て「何かメッセージがある。」と思い、アンクルウォルターという赤いバラを育て恥ずかしがりやながらも友達作りにバラを当時同じ学校のクラスの人に育てたそのバラをプレゼントしましたが誰1人も興味を持ってくれず、なかなかうまく行きませんでしたが、それでも諦めませんでした。
そうしているうちに、また親に連れて行って図書館に行こうとしましたが、その図書館自体がなくなってしまい再び本を読むことができませんでした。
本を読むことができなくなっても諦めず、頑張ってバラを育て恥ずかしがりやながらも自分から話しかけようという気持ちを持って、自分に興味を持ってくれる人を探し続けましたが誰も母親に興味を持ってくれずとうとう母親の姉妹は1人ぼっちになってしまってFBIに就職してもだれも現れないままでした。
ところがFBIである日、自分の職場の上にバラが入った花瓶をいつものように置いていましたが、偶然にも母親の部署に用があって別な部署で働いていて通りかかったアダソン兄弟の父親となるアレックス・アダソンが通りかかり、自分もオレンジデュカットというバラが好きであることに興味を持ち、ようやく母親も自分のバラの興味に持ってくれた人が現れました。
そして交際がスタートして、共通点が多い部分が見つかり父親が代々実業家だったアダソン家の代々の家主であることを知りすごい人だったことを知りました。そして父親から結婚のピロポーズを受け一緒にやっていけると思い、結婚しました。
そしてそこからアダソン兄弟の母親は、アダソン家に嫁いで別人のように性格が変わりました。
そしてアダソン兄弟が生まれ、2人でさらに上を目指そうとFBIを途中で引退しサイバーサイジング社を創立させやがて、大手ITグローバル企業と発展し両親も世界中に求められ世界中誰もが愛される存在になり、大逆転劇のシンデレラストーリーとなりました。
しかし、ある日突然両親のやり方が気に入らない顧客会社の社長が現れ両親は武器を使わない方法でなんとかその顧客会社の社長と話し合いだけで解決させました。自分達は、なんとか解決できたと思っても顧客が支社の社長は両親に不満を持ち両親がリムジンカーで帰宅途中に顧客会社の社長はとうとう自分の車で両親を暗殺してしまいました。
母親が幼い頃読んで憧れていた『バラのお姫様』という絵本と、母親の人生を振り返ると思ったことがあるかもしれません。
母親の人生は、とても偶然なことに『バラのお姫様』と同じようなことが全て起きています。
つまり、この絵本は母親のこれからの人生を予言している話でした。
やり方が気に入らない内顧客が顧客会社の社長のが現れなんとか解決させるまでは、絵本のようにいい線行っていましたが、そこから先絵本のよう行きませんでした。
また、母親の場合は本を見て良い方面で王様やお姫様に憧れていましたが、アダソン兄弟は両親からもらった「不思議な国のアリス」をみて悪の意味での王様に憧れていました。
つまり、アダソン兄弟の憧れの遺伝は母親からきてしまっていました。