異世界編:第5話 「熱志、調理する!」
今回、レシピが長いです・・・材料がいくつか足りてなくて実際には実現不能でしょうが、異世界なので(ご都合主義)・・・ご理解を(orz)
・・・・パキッ・・・コリコリ・・・シュッシュッ・・・ポチャン
・・・・パキッ・・・コリコリ・・・シュッシュッ・・・ポチャン
ペキッ・・・むっ!?(ポイッ)
・・・・パキッ・・・コリコリ・・・シュッシュッ・・・ポチャン
(以下同文)
「ふふふふ・・・これで・・・うふふふ・・・」
「楽しみですなぁ・・・」
ペキッ・・コリコリ・・シュッシュッ・・ポチャン(加速)
(以下同文)
パカッ・シュッ・ポチャン(超加速)
熱志はドングリ(?)の殻剥き、薄皮剥きを免許皆伝した!
作業効率50%アップ!
「ふぅ・・・これだけあれば当分は大丈夫だな」
「流石ですな・・・コーヒー、小麦粉の代用、麹が作れれば味噌も行けそうですな・・・」
「うむ・・・流石に大豆らしきものは見つからなかったからな・・・」
「あとは甘味ですかな?」
「ハチミツ、メープル、甘草、甘蔓・・・いずれかを見つけられれば良いな・・・」
「では、明日からでも・・・」
「まぁ、焦るな・・・時間はたっぷりとある」
「了解です!」
(会議終了)
この拠点に移動して大体半年が経過した(カレンダーなんて無いよ・・・)
狩猟、採集、精製、住居改造、etc・・・
濃密な毎日に大満足である(会議の頻度は増えたが・・・)
最近のトレンドはモーニングドングリ(?)コヒー(ブラック無糖)だ
本日のレシピ(AM)
殻を剥いて、薄皮を剥いたドングリを流水にさらしてアクを取る→天日干しして乾燥させる→スライスしてフライパンで炒って焙煎する→石臼で細かく砕き、鍋で煮出して特製の竹(?)と布で作った茶漉しでろ過して完成!
熱志流:ドングリ(?)コーヒー(60点)
最初は麦茶モドキであったり、焙煎が甘かったり、ドングリ(?)の種類で味が変だったりしましたが何とか及第点のレベルに出来ました・・・
(ワンポイント)
採取したドングリ(?)は虫食いのものが含まれるので水に入れると・・・虫食いは空気が入って浮く、浮かないものは虫食いではないと見分けが付くので簡単に分別が出来るぞ!!
そして・・・時は流れ・・・
昼ご飯作成中(食ってばっかりだな!!)
「まぁ・・・薄々とは気づいていたんだが・・・」
「何でしょう?」
「ここは・・・日本じゃないよな」
「・・・四季がありませんよね」
「多少はあるみたいだが、春夏秋冬ほどの区別が無いな・・・」
「植生も変ですね・・・何と言うか知識にあるものよりも大きいですな・・・(10cmくらいのドングリ(?)、それを入れている直径50cmの竹(?)バケツを見ながら)」
「これって、ラノベでよくあるアレ・・・じゃないか?」
「死んだら、異世界とかwww」
「HAHAHAHAHA」
「ないわーーーwww」
「滝壺に落ちて、異世界とか、どこのテンンプレだよ!」
「死んでねーしw」
「転生じゃなくて転移系!?」
「これからチート能力に開眼して世界を救って、ハーレムですか!」
「ありえねーー!!」
ガサガサッ!!
「む!?(会議終了)」
騒がしい声に誘われたのか・・・目の前の料理の臭いに誘われたのか(多分これ)
本日のレシピ:その1(先日作成済み)
野いちご(?)をよく洗い汚れを落とす→清潔な容器(煮沸が望ましい)水と一緒に入れて入れる→時々蓋を開けて空気に触れさせつつを数日繰り返す→アルコール臭がして水分が濁り発酵が進んできたら野いちご(?)を取り出しすりつぶして戻す(発酵が加速する!)→発効によるガスの泡が落ち着いてきたらろ過する
熱志流:野いちご(?)の天然酵母(材料にて採点除外)
本日のレシピ:その2-1
竹(?)で作った調理用のバケツにドングリ(?)粉と塩、野いちご(?)酵母を加えてぬるま湯(ここポイント!試験に出るよ?)で捏ねる→油を加え表面が滑らかになるまで捏ねる(サラダ油が無いのでラードで代用)→濡れ布巾をかけて容器にフタをして一次発酵させる(二倍くらいに膨らんだらOKだが・・・ミルクが欲しい・・・牛は無理だけどヤギとかいれば捕まえて・・・チーズも・・・バターも・・・ふふふふ)
本日のレシピ:その2-2
猪(?)のバラブロックっぽい部位を使用→旨みを閉じ込めるため石の上で焦げ目がつく程度まで焼く→ネギが無いので森で取れたギョウジャニンニク(?)、生姜(?)とアク抜きした筍(?)と一緒に煮る→その間に石焼きした際の油に生姜(?)塩を加えて煮詰めてタレを作る(醤油・・・醤油が欲しい・・・漁醤は製作中だけど・・・醤油・・・ショウユ・・・しょうゆ・・・Syou・・・・ハッ!?・・・少し焦げたな、反省)
本日のレシピ:総合
猪(?)の塩ダレ角煮と筍(?)を一次発酵した生地で包む→笹(?)の葉をしいた竹(?)製の蒸篭に間隔をあけて並べる→乾燥しないように表面をぬらしてから二次発酵→強火で蒸す!
熱志流:ドングリ(?)粉の塩ダレ猪(?)角煮まん(まだ食べてない・・・)
「てめぇ・・・俺の肉まんを狙ってるのか・・・殺すぞ・・・(殺意<食欲)」
俺の目の前には涎をたらした・・・獣が一匹
多分・・・熊(?)だ
次回!初バトル回です!
今後はレシピは簡潔にし食材や動物も(?)無しにしようと思います。
異世界と認識して、疑問系でなく理解したということで・・・