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異世界編:第3話 「熱志、枯渇する!」

ネタが古くてスミマセン・・・

「塩が足らんのですよ・・・」

某ロボットアニメのようなセリフが自然と口から漏れる・・・

塩の不足は深刻な問題だ・・・塩分の摂取量の減少は人体に致命的な症状をもたらす


症状①

塩分が不足すると体内の塩分濃度を保つため体内にあるナトリウム量にあわせて水分を調節するので体内の水分も少ない状態に保たれ、めまいやふらつきを起こす

症状②

水分調整の関係から血液やリンパ液、胃液などの消化液も少なくなり当然消化できる食物量も少なくなるためだんだんと食欲がなくなる

食事量が減ると体機能が弱り、体がだるく脱力感が発生する

症状③

汗をかくと塩分も一緒に排出され体内の塩分濃度がさらに低くなる

そこに水分を補給することにより、体内の塩分濃度がさらに低くなる

低い塩分濃度に合わせるために、水分をたくさん排出しようとし体内の水分は更に不足

結果として脱水症状や熱中症などが起こる


「やばい・・・超やばいよ・・・(汗)←これも塩分の排出」

節約して3日、インスタント味噌や塩分の入った保存食を考えても1週間が良い所だろう

「買い物に・・・・行くか・・・」

山の恵みに塩は無い、日本国内では岩塩が取れるところは無い(多分・・・)

少なくとも自分が入った樹海で岩塩が取れるという知識は無い

早速下山の準備をする

いかにもトレッキングが趣味で~と言わんばかりの格好(俺は犯罪者扱いだけど不審者ではない!)

髭もそり、髪も後ろに流して紐で結んで清潔感を演出キリッ

軍資金を無くさないように腹巻に入れ、ザックには片道分の食料と水や雨具、毛布など(購入品収納用に極力荷物は少なく)

「前回の拠点から丸一日移動してるから下界までは2日くらいか・・・帰りは荷物が増えてるから・・・5日くらいここを空けることになるから・・・テントが荒らされないようにたたんで・・・(ブツブツ)」

一人ほうれんそう発動中・・・・(しばらくお待ちください)


「よし!準備完了・・・行ってきます!!」

滝壺の上に出るため大きく迂回して進みコンパスを頼りに東へと進むはずだったが・・・・

グルグルグルグル・・・・ベシッ・・・グルグルグル

磁場がおかしいのかコンパスの回転が止まらない

「拠点からひたすら西に移動してたから東に行きたいんだけどな・・・太陽があっちだからこっちが東だよな・・・」

ククリ刀で藪を切り払いながら進む・・・帰りの事も考えつつ目印を付けながらひたすら進み何事も無く1日が経過した

「んー、丸一日進んだが未だにコンパスはグルグルしてるし前の拠点も見つからない・・・これ、遭難してるんじゃ・・・」

「そうなんです!・・・・・(HAHAHAHAHA!!)」

夜、森の合間の開けた場所で野営しながら一人突っ込みをする(虚しい・・・あれ?雨かな?顔が濡れて・・・この雨しょっぱいや)←これも塩分の排出です

焚き火は、乾かしたマッチのうち使えそうな何本かを残していたのでソレで着火した

マス?の燻製を齧って夕食とする。

本日のレシピ

3枚に下ろしたマス?の切り身と、エラとうろこを取ったイワナ(?)に塩胡椒とスープセロリ(?)を細かく刻んだもので味付けし寝かせて水分を抜く

抜けたところで流木の中から燻製っぽい臭いのする木をチョイスして石で作った炉で燻製にしました

持ち運びの携帯食料と長期保存に最適です

熱志流:マス?とイワナ(?)の香草塩の燻製

「味は・・・保存食としては上々だな、75点!」

食べ物食べると心が軽くなるね♪

ぐっすり眠れました・・・Zzzz




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