表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/3

カルロス、呼び出される

<登場人物>

カルロス・・・師範魔術師。

クレメンス・・・師範魔術師。魔術師協会の会長。カルロスとロジーナの師匠。

ロジーナ・・・師範魔術師。クレメンスの弟子。

 呼び出しを受けたカルロスが部屋に入ると、師匠のクレメンスは腕を組んで窓際に立ち、外の景色を眺めていた。

「ちょうど良いところに来たな」

クレメンスはカルロスに背を向けたまま言った。

カルロスは、自分で呼び出しておいて「ちょうど良いところに来た」はないだろう、と思いながらも、クレメンスに向かって目礼をする。

「それをロジーナに届けてやりなさい」

クレメンスは振り返りチラリと机の上を見る。

机の上には風呂敷包みが置いてあった。

カルロスは机の前に進むと、風呂敷包みを手にとる。

「師範魔術師の正服だ」

クレメンスはそう言い残すと、カルロスの返事もきかずに部屋を出て行ってしまった。


「はいはい。どーせ俺は師匠のパシリですよ」

カルロスは独り言をつぶやきながら、風呂敷包みを持って部屋を後にした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ