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砂時計  作者: JUNE
1/1

春菜物語

夏輝は次の日から学校を休むようになった。


「今日もお休みだ、、。」


夏輝が学校を休めば休むほど不安になった。


(私、余命3ヶ月なんだって。)


夏輝のあの言葉がよみがえる。


メールも電話も出てくれない。何で、、、?




春菜物語

私には友達がいなかった。それどころかいじめられていた。クラスのリーダー的存在、上崎実花うえざき みかに。私は目立たないようにひっそりと生きてきた。でも、その行為が裏目にでた。私は新しいターゲットにされたのだ。始めは無視されたり、ノートに無造作に「死ね」と書かれていたり。それだけなら、耐えれた。けど、あの日私は狂い始めた。


「ただいま~」


外でガサガサという音がして、その音を辿ってみるとそこにはお母さんがいた。


「何してる、、、の、、」

「あっ、春夏っ、、」


そこには、、、

「春菜、、、。」

家の壁に赤のカラースプレーで大きく


「死ね」

「消えろ」


その文字を母が一人で消していた。


言葉がでてこなかった。

情けなくて。

言葉は出ないのに、涙が出てきた。


私は自分の部屋にとじこもった。


次の日足取りが重かった。


「ガラガラ」


「おはよ。春菜。」

「、、、、。」


席につくと早々に上崎に話かけられた。


「今日ね、私誕生日なの。」

だからなんだよ。

「そこでね、一つ春菜にお願いがあるの。」

うざい。

「死んでくれない?目障りなの。」

その時教室から「クスクス」と笑い声がおこった。


「ほら~席にもどれ~」


担任が教室に入ってきたのと上崎は私から離れた。


「今日は紹介する人がいる。入ってこ~い」


「ガラガラ~」


入ってきたのは長身でショートカットの女の子だった。


「私は夏輝!よろしく!」


それが私、春菜と夏輝の出会いだった。

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