波が泳ぐ水の上
波が泳ぐ水の上
泳がせているのはなんだろか
上にたなびくそれは風。
僕が紛れる人の群れ
紛れているのはなぜだろか
上にたなびくその髪は
一面寝癖で埋まってた
何もかもが流される
そんな時代に生きていて
僕は何度も見失う
寒い冬
波が鈍い水の上
呼吸の白い人の群れ
凍ってみたら?
止まってみたら?
そこには
どんな風が
どんな人が
あるのだろう
いるのだろう
僕の猫背に後ろから
何度も何度も
ぶつかってくる
だから止まれば見えてくる
ぶつかる何かが
あるはずさ
それは
たなびく風の冷たさか
それとも人の体温か
下手すりゃ
何もないのかも
それでも僕を動かす何かしら
それが見えた僕の目は
「自分」をきっと見てるはず
何人かの方々に感想をいただきました。
お1人からは「ありきたり」とのおしかりを。
これからは、詩においても作風を、書くモノは短編、中編などと色々変えていきながら、「自分」を探していきます。
今回も批評、宜しくお願いします!




