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異世界転生したのにモブってマジですか!?  作者: sibainu4812
街編

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6/7

街へレッツゴー!

『ボコッ』

あれ?まあたあの人が殴られたのかな?あ、なんか無理だ。

ーいおーい」

「あれ?死んだ?」

「あんなんで死ぬわけないだろー女子とはいえ。」

「馬鹿!謝れ!」

「はーい、すまんな嬢ちゃん。」

「あれ?ここってどこですか?」

「街だよ。」

「え?なんで場所が変わって、?」

少なくともいたところからは街なんて見えなかった。

「あー気絶してたんだよ。」

「え?なんで気絶したんですか?」

「この馬鹿が俺を殴ろうとした時、外して、当たっちゃったんだよ。マジで謝れ。」

「すまんな嬢ちゃん。」

「だーかーらーお前さあ女性は顔に傷ができたらあれなんだよ。、、、あの、顔が宝なんだから。」

「あ、レディの部屋に入って個室に男2人はアレだからもう出ようぜ。」

部屋?

「え?部屋って?」

「これ集合住宅だから。君のものだよ。あー気にしないでね。俺たちs級パーティだから、お金あるんだよ。」

「じゃあなーまたいつか会えたらな。」

『ガチャ』

外から声が聞こえる。

「お前なんでs級パーティとか嘘ついたんだ?俺たちa級パーティじゃん」

「うるせえ。あの子は多分孤児なんだよ。家ぐらいあげたっていいじゃないか。あの森であの装備の少なさだぞ!」

「ふーん。まあいいや仕事に帰ろうぜ!」

どうやら孤児と勘違いされたらしい。まあいいか、実際このままだったらお金もないし孤児になっていたから。それよりも!

「いいこと聞いたぞ!s級パーティとか絶対ギルドあるじゃん!こんなとこいる場合じゃない!ギルド探しに行くぞ!」

外に出て後ろを振り向くと、結構いいマンション(?)だ。やっぱりあの人たちは良い人すぎたのだ。

「あ、名前聞くの忘れた。」

少し後悔しながら歩いているとあることに気づいた。

この世界の文字が、明らかに日本語ではないのに日本語みたいに読める。多分神様がそういう能力をくれたのだろう。多分無駄なオプション(?)をつけて神力がなくなったんだな。そんな事を考えていると、剣と魔物らしきものが書かれている看板を見つけた。他に比べて字が小さい。

「あれがギルドかな?」

入ってみることにした。

『ガチャ』

明らかにゴロツキっぽい人から、魔法使いっぽい人がこっちを見る。

「ギ、ギルマスー!!!」

職員が奥に行く。何か悪いことをしてしまったのだろうか。

「お、おまえが入ろうとしてる女子か?」

今までより明らかにゴロツキっぽい見た目にちょっと引く。

「は、はいそうですけど。」

「おーおーうおー、、」

泣き出した。なんか泣き方変だし。怖い

「え、え?どうしたんですか?」

「あのなー───」

なるほど。つまり女子の冒険者が、現在は激減していて、このギルドに女子が来たのは初めてらしい。

「ちょっ、ギルマス!?入隊かまだ分かりませよもしかしたら、誰かの娘である可能性もありえ」

「ない。こんなむさ苦しいところで娘なんて持ってるやついねえよ。」

「た、たしかに、、」

いや納得するなよ。いやまあ確かに誰かの娘では無いけどさ。

「来てくださいギルマス。」

「ん?」

「いやギルマス。取り敢えず聞いてみましょう。」

「そうだな。」

全然聞こえる。耳は前世からいいからな。

「ま、まてなんて呼べばいいんだ?」

「名前聞いてくださいよギルマス!」

聞こえるって。

「な、名前は何だ?」

「リンです。」

「じゃあリン、えっと、冒険者になるつもりなのか?」

「はい」

「よしっ!セン、こい。」

あの職員は『セン』という名前らしい。いやもしかしたらあだ名かもしれないな、なんて考え、時間を潰していたら、

「えーと。この紙に名前、志望職、年齢、住居を書いて欲しい。」

「ギルマス!」

「今は字読める子が少ないんですよ!」

聞こえてるよー?

「あ、そうだったな。」

「リン、文字が読めなかったり、書けないならこのセンっていう職員に聞いてくれ。」

やはりギルマスらしい。あと字が読める子が少ないらしいから、ここで出しゃばって、弱いなら、

「えー?」ってなる可能性もある。

字は読めないでいこう。スローライフ志望では無いが、弱いのに出しゃばるのはなんか危ない気がする。

「あ、字読めません。」

「ほら!やっぱりねギルマス。」

聞こえてるんだよなーずっと。

「えーと、名前、、、はリンだったよね?じゃあ志望職、年齢、住居を教えてくれる?」

「えーと、魔法使い、14歳、住居は、、、」

アレってどこなんだろうと考えていたら、

「あー無理して言わなくても大丈夫よ。」

あ、これまた孤児と間違えられてそう。

「ギルマス、余計に深掘りするんじゃありませんよ。孤児の可能性だってあるんですから。」

聞こえてるって。やっぱり孤児だと勘違いされてる。

まあもういいか。

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