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悪役令息はママがちゅき  作者: 埴輪庭
第1章「ママが好き」

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冒険者になろう!①

 ◆


 エスメラルダの様子ときたら、まさに傑作だった。


 俺の壮大なる野望を前に、完全に気圧されていたようだ。


 俺が言葉を尽くせば、人一人を惹きつけることなど実にたやすい。サリオン公爵家は既に掌中に収めたと見てよいだろう。


 エスメラルダには俺の為──—いや、母上の為に、アステール家の忠実な尖兵となってもらう。


 だが、サリオン公爵家との繋がりだけでは不十分だ。母上が世界を真に掌握するためには、より多くの貴族家を味方に引き入れる必要がある。恐怖による支配は容易い。しかし、それでは母上の御心に沿わない。母上が望むのは真の忠誠——心からの服従だ。


 そのために、まず排除せねばならない巨大な壁があった。


 借金という名の枷だ。


 アステール公爵家は今、莫大な負債を抱えている。前当主ダミアンが外法の儀式に必要な触媒を求め、際限なく借財を重ねた結果だ。その負債を清算しなければ、貴族としての信用は地に堕ちる。いかに俺が圧倒的な力を有していようと、金銭的信用を欠いては他家との交渉すらままならない。


 母上がこの問題で苦労されていることは、俺も痛いほど理解していた。しかし、これまで積極的に介入しなかったのには理由がある。母上が助けを求めなかったからだ。


 現在、アステール公爵家は母上が取り仕切っている。つまり母上の領分だ。それを俺が勝手に侵すなど、不敬の極み。母上の采配に口を出すなど、許されることではない。


 だが、今回は違う。母上は「覚悟を決めよ」と仰った。


 その言葉の重みを、俺は正確に理解した。これは明確な指令だ——遠慮を捨て、全てを使って道を切り開けという命令に他ならない。


 ならば動く──この世のすべてを母上の掌に置くために。


 俺の思考は加速する。借金返済には当然ながら金が必要だ。魔術を使えば、金など容易く作り出せる。錬金術──卑金属を貴金属に変える古来の秘術もある。だが、それは禁忌中の禁忌。世界経済を混乱させる重罪であり、公爵家がそれに手を染めれば信用失墜どころでは済まない。母上の覇道に泥を塗るわけにはいかない。それに、そういった魔術由来の生成物などたやすく検知されてしまうという問題点もある。


 ならば、正当な手段で金を得る必要がある。しかし、どうすれば良いのか。


 貴族の収入源は限定的だ。領地からの税収、事業からの収益。だがアステール家は領地を持たない宮廷貴族。事業もダミアンの代でほぼ壊滅している。手っ取り早く大金を得る方法など存在するのだろうか。


 俺は一人では答えが出ないと判断し、ある人物を呼ぶことにした。


「フェリ」


 控えていたフェリが音もなく姿を現す。影のような存在感。


「はい、若様」


「グラマンを呼べ。至急だ」


「承知いたしました」


 フェリは一礼し、部屋を後にした。


 グラマン──グラマン・セラ・ロックガルドはアステール家に古くから仕える老執事だ。先々代のアステール家当主“星の魔女”、アリステラ・イラ・アステールの代から仕えていた。要するに年寄というわけだ。そして年寄といえば知恵者の代名詞。劣等年寄ならば呼吸するゴミに過ぎないが、グラマンは違う。何かしらの知恵を持っているはずだ。


 ◆


 数分後、規則正しいノックと共にグラマンが入室した。


「お呼びでしょうか、坊ちゃま」


「うむ」


 俺は椅子に座ったまま、単刀直入に切り出した。


「金が必要だ。手っ取り早く、大金を稼ぐ方法はないか」


 瞬間、グラマンの眉が吊り上がった。


「坊ちゃま、手軽に金など稼げるものではありませぬ!!」


 いきなりの説教。グラマンでなければ縊り殺していたところだ。俺は内心で舌打ちをしながらも、平静を装って問い直す。


「分かっている。だが必要だ。案を出せ」


 グラマンは髭を扱きながら、当然といった様子で言った。


「ならば働くことですな!」


 働く? 


 その言葉の意味を、俺は一瞬理解できなかった。ああ、なるほど——俺に劣等のような真似をしろと言うのだな。貴族が自ら汗を流して働くなど、通常ならばあり得ない。それは劣等のすることだ。


 だが──まあ、それも良い。


 母上の為に働く。悪くない響きだ。むしろこの身を粉にして母上に尽くすことこそ、俺の至上の喜び。


「よかろう。だが、具体的に何をどう働けば良い?」


 グラマンは待ってましたとばかりに頷いた。


「さすがは坊ちゃま。話が早うございます。しかし、貴族が働くと申しましても、出来ることは限られております」


「構わん。言ってみろ」


「例えば、他家への魔術指導。あるいは、王宮での役職。しかしこれらは時間がかかります。手っ取り早く大金を、となりますと……」


 グラマンは思考を巡らせた後、ぽん、と手を打った。


「ございます! 一つだけ、ございますぞ!」


「なんだ」


「冒険者などどうでしょうか!」


 冒険者──国家に属さず、自らの力で魔物討伐や遺跡探索を生業とする者たち。確かに、高難易度の依頼をこなせば莫大な報酬が得られる。だが同時に、危険を伴う仕事でもある。貴族が、ましてや公爵家の嫡男がそんな野蛮な真似をするなど、前代未聞だ。


「……ほう」


 だが、俺は思わず口元を緩めた。


 危険? それがどうした。この俺に、危険などという概念は存在しない。むしろ、存分に力を振るえる好機ではないか。魔物を狩り、その素材を金に変える——実に単純明快な構図だ。


「グラマン、悪くない案だ。すぐに──」


「お待ちください!」


 突然、フェリが声を上げた。いつの間に戻っていたのか、扉の傍に立っている。


「若様を冒険者になどさせるわけには参りません! グラマン殿、あなたは何を考えているのですか!」


 フェリの普段の冷静さが崩れていた。その瞳には明らかな怒りが宿っている。


 グラマンは鼻を鳴らした。


「だまらっしゃい、小娘が!」


「こ、小娘!?」


 フェリが絶句する。グラマンは杖を床に突き立て、朗々と語り始めた。


「坊ちゃまはいずれアステール家を継ぐお方。そしてアステール家はただの貴族家にあらず! 始祖カカセオが遥か星界より降臨して以来、アステール家は常に世界の中心にあった……とされておる! まあ儂もそんな昔の話は知らんがな!」


 グラマンの声は部屋中に響き渡った。


「だがの、小娘よ。偉大なる血統を継ぐ者が、温室で育っていて良いはずがない! 坊ちゃまには様々な経験が必要じゃ。荒波に揉まれ、修羅場を潜り抜けてこそ、真の支配者となれるのじゃ!」


 フェリはグラマンの勢いに押されていたが、すぐに気を取り直した。


「……でしたら、私も若様に同行させていただきます! 若様お一人を危険な場所に行かせるわけには参りません。私が必ずお守りいたします」


「どうでもいい」


 俺は苛立ちを隠さずに言った。


「そんな些末な議論はどうでもいい。早く冒険者となった後のプランを考えろ。金を稼ぐ具体的な方法だ」


 グラマンは咳払いをして、再び話し始めた。


「はっ、失礼いたしました。実は坊ちゃま、この世界には様々な脅威が存在しております」


 グラマンの目が鋭く光った。


「古代遺跡に潜む守護獣、暴走した魔導兵器、そして──大魔獣と呼ばれる恐るべき存在たち。これらは通常の冒険者では太刀打ちできぬ強敵です。かつての魔王ですらそれらの存在を“災厄”と位置づけ、手を出さなかったほどです。ですがその分、討伐報酬は莫大です」


 グラマンは指を立てた。


「例えば、北方の氷原に棲むという『凍てつく災厄』フロストワイバーン。その討伐報酬は金貨十万枚。東の砂漠に君臨する『砂塵の暴君』デザートタイタンは金貨二十万枚。そして伝説級の大魔獣ともなれば──一攫千金ですじゃ!」


 グラマンの顔に、悪戯っぽい笑みが浮かんだ。


「坊ちゃまの実力ならばこれらの魔獣など朝飯前。あっという間に借金など返済できましょう」


 なるほど、確かに理に適っている。通常の依頼をこなすより、遥かに効率的だ。


「フェリ」


 俺は従者に視線を向けた。


「お前が同行したいなら勝手にしろ。だが、足手まといになるなら置いていく」


「承知いたしました、若様」


 フェリは深く頭を下げた。


「グラマン、冒険者登録の手続きをするにあたって必要なものを揃えろ。ただし──」


「承知しております。身分は秘匿、偽名を使用。変装も必要でございますな」


「うむ、佳きに」


 グラマンは話が早い所が好きだ。しかし説教臭い所は嫌いだ。


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作品紹介

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※ 20260119時点、第一章完まで毎日午前六時に投稿予約しています。
【ジャンル】(長編)ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話」
総合ポイント 1,068pt


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六十年間、何をやっても失敗し続けてきた男がいる。
幼稒園では振り付けを覚えられず、学校では成績も運動も最下位。
恋は告げられず、仕事ではミスを重ね、やがてリストラ。
期待されないことだけが彼の救いだった。
期待されなければ、失望されることもないからだ。
両親を看取り、五十五を過ぎた頃、彼は三十年ぶりに小説を書き始める。
題材は自分自身。
何の取り柄もない、救いようのない半生。
書き上げた原稿を、返事など期待せずに出版社へ送った。
──しかし。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「闇、搔き毟りて」
総合ポイント 0pt


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この記録集は、二〇二五年八月から九月にかけて起きた「灯之村発熱事件」に関する資料をまとめたものである。
事件の中心人物である花村園子(動画共有サイト「ViShare」チャンネル「SONOKO's Journey」運営者)は、二〇二五年九月十四日に交通事故を起こし重傷を負った。
退院後、彼女はすべてのSNSアカウントの更新を停止し、現在も消息不明となっている。

本記録集には以下の資料が含まれる。
・花村園子が撮影した映像の書き起こし
・関係者へのインタビュー記録
・ViShare動画およびコメント欄のアーカイブ
・SNS(Z、Picstagram等)の投稿記録
・インターネット掲示板の過去ログ
・メール・ダイレクトメッセージの記録
・行政文書(保健所報告書、村議会議事録等)
・新聞・週刊誌記事
・医学論文・学会報告
・郷土史料・古文書
・その他の関連資料

なお、プライバシー保護のため、一部の人名・地名は仮名としている。
また、資料の配列は時系列に沿っているが、一部編集を加えている箇所がある。

※ 本作は作者が去年のいつだったかにかいた「ヒツギノムラ」という因習村系ホラーをモキュメンタリー形式に仕立て直したものです。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「灯之村発熱事件 記録集」
総合ポイント 22pt


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魔力が絶対の価値を持つウェザリオ王国で「無能」と断じられた王子シャールと公爵令嬢セフィラ。
しかし彼らには万物を操る未知の力があった。
元王子と聡明な元令嬢は国を捨て、追手を退け、辺境の街で冒険者として再起する。


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「貴女を愛する事は、私にはできない」
──近衛騎士団長ガリューは、セレスティアにそういった。
そして彼女は人を辞めた。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「血と鉄と愛」
総合ポイント 114pt


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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。

※ 本作は 『なんか説得力のある婚約破棄 』 『なんか説得力のある元鞘』 の二編をコンテスト応募用にまとめたものです。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「つかず、離れず」
総合ポイント 122pt


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承認欲求の末路。
とあるウェブ小説作家の生きざまとくたばりざまを書いた恥小説。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「馬鹿面(ばかづら)」
総合ポイント 116pt


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「なんか説得力のある婚約破棄」(※ランキングタグにリンクあり)の後日談。
どうしようもない政治情勢で婚約を破棄せざるを得なかった王太子エルリックと公爵令嬢ライラ。
二人は優秀であり、優秀であるがゆえに道理を通せば国が滅びると理解し、愛を諦めたのだ。
しかし──
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「なんか説得力のある元鞘」
総合ポイント 2,432pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

よくある聖女召喚。
でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?

「可愛らしいですわね、小さな子犬が吠えているようで」

召喚された聖女は、王に向かってそう微笑んだ。
瘴気に覆われ滅亡の危機に瀕した王国。
起死回生を賭けた聖女召喚の儀式は成功し、銀髪に紫の瞳を持つ絶世の美女が現れる。
だが彼女は王の懇願をあっさりと断り、牢に繋がれても怯える様子すらない。
プルーウィアと名乗るその女は、周囲を見回してただ一言、「原始的ですわね」と呟いた。
そんな彼女を従わせようと脅す国王を、彼女は終始穏やかな笑みで見つめている。
まるで、人間が蟻の巣を眺めるような目で。
この「聖女」は一体何者なのか。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「よくある聖女召喚」
総合ポイント 4,852pt


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アイドルはうんちをしない。
これは比喩でも誇張でもなく、文字通りの事実である。
彼女たちの体内に入ったあらゆる物質はどのような毒性を帯びていようと完璧に無効化され、吸収されてしまう。
そんなアイドルが、アイドルたちが世界を救い、そして破滅させる話。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「アイドルはうんちをしない」
総合ポイント 202pt


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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「なんか説得力のある婚約破棄」
総合ポイント 6,264pt


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「品」──それが僕と亜里沙の決定的な違いだった。
亜里沙は二年付き合った恋人だ。
でも彼女は何をやるにも雑だった。
料理も、紅茶の淹れ方も、そして僕らが共有する「ある趣味」においても。
過程を楽しむことを知らず、すぐに結果だけを求める。
僕は彼女との日々に疲れていた。
だがそんなある日、見知らぬ男から届いたとあるメッセージ。
そこには、彼女のあられもない姿が映っていた。
そう、NTRという奴である。
怒るべき場面で僕が感じたのは、ただ一つの確信だった──やはり、彼女とは性格が合わない。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「性格の不一致」
総合ポイント 684pt


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信長公記、ほぼ史実。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「森蘭ギャル」
総合ポイント 720pt


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殺すことだけを教え込まれた軍人アシェルと、人の本心を見抜く力ゆえに孤立してきた王女キュルケ。
幼い頃から奇妙な絆で結ばれていた二人だが。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「後の月」
総合ポイント 224pt


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呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。

でも大丈夫(?)。

地球が三日後に滅びるそうだから、怖くない。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「メテオリック・エクソシズム」
総合ポイント 296pt


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勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「勇者に放置された魔王の末路」
総合ポイント 1,334pt


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男の生きざま、恋情。
ハーメルン、カクヨムから転載
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「ウィdンドウショオポイング」
総合ポイント 154pt


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帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
だが談話の果てに浮かび上がったのは──
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「阿呆鳥の連環」
総合ポイント 588pt


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職場のパワハラに苦しむ会社員・彩乃は、高校時代にいじめた相手・美月から勧められ、ストレス発散のため呪いグッズをフリマアプリで販売し始める。
しかし購入者たちが語る「被害者の声」は、かつて自分が加害者だった過去を否応なく突きつけてくる。
美月は許してくれた。
でも、許されていいのだろうか?
罪悪感に蝕まれ、眠れない夜を重ねる彩乃。
やがて購入者たちの呪いの対象に「報い」が訪れ始めたとき、彼女はある決断を下す。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ノロイ、ノロワレ」
総合ポイント 48pt


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ハルシオン王国──二百年前、この国は極度の男尊女卑社会であった。
女には相続権がなく、教育を受ける権利もなく、結婚相手を選ぶ自由さえ与えられていなかった。
女は道具であり、家畜であり、男の所有物に過ぎなかったのだ。
だが今は違う。
一部の男が──そして多数の女が国のあり方を変えた。
だが今度は逆の方向へ振り切ってしまっている。
ちょっとした事で「罪を償うために」と次々自裁していく男たちを前に、女王リディアをはじめ、女たちは社会の在り方を変えようとする。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「レミングス」
総合ポイント 126pt


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剣士カイトは勇者アルヴィンから追放を告げられた。
そして──!!!!!!
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「意識高い系勇者パーティから追放された俺の末路」
総合ポイント 19,366pt


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「私たち四人は対等なの」
──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「オープンマリッジ」
総合ポイント 128pt


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ジャズの良さがさっぱりわからん
【ジャンル】エッセイ〔その他〕
「ジャズとかよくわからん」
総合ポイント 0pt


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時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
日本でも霊務省が死刑囚を呪いの物件に送り込み、悪霊に始末させることでコストを削減するという悪趣味な制度が採用されている。
そんな中、ベテラン執行官・大佐貫はいつものように凶悪犯の処理に向かうのだが──
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ポイズン・エクソシズム」
総合ポイント 112pt


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ちょっとトッぱずれた世界観の短編を集めました。
目次──各話の簡単な概要は第一話の前書きに。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「トンチキな作品を集めた短編集」
総合ポイント 110pt


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夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「感電」
総合ポイント 318pt


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夜ごとに星が降る美しい国で、欲しいものは何でも手に入るワガママ王子。
ある日、メイドの大切な形見を無慈悲に捨てた彼は王の怒りに触れ、身一つで城を追い出されてしまいます。
孤独な旅の果てに王子が見つけたものとは
【ジャンル】童話〔その他〕
「星のきらきら」
総合ポイント 96pt


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電柱が自らの意思で根を張り、街を闊歩するようになった日本。
かつての大反乱を経て、人類は彼らとの奇妙な共存関係を築いていた。
人間とコンクリートの間に立ち、摩擦を仲裁するのが「電柱保安調整官」である佐山の仕事だ。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「電柱街」
総合ポイント 10pt


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不同意性交は死刑!!
そんな社会で男と女が恋をする。
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「君と僕の同意性交」
総合ポイント 84pt


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冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。

※ 本作は捜索用の為に執筆しました。
こんな感じの作品を読んだことありませんか?
どうしてもオリジナルが読みたくて、しかしタイトルを思い出せないので、仕方ないので書きました。
おおむねこんな感じの設定だったとおもいます。
もしあったら教えてください!DMでも感想でも構いません!
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」
総合ポイント 216pt


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鬼塚剛志は現場監督として赴任した京都で、正体不明の敵に精神を削られていた。
それは「京都弁」という名の、本音と建前が入り混じる魔宮であった。
職人の笑顔の裏にある真意が読めず、挨拶すらも攻撃に聞こえる日々。
蓄積されたストレスと疑心暗鬼が限界を超えた時、男の拳が禁断の解決策を選び取る。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「京都殺拳地獄(きょうとごろしこぶしのじごく)」
総合ポイント 46pt


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産後豹変した妻・絵里奈の苛烈な叱責に追い詰められる夫、洋平。
家庭に居場所を失った彼は怒りを糧に「完璧な仕事と育児」をこなして自らを死へ追いやるという狂気的な復讐にも似た自滅の道を歩み始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「夢の轍」
総合ポイント 136pt


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太平洋戦争架空戦記。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「白い悪魔」
総合ポイント 368pt


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甘い嘘よりも、冷徹な罵倒を。
裏切りの果てに少女が抱いた歪で抗いがたい執着の物語。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「花弁」
総合ポイント 114pt
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― 新着の感想 ―
やべーことになってきた
ギルドの金庫が枯渇する…!
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