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悪役令息はママがちゅき  作者: 埴輪庭
第1章「ママが好き」

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新たな女王

 ◆


 俺は掌中の黒い宝石をしげしげと眺めた。


 劣等血吸い虫♀の残骸が転がる床に、もう一つ、劣等血吸い虫♂が無様に転がっている。


 どちらも胸部、かつて心臓があったであろう場所にぽっかりと大きな穴が開いていた。


 フェリの見事な仕事である。


「“夜の雫”が、連中の心臓だったとはなあ」


 呟きながら、俺は再び手の中のそれに視線を落とす。


 それは吸い込まれるような深淵の黒。


 磨き上げた黒曜石のようでもあり、それでいて内部から仄かな光を放っているようにも見える。


 角度を変えるたびに、その表面を星屑のような微細な煌めきが走り、妖しいまでに美しい。


 まるで夜空そのものを一片切り取って固めたかのようだ。


 これが「夜の雫」。


 劣等全裸女の情報によれば、高位のアンデッドが心の底から生への希求を抱いた瞬間に、魂核から滴る“渇望の結晶”だという。


 なるほど、確かにこれは母上への贈り物として素材の一つに加える価値があるかもしれん。


 しかし俺はどこか不満だった。


「……どうにも、こう、しっくりこないな」


 この宝石の美しさは認める。


 希少性も申し分ないだろう。


 だが何かが違う。


 母上のお召し物、母上の纏う雰囲気、母上の存在そのものの気高さ。


 それらと完璧に調和する宝飾品を作り上げるには、この「夜の雫」だけでは何かが足りない。


 ──いやあるいは


 あるいは、余計なのかもしれん。


 この宝石が持つどす黒いまでの渇望の念。


 それが母上の清浄な肌に触れること自体、許されるべきではないような気もする。


 まあ加工の過程でそのあたりの穢れは浄化すれば済む話ではあるが。


「それともう一つは完全にダメだな。小さいし、色も薄い」


 俺は懐から先ほど劣等血吸い虫♂だったものから回収した、もう一つの「夜の雫」を取り出した。


 ♀のものと比べれば、一回りも二回りも小さい。


 色も深い黒というよりは、やや煤けたような濃い灰色に近い。


 艶も明らかに劣る。


 これでは、母上への贈り物に使うなど論外だ。


 せいぜいフェリかミーシャにでもくれてやるか、あるいは実験材料にするくらいが関の山だろう。


 俺は不満げに首を振った。


 この塔にはもう用はない。


 次の塔だ。


 期待したほどの成果は得られなかったが、まあ、手ぶらよりはマシか。


「フェリ」


 俺が呼びかけると、背後に控えていたフェリが音もなく一歩進み出た。


「あの劣等を連れてこい。この塔は潰すからな。趣味が悪い。いずれ母上が世界を掌握した時、母上の御世にこのような醜悪なものを残しておきたくはない」


「かしこまりました、若様」


 フェリは恭しく一礼すると、部屋の隅で未だ全裸のまま呆然と座り込んでいる劣等全裸女の方へ向かった。


 その女は俺たちのやり取りを理解できたのかできなかったのか、ただ虚ろな目で床の一点を見つめている。


 フェリは特に頓着する様子もなく、その女の腕を掴むと、まるで荷物でも運ぶかのように引きずって塔の外へと連れ出した。


 俺もそれに続く。


 塔から数十メトルほど離れた場所で、フェリはエイラを地面に無造作に放り出した。


 女は受け身も取れず、鈍い音を立てて地面に転がる。


 そのまま動かない。


 死んではいないようだが、精神的に限界なのだろう。


 まあどうでもいい。


 俺は塔へと向き直り、意識を集中する。


 この悪趣味な骨と肉塊の建造物を、正確に、かつ周囲に被害を出さずに消滅させる必要がある。


 座標を指定。


 対象は塔とその基礎部分。


 力の指向性と収束点を設定。


 ──グラウ・ヴ・オムニス・グレイ・ヴ・ニイル。振るえ、瞋恚の打擲


 静かに紡がれた言の葉が、大気に溶け込む。


 そして、俺は魔術の名を告げた。


 ──地極星母重鎖陣テラ・クレイドル


 瞬間。


 悪趣味な塔がまるで目に見えない巨大な何かに押し潰されるかのように、ゆっくりと、しかし確実に収縮を始めた。


 ぎしぎし、と骨が軋む音。


 ぶちぶち、と肉が引き千切れる音。


 それらの音すらも、発生と同時に塔の中心へと吸い込まれていく。


 塔を構成していたおびただしい数の犠牲者たちの骨や肉は、凄まじい重圧によって粉砕され、圧縮され、やがて元の形を留めない歪な塊へと変貌していく。


 破片一つ、塔の外へと飛び散ることはない。


 発生した超重力場が塔そのものを一個の閉鎖空間へと変えているからだ。


 やがて天を突くようにそびえ立っていた塔は、直径数メトルほどの球体へと成り果てた。


 そしてそれすらもさらに収縮し続け、最終的にはビー玉程度の大きさの黒く重い塊となって地面にめり込んだ。


 周囲の木々は葉の一枚すら揺れていない。


 完璧な仕事だ。


 ふと地面に転がったままの劣等女が目に入った。


 そういえばこいつは、仲間がどうとか言っていたな。


 助けて欲しいだったか。


「おい、劣等」


 俺が声をかけると女の肩がびくりと震えた。


 ゆっくりと顔を上げるその瞳には、もはや何の光も宿っていないように見えた。


「お前は仲間を助けて欲しいと言っていたな。一応、伝えておく。この塔に生ある者は俺たち以外に存在していなかったぞ。俺が感知した限りでは、だがな」


 本来ならばこのような情報をわざわざ劣等に教える義理など微塵もない。


 だが、まあ、あれだ。


「夜の雫」の作り方とやらを教えたことに対する、アフターサービスというやつだ。


 俺は存外律儀なのだ。


 俺の言葉を聞いた劣等女はしばらくの間虚ろな目で俺を見つめていた。


 やがてその瞳からぽろり、ぽろりと涙がこぼれ落ち始める。


 そして次の瞬間には、まるで堰を切ったようにわあわあと声を上げて泣き出した。


 赤ん坊のように、ただひたすらに。


 馬鹿みたいだな。


 俺は心底そう思った。


 ──が。


「劣等女、お前は仲間を喪ったんだったな。殺されたわけだ。汚らしいアンデッド共に──無惨に」


 俺は馬鹿みたいに泣きじゃくる劣等女に話しかける。


「哀れだとは思わないか?」


 俺の言葉に、女の嗚咽がわずかに途切れた。


「お前を信じてついてきた仲間たちは、お前の判断ミスによって命を落とした。当然お前は憎んでいるのだろう。お前の仲間を殺した連中のことを。だがな、劣等」


 俺はそこで言葉を切った。


 女の震えが、先ほどとは質の異なるものに変わったのが分かったからだ。


「お前が本当に憎いのは、お前自身なのではないか?」


 劣等女の目にぎらぎらとした光が宿った。


 虚ろだった瞳の奥に、ようやく人間らしい感情の色が戻ってきたようだ。


 それは憎悪。


 あるいは絶望。


 どちらでもいい。


「……何が……言いたいのですか」


 絞り出すような声。


 ぎりり、と歯を食いしばる音が静寂の中でやけに大きく聞こえる。


「怒ったか? 図星を突かれると、人は怒る。だがお前は劣等だ。人では──なぁい!」


 俺はそう言って、劣等女の頬をひっぱたいた。


 乾いた音が響く。


 女の顔が僅かに横に傾いだ。


「劣等、お前は劣等だ。大切なものを守れなかったのだからな。弱い、脆弱! 劣等! だが──まあしかし」


 俺は言いながら、劣等女の手元を見る。


 倒れた拍子に拾ったのだろう、劣等女が鋭く尖った石の欠片を握りしめている。


 その手首をフェリが握っているのでどうしようもないだろうが。


「俺に手向かおうとは見上げた根性だ。だから褒美をやる」


 俺はそう言って、意識を死霊術の構築へと集中させた。


 ダミアン──俺の生物学上の父であった男の蔵書より学んだ術だ。


 大して有用でもない埃の被った魔術体系ではあるが、今のこの場では有用だろう。


 この女の憎悪と絶望。


 そして、おそらくは仲間への未練。


 それらは良質な触媒となる。


 魔力での書き換えとは違い、アンデッドを一から再構築する場合にはそれなりに手間をかける必要があるのだ。


 ──魂なき虚ろなる影どもよ、血の盟約を今一度此処に結ばん。叶わぬ願い、無念の涙よ。我が呪われし魔道の道標となれ(モルス・サンクトゥム・ウェネフィキウム)


 そして、術式の名を告げる。


 ── 屍誓血讐縛霊呪ヘルデス・ネクサス


 俺の言葉と同時に、周囲の大地が蠢いた。


 黒く変色した土くれが盛り上がり、そこから次々とアンデッドが這い出してくる。


 腐臭を漂わせるゾンビの群れ。


 錆びた武具を纏ったスケルトン・ナイト。


 そして、首なしの黒鎧を纏ったデュラハンも数体。


 だが、それだけでは終わらない。


「あ、ああッ!?」


 劣等女が信じられないものを見たかのように目を見開いた。


 その視線の先、大地から湧き出たアンデッドたちとは別に、青白く揺らめく半透明の女戦士たちの姿がゆらりと現れていた。


 ファントム・ウォリアー。


 生前の姿を色濃く残した、強力な霊体アンデッドだ。


 三体の女戦士の霊。


 悲しげな目で劣等女を見つめている。


「マルシア……アリス……ミアッ!!」


「やはりお前の仲間とやらは死んでいたな。それでだ。こいつらも含めて、ここにいるアンデッドたちの指揮権をくれてやろう」


 俺は無造作にアンデッドたちを指し示した。


「だから殺せ。復讐を成せ。俺はあと二つの塔を落とし、“夜の雫”を手に入れる必要がある。そのための露払いをお前がしろ。良いな?」


 劣等女はしばしファントムたちと俺の顔を交互に見つめていた。


 その瞳の中で、様々な感情が渦巻いているのが見て取れた。


 やがて劣等女はゆっくりと、俺の前に跪き──。


「……はい、我が主よ」


 その声にはもはや先程までの弱々しさは欠片もなかった。


 あるのは決意だけだ。


「では行け」


 俺が言うと、劣等女はふらふらとした足取りで森の奥へと消えていった。


 それを見送り、俺は母上の言葉に想いを馳せる。


 ──『ハイン……力のある者は、いえ、力のある者だからこそ、下々の想いを汲んでやらねばならない時もあるのです。言いなりになれというわけではありません。彼らが何を望み、何に苦しみ、何に怒りを感じているのか。それを知ろうとすること。それもまた、上に立つ者の務めの一つなのですよ。ただ力を振りかざすだけでは、真の支配は成り立ちません。時には慈悲を、時には厳格さを。そして何よりも、彼らが自らの意志で貴方に従うように導くこと。それこそが、真の貴族の在り方というものでしょう』


 ああ、母上……ママ。


 ()はママの思う貴族足りえているでしょうか。

新作「お姉さんと僕」(ローファン)もよろしくおねがいしまーす。八尺様バディもの

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作品紹介

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※ 20260119時点、第一章完まで毎日午前六時に投稿予約しています。
【ジャンル】(長編)ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話」
総合ポイント 1,068pt


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六十年間、何をやっても失敗し続けてきた男がいる。
幼稒園では振り付けを覚えられず、学校では成績も運動も最下位。
恋は告げられず、仕事ではミスを重ね、やがてリストラ。
期待されないことだけが彼の救いだった。
期待されなければ、失望されることもないからだ。
両親を看取り、五十五を過ぎた頃、彼は三十年ぶりに小説を書き始める。
題材は自分自身。
何の取り柄もない、救いようのない半生。
書き上げた原稿を、返事など期待せずに出版社へ送った。
──しかし。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「闇、搔き毟りて」
総合ポイント 0pt


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この記録集は、二〇二五年八月から九月にかけて起きた「灯之村発熱事件」に関する資料をまとめたものである。
事件の中心人物である花村園子(動画共有サイト「ViShare」チャンネル「SONOKO's Journey」運営者)は、二〇二五年九月十四日に交通事故を起こし重傷を負った。
退院後、彼女はすべてのSNSアカウントの更新を停止し、現在も消息不明となっている。

本記録集には以下の資料が含まれる。
・花村園子が撮影した映像の書き起こし
・関係者へのインタビュー記録
・ViShare動画およびコメント欄のアーカイブ
・SNS(Z、Picstagram等)の投稿記録
・インターネット掲示板の過去ログ
・メール・ダイレクトメッセージの記録
・行政文書(保健所報告書、村議会議事録等)
・新聞・週刊誌記事
・医学論文・学会報告
・郷土史料・古文書
・その他の関連資料

なお、プライバシー保護のため、一部の人名・地名は仮名としている。
また、資料の配列は時系列に沿っているが、一部編集を加えている箇所がある。

※ 本作は作者が去年のいつだったかにかいた「ヒツギノムラ」という因習村系ホラーをモキュメンタリー形式に仕立て直したものです。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「灯之村発熱事件 記録集」
総合ポイント 22pt


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魔力が絶対の価値を持つウェザリオ王国で「無能」と断じられた王子シャールと公爵令嬢セフィラ。
しかし彼らには万物を操る未知の力があった。
元王子と聡明な元令嬢は国を捨て、追手を退け、辺境の街で冒険者として再起する。


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「貴女を愛する事は、私にはできない」
──近衛騎士団長ガリューは、セレスティアにそういった。
そして彼女は人を辞めた。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「血と鉄と愛」
総合ポイント 114pt


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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。

※ 本作は 『なんか説得力のある婚約破棄 』 『なんか説得力のある元鞘』 の二編をコンテスト応募用にまとめたものです。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「つかず、離れず」
総合ポイント 122pt


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承認欲求の末路。
とあるウェブ小説作家の生きざまとくたばりざまを書いた恥小説。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「馬鹿面(ばかづら)」
総合ポイント 116pt


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「なんか説得力のある婚約破棄」(※ランキングタグにリンクあり)の後日談。
どうしようもない政治情勢で婚約を破棄せざるを得なかった王太子エルリックと公爵令嬢ライラ。
二人は優秀であり、優秀であるがゆえに道理を通せば国が滅びると理解し、愛を諦めたのだ。
しかし──
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「なんか説得力のある元鞘」
総合ポイント 2,432pt


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よくある聖女召喚。
でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?

「可愛らしいですわね、小さな子犬が吠えているようで」

召喚された聖女は、王に向かってそう微笑んだ。
瘴気に覆われ滅亡の危機に瀕した王国。
起死回生を賭けた聖女召喚の儀式は成功し、銀髪に紫の瞳を持つ絶世の美女が現れる。
だが彼女は王の懇願をあっさりと断り、牢に繋がれても怯える様子すらない。
プルーウィアと名乗るその女は、周囲を見回してただ一言、「原始的ですわね」と呟いた。
そんな彼女を従わせようと脅す国王を、彼女は終始穏やかな笑みで見つめている。
まるで、人間が蟻の巣を眺めるような目で。
この「聖女」は一体何者なのか。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「よくある聖女召喚」
総合ポイント 4,852pt


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アイドルはうんちをしない。
これは比喩でも誇張でもなく、文字通りの事実である。
彼女たちの体内に入ったあらゆる物質はどのような毒性を帯びていようと完璧に無効化され、吸収されてしまう。
そんなアイドルが、アイドルたちが世界を救い、そして破滅させる話。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「アイドルはうんちをしない」
総合ポイント 202pt


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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「なんか説得力のある婚約破棄」
総合ポイント 6,264pt


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「品」──それが僕と亜里沙の決定的な違いだった。
亜里沙は二年付き合った恋人だ。
でも彼女は何をやるにも雑だった。
料理も、紅茶の淹れ方も、そして僕らが共有する「ある趣味」においても。
過程を楽しむことを知らず、すぐに結果だけを求める。
僕は彼女との日々に疲れていた。
だがそんなある日、見知らぬ男から届いたとあるメッセージ。
そこには、彼女のあられもない姿が映っていた。
そう、NTRという奴である。
怒るべき場面で僕が感じたのは、ただ一つの確信だった──やはり、彼女とは性格が合わない。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「性格の不一致」
総合ポイント 684pt


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信長公記、ほぼ史実。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「森蘭ギャル」
総合ポイント 720pt


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殺すことだけを教え込まれた軍人アシェルと、人の本心を見抜く力ゆえに孤立してきた王女キュルケ。
幼い頃から奇妙な絆で結ばれていた二人だが。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「後の月」
総合ポイント 224pt


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呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。

でも大丈夫(?)。

地球が三日後に滅びるそうだから、怖くない。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「メテオリック・エクソシズム」
総合ポイント 296pt


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勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「勇者に放置された魔王の末路」
総合ポイント 1,334pt


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男の生きざま、恋情。
ハーメルン、カクヨムから転載
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「ウィdンドウショオポイング」
総合ポイント 154pt


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帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
だが談話の果てに浮かび上がったのは──
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「阿呆鳥の連環」
総合ポイント 588pt


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職場のパワハラに苦しむ会社員・彩乃は、高校時代にいじめた相手・美月から勧められ、ストレス発散のため呪いグッズをフリマアプリで販売し始める。
しかし購入者たちが語る「被害者の声」は、かつて自分が加害者だった過去を否応なく突きつけてくる。
美月は許してくれた。
でも、許されていいのだろうか?
罪悪感に蝕まれ、眠れない夜を重ねる彩乃。
やがて購入者たちの呪いの対象に「報い」が訪れ始めたとき、彼女はある決断を下す。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ノロイ、ノロワレ」
総合ポイント 48pt


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ハルシオン王国──二百年前、この国は極度の男尊女卑社会であった。
女には相続権がなく、教育を受ける権利もなく、結婚相手を選ぶ自由さえ与えられていなかった。
女は道具であり、家畜であり、男の所有物に過ぎなかったのだ。
だが今は違う。
一部の男が──そして多数の女が国のあり方を変えた。
だが今度は逆の方向へ振り切ってしまっている。
ちょっとした事で「罪を償うために」と次々自裁していく男たちを前に、女王リディアをはじめ、女たちは社会の在り方を変えようとする。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「レミングス」
総合ポイント 126pt


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剣士カイトは勇者アルヴィンから追放を告げられた。
そして──!!!!!!
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「意識高い系勇者パーティから追放された俺の末路」
総合ポイント 19,366pt


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「私たち四人は対等なの」
──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「オープンマリッジ」
総合ポイント 128pt


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ジャズの良さがさっぱりわからん
【ジャンル】エッセイ〔その他〕
「ジャズとかよくわからん」
総合ポイント 0pt


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時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
日本でも霊務省が死刑囚を呪いの物件に送り込み、悪霊に始末させることでコストを削減するという悪趣味な制度が採用されている。
そんな中、ベテラン執行官・大佐貫はいつものように凶悪犯の処理に向かうのだが──
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ポイズン・エクソシズム」
総合ポイント 112pt


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ちょっとトッぱずれた世界観の短編を集めました。
目次──各話の簡単な概要は第一話の前書きに。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「トンチキな作品を集めた短編集」
総合ポイント 110pt


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夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「感電」
総合ポイント 318pt


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夜ごとに星が降る美しい国で、欲しいものは何でも手に入るワガママ王子。
ある日、メイドの大切な形見を無慈悲に捨てた彼は王の怒りに触れ、身一つで城を追い出されてしまいます。
孤独な旅の果てに王子が見つけたものとは
【ジャンル】童話〔その他〕
「星のきらきら」
総合ポイント 96pt


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電柱が自らの意思で根を張り、街を闊歩するようになった日本。
かつての大反乱を経て、人類は彼らとの奇妙な共存関係を築いていた。
人間とコンクリートの間に立ち、摩擦を仲裁するのが「電柱保安調整官」である佐山の仕事だ。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「電柱街」
総合ポイント 10pt


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不同意性交は死刑!!
そんな社会で男と女が恋をする。
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「君と僕の同意性交」
総合ポイント 84pt


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冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。

※ 本作は捜索用の為に執筆しました。
こんな感じの作品を読んだことありませんか?
どうしてもオリジナルが読みたくて、しかしタイトルを思い出せないので、仕方ないので書きました。
おおむねこんな感じの設定だったとおもいます。
もしあったら教えてください!DMでも感想でも構いません!
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」
総合ポイント 216pt


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鬼塚剛志は現場監督として赴任した京都で、正体不明の敵に精神を削られていた。
それは「京都弁」という名の、本音と建前が入り混じる魔宮であった。
職人の笑顔の裏にある真意が読めず、挨拶すらも攻撃に聞こえる日々。
蓄積されたストレスと疑心暗鬼が限界を超えた時、男の拳が禁断の解決策を選び取る。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「京都殺拳地獄(きょうとごろしこぶしのじごく)」
総合ポイント 46pt


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産後豹変した妻・絵里奈の苛烈な叱責に追い詰められる夫、洋平。
家庭に居場所を失った彼は怒りを糧に「完璧な仕事と育児」をこなして自らを死へ追いやるという狂気的な復讐にも似た自滅の道を歩み始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「夢の轍」
総合ポイント 136pt


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太平洋戦争架空戦記。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「白い悪魔」
総合ポイント 368pt


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甘い嘘よりも、冷徹な罵倒を。
裏切りの果てに少女が抱いた歪で抗いがたい執着の物語。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「花弁」
総合ポイント 114pt
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― 新着の感想 ―
ハイン様立派になって・・・。 これにはママもにっこり!
信じて送り出した聖女候補が… 元気そうだからヨシ!
ママの教育が良いから、ぼっちゃんがこんな立派に(ほろり)
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