表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令息はママがちゅき  作者: 埴輪庭
第1章「ママが好き」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

46/143

老雄⓷

 ◆◆◆


「儂も老いたか。竜姿りゅうしを取らせてしまうとはの。が──」


 まあこんなもんじゃろうな、とグラマンは思いながら要塞の回廊を駆けていく。


 その腕には人の頭部程の球状の何かが抱えられていた。


 ねばつく透明の液体で覆われており、色は青い──即ち、氷竜眼である。


 ファリスとの闘いの()()()だ。


 勿論グラマンも無傷ではない。


 全身ボロボロで、言ってしまえば重傷を負っていた。


 死んでいてもおかしくないほどの傷を負っているのに、グラマンの動きにはまるで淀みがない。


 先ほどまでの激戦で左腕は肩から千切れかけ、背中の辺りからは大量の血が滲んでいる。


 それでもグラマンは息を乱すことなく回廊を駆け抜けていた。


 痛みを痛みとして認識せず、外部の情報として認識する業を身に着けているのだ。


 床には魔族たちの血や肉片が散乱しており、鼻を突く鉄臭さが充満している。


 それらを一瞥することすらなく、グラマンはずん、と足を踏み出すたびに瓦礫を跳ねのけ、暗い通路をまっすぐに進んでいく。


 目指すのは要塞の最上階。


 上階への最後の石段を飛び越えるように駆け上がると、広間一面が黒い泥沼に沈んでいた。


「オーマめ、食い散らかしおって……公爵家に仕える者としての自覚がないわい」


 タールのようにねっとりとした液体が波を打ち、吸い込むだけで命を削り取る瘴気を吐き出している。


 泥沼の中で魔族の兵たちがもがいていたが、その体は半ば溶けかかっているのか、あるいは意識を失いかけているのか、救いを求める声ですら途切れがちだ。


 グラマンはその光景を冷えた瞳で見据えたまま、まったく躊躇せず、ズブリと足を踏み入れた。


 足首まで沈み込み、粘液が傷口に染み込みそうなほどの激痛があっても、彼の表情には何の変化も起きない。


「オーマ、帰るぞ! 準備をせい!」


 床全体を覆う黒い泥沼に向かって、グラマンが怒鳴りつける。


 すると泥沼はガボリと穴を開けるように波紋を広げ、中心が渦を巻いて一点に収束し始めた。


 濃厚な黒が寄り集まっていくその様は、まるで瘴気そのものが意思を持って集結するかのようだ。


 そうして形成すは竜の似姿。


 旧魔王軍西方方面軍師団長シャルキを()()事で、オーマは竜というモノを知った。


 グラマンはその背へと跳躍する。


「行くぞ」


 そう一言だけ発すると、オーマが翼を大きく広げた。


 冷たい突風が漆黒の液体を散らし、魔族兵たちが恨みがましい声を上げる暇もなく、その身体は闇に巻き込まれ、あちこちへと吹き飛んでいく。


 次の瞬間、オーマは要塞の外壁を一気に蹴破るように突進し、そのまま廃墟めいたダルクヘイムの夜空へ消え去っていった。


 ◆◆◆


 それから暫く経ち。


 要塞内は随分と騒がしくなっていた。


 最上階からずり落ちた石片が、ガラガラと甲高い音を立てて転がっていく。


 生き残った者たちは突然の急襲に慌てふためいている。


 大広間はひどい惨状だった。


 かつての壮麗さはもはや見る影もなく、広間の床はほとんどが剥がれ落ち、天井の装飾は粉々に砕け散っている。


 そこに一人の女性──青い髪を血で汚したファリスが倒れていた。


 片方の眼はえぐり取られ、そこから生々しい体液が滲み出している。


 全身に無数の傷を負ったその姿は、遠目には完全に息絶えているかのように見えた。


「ファ、ファリス師団長……!」


 助けを求めるかのように小声で呼ぶ魔族兵たちが数人、ファリスの周囲に集まってくる。


 恐る恐るその体を抱き上げようとした瞬間、ファリスの唇がかすかに震えた。


「生きてるぞ! 手当を急げ!」


 一人が必死の声で叫ぶと、周囲の魔族兵も動揺をこらえながら応急処置の準備を始める。


 凍気を帯びる彼女の身体に触れるのは危険だが、そんなことを言っている場合ではない。


 何とかしてこの場で止血しなければ、いつ息が止まってもおかしくない状態だ。


「くそ……傷が深すぎる」


「魔力を注げ! 惜しむな!」


 大広間に声が響く。


 だが重篤な損傷と氷竜特有の耐性が複雑に絡み合い、上手く血を止められない。


 それでも諦めずに魔力を送り続ける兵たちの姿は、もう「戦い」ではなく、「祈り」に近かった。


 ◆◆◆


 ここはダルクヘイムからやや離れた場所に位置する巨大な洞窟だ。


 そこは天井が異様に高く、奥深い場所に溶岩の流れが封じ込められているらしく、時折ごう、と地鳴りのような唸りが響く。


 魔竜イグドラはこの洞窟の奥を住処としていた。


 そんなイグドラのもとに青ざめた顔の魔族が駆け込んできたのは、まさにグラマンとオーマが要塞を去った直後だった。


「ご報告いたします……要塞が、何者かの襲撃を受け……」


 荒い息を整えようとしながら、魔族がそれだけを言うと、イグドラはバッと立ち上がる。


 竜眼が燃え上がる赫怒によって赤味を帯びる


「なにィ!?」


 イグドラは言葉を途切れさせ、既に怒りに満ちた顔を歪めている。


 竜化せずとも、彼の存在感は周囲を圧倒するほどだった。


「ファリスは何をしていた!」


「そ、それが襲撃者によって──」


 イグドラは伝令の魔族の言葉が信じられない。


 氷竜ファリスはこの要塞でイグドラの次に強いからだ。


 しかしこんな事で伝令が虚報を伝えるはずもない。


 イグドラが要塞に着いた時、そこにはもう敵の姿はなかった。


 人の姿を毛嫌いするイグドラは要塞の外で報告を待つ。


 すぐに息を切らせた魔族兵がイグドラを見つけ、状況を報告した。


 ファリスが大広間で重傷を負い、今まさに生死の境を彷徨っていること。


 襲撃者はわずかな人数か、あるいは単独に近い規模だったにもかかわらず、桁外れの力で城の守りを突破していったということ。


 イグドラは歯噛みをしながらそれを聞き──


 苛立ちを噛み殺すように低く唸ると、空へと飛び立った。


 しかし、どれだけ目を凝らしても襲撃者らしき影は見当たらない。


 怒りに任せて空を旋回し、咆哮を轟かせるイグドラ。


 やがてイグドラは苦しげに息を吐き、ふと一つの疑念を抱く。


 ──魔王様の事と何か関係があるのか……? 


 と。


 旧魔王軍の限られた者たち……力のある者たちは魔王ベルゼイの "声" を聞く事が出来る。


 その声が少し前に途絶えたのだ。


 イグドラは魔王ベルゼイがガイネス帝国皇帝ヴァルフリードの元へ潜ませていた部下から、受肉の儀の準備が整ったとして報告を受けていた。


 しかし魔王ベルゼイが帝国へ向かったきり、 "声"は途絶え、何の音沙汰もない。


「まさか、勇者が……?」


 イグドラはその可能性がないとは言いきれなかった。


「しかし勇者が既に選定されていたとしても、その力を振るうには長い修練が必要のはず……」


 選定されたばかりの勇者が魔力体とはいえ魔王ベルゼイを滅ぼせるはずがないと思うがしかし、現実問題として魔王ベルゼイは帰還せず、多くの魔族が討たれてしまっている。


「仮に勇者ではないとすれば、 帝国には"何" がいるのだ……? 」


 イグドラはネザシア海の彼方を睨みつける。


 海面では荒れ狂う波が間断なく発生し、無数の漆黒の牙がはえている様にも見える──そんな荒海を一際明るく輝く "極星" が照らし上げていた。

ハインちゃま

挿絵(By みてみん)


ママ

挿絵(By みてみん)


エスメラルダ

挿絵(By みてみん)


アゼル

挿絵(By みてみん)


セレナ(影の薄い聖女)

挿絵(By みてみん)


ガッデム

挿絵(By みてみん)


フェリ

挿絵(By みてみん)


オーマ

挿絵(By みてみん)


グラマン

挿絵(By みてみん)

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作品紹介

━━━━━━━━━━━━━━━━


※ 20260119時点、第一章完まで毎日午前六時に投稿予約しています。
【ジャンル】(長編)ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話」
総合ポイント 1,068pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

六十年間、何をやっても失敗し続けてきた男がいる。
幼稒園では振り付けを覚えられず、学校では成績も運動も最下位。
恋は告げられず、仕事ではミスを重ね、やがてリストラ。
期待されないことだけが彼の救いだった。
期待されなければ、失望されることもないからだ。
両親を看取り、五十五を過ぎた頃、彼は三十年ぶりに小説を書き始める。
題材は自分自身。
何の取り柄もない、救いようのない半生。
書き上げた原稿を、返事など期待せずに出版社へ送った。
──しかし。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「闇、搔き毟りて」
総合ポイント 0pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

この記録集は、二〇二五年八月から九月にかけて起きた「灯之村発熱事件」に関する資料をまとめたものである。
事件の中心人物である花村園子(動画共有サイト「ViShare」チャンネル「SONOKO's Journey」運営者)は、二〇二五年九月十四日に交通事故を起こし重傷を負った。
退院後、彼女はすべてのSNSアカウントの更新を停止し、現在も消息不明となっている。

本記録集には以下の資料が含まれる。
・花村園子が撮影した映像の書き起こし
・関係者へのインタビュー記録
・ViShare動画およびコメント欄のアーカイブ
・SNS(Z、Picstagram等)の投稿記録
・インターネット掲示板の過去ログ
・メール・ダイレクトメッセージの記録
・行政文書(保健所報告書、村議会議事録等)
・新聞・週刊誌記事
・医学論文・学会報告
・郷土史料・古文書
・その他の関連資料

なお、プライバシー保護のため、一部の人名・地名は仮名としている。
また、資料の配列は時系列に沿っているが、一部編集を加えている箇所がある。

※ 本作は作者が去年のいつだったかにかいた「ヒツギノムラ」という因習村系ホラーをモキュメンタリー形式に仕立て直したものです。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「灯之村発熱事件 記録集」
総合ポイント 22pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

魔力が絶対の価値を持つウェザリオ王国で「無能」と断じられた王子シャールと公爵令嬢セフィラ。
しかし彼らには万物を操る未知の力があった。
元王子と聡明な元令嬢は国を捨て、追手を退け、辺境の街で冒険者として再起する。


━━━━━━━━━━━━━━━━

「貴女を愛する事は、私にはできない」
──近衛騎士団長ガリューは、セレスティアにそういった。
そして彼女は人を辞めた。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「血と鉄と愛」
総合ポイント 114pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。

※ 本作は 『なんか説得力のある婚約破棄 』 『なんか説得力のある元鞘』 の二編をコンテスト応募用にまとめたものです。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「つかず、離れず」
総合ポイント 122pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

承認欲求の末路。
とあるウェブ小説作家の生きざまとくたばりざまを書いた恥小説。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「馬鹿面(ばかづら)」
総合ポイント 116pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

「なんか説得力のある婚約破棄」(※ランキングタグにリンクあり)の後日談。
どうしようもない政治情勢で婚約を破棄せざるを得なかった王太子エルリックと公爵令嬢ライラ。
二人は優秀であり、優秀であるがゆえに道理を通せば国が滅びると理解し、愛を諦めたのだ。
しかし──
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「なんか説得力のある元鞘」
総合ポイント 2,432pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

よくある聖女召喚。
でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?

「可愛らしいですわね、小さな子犬が吠えているようで」

召喚された聖女は、王に向かってそう微笑んだ。
瘴気に覆われ滅亡の危機に瀕した王国。
起死回生を賭けた聖女召喚の儀式は成功し、銀髪に紫の瞳を持つ絶世の美女が現れる。
だが彼女は王の懇願をあっさりと断り、牢に繋がれても怯える様子すらない。
プルーウィアと名乗るその女は、周囲を見回してただ一言、「原始的ですわね」と呟いた。
そんな彼女を従わせようと脅す国王を、彼女は終始穏やかな笑みで見つめている。
まるで、人間が蟻の巣を眺めるような目で。
この「聖女」は一体何者なのか。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「よくある聖女召喚」
総合ポイント 4,852pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

アイドルはうんちをしない。
これは比喩でも誇張でもなく、文字通りの事実である。
彼女たちの体内に入ったあらゆる物質はどのような毒性を帯びていようと完璧に無効化され、吸収されてしまう。
そんなアイドルが、アイドルたちが世界を救い、そして破滅させる話。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「アイドルはうんちをしない」
総合ポイント 202pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「なんか説得力のある婚約破棄」
総合ポイント 6,264pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

「品」──それが僕と亜里沙の決定的な違いだった。
亜里沙は二年付き合った恋人だ。
でも彼女は何をやるにも雑だった。
料理も、紅茶の淹れ方も、そして僕らが共有する「ある趣味」においても。
過程を楽しむことを知らず、すぐに結果だけを求める。
僕は彼女との日々に疲れていた。
だがそんなある日、見知らぬ男から届いたとあるメッセージ。
そこには、彼女のあられもない姿が映っていた。
そう、NTRという奴である。
怒るべき場面で僕が感じたのは、ただ一つの確信だった──やはり、彼女とは性格が合わない。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「性格の不一致」
総合ポイント 684pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

信長公記、ほぼ史実。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「森蘭ギャル」
総合ポイント 720pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

殺すことだけを教え込まれた軍人アシェルと、人の本心を見抜く力ゆえに孤立してきた王女キュルケ。
幼い頃から奇妙な絆で結ばれていた二人だが。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「後の月」
総合ポイント 224pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。

でも大丈夫(?)。

地球が三日後に滅びるそうだから、怖くない。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「メテオリック・エクソシズム」
総合ポイント 296pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「勇者に放置された魔王の末路」
総合ポイント 1,334pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

男の生きざま、恋情。
ハーメルン、カクヨムから転載
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「ウィdンドウショオポイング」
総合ポイント 154pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
だが談話の果てに浮かび上がったのは──
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「阿呆鳥の連環」
総合ポイント 588pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

職場のパワハラに苦しむ会社員・彩乃は、高校時代にいじめた相手・美月から勧められ、ストレス発散のため呪いグッズをフリマアプリで販売し始める。
しかし購入者たちが語る「被害者の声」は、かつて自分が加害者だった過去を否応なく突きつけてくる。
美月は許してくれた。
でも、許されていいのだろうか?
罪悪感に蝕まれ、眠れない夜を重ねる彩乃。
やがて購入者たちの呪いの対象に「報い」が訪れ始めたとき、彼女はある決断を下す。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ノロイ、ノロワレ」
総合ポイント 48pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ハルシオン王国──二百年前、この国は極度の男尊女卑社会であった。
女には相続権がなく、教育を受ける権利もなく、結婚相手を選ぶ自由さえ与えられていなかった。
女は道具であり、家畜であり、男の所有物に過ぎなかったのだ。
だが今は違う。
一部の男が──そして多数の女が国のあり方を変えた。
だが今度は逆の方向へ振り切ってしまっている。
ちょっとした事で「罪を償うために」と次々自裁していく男たちを前に、女王リディアをはじめ、女たちは社会の在り方を変えようとする。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「レミングス」
総合ポイント 126pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

剣士カイトは勇者アルヴィンから追放を告げられた。
そして──!!!!!!
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「意識高い系勇者パーティから追放された俺の末路」
総合ポイント 19,366pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

「私たち四人は対等なの」
──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「オープンマリッジ」
総合ポイント 128pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ジャズの良さがさっぱりわからん
【ジャンル】エッセイ〔その他〕
「ジャズとかよくわからん」
総合ポイント 0pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
日本でも霊務省が死刑囚を呪いの物件に送り込み、悪霊に始末させることでコストを削減するという悪趣味な制度が採用されている。
そんな中、ベテラン執行官・大佐貫はいつものように凶悪犯の処理に向かうのだが──
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ポイズン・エクソシズム」
総合ポイント 112pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ちょっとトッぱずれた世界観の短編を集めました。
目次──各話の簡単な概要は第一話の前書きに。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「トンチキな作品を集めた短編集」
総合ポイント 110pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「感電」
総合ポイント 318pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

夜ごとに星が降る美しい国で、欲しいものは何でも手に入るワガママ王子。
ある日、メイドの大切な形見を無慈悲に捨てた彼は王の怒りに触れ、身一つで城を追い出されてしまいます。
孤独な旅の果てに王子が見つけたものとは
【ジャンル】童話〔その他〕
「星のきらきら」
総合ポイント 96pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

電柱が自らの意思で根を張り、街を闊歩するようになった日本。
かつての大反乱を経て、人類は彼らとの奇妙な共存関係を築いていた。
人間とコンクリートの間に立ち、摩擦を仲裁するのが「電柱保安調整官」である佐山の仕事だ。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「電柱街」
総合ポイント 10pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

不同意性交は死刑!!
そんな社会で男と女が恋をする。
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「君と僕の同意性交」
総合ポイント 84pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。

※ 本作は捜索用の為に執筆しました。
こんな感じの作品を読んだことありませんか?
どうしてもオリジナルが読みたくて、しかしタイトルを思い出せないので、仕方ないので書きました。
おおむねこんな感じの設定だったとおもいます。
もしあったら教えてください!DMでも感想でも構いません!
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」
総合ポイント 216pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

鬼塚剛志は現場監督として赴任した京都で、正体不明の敵に精神を削られていた。
それは「京都弁」という名の、本音と建前が入り混じる魔宮であった。
職人の笑顔の裏にある真意が読めず、挨拶すらも攻撃に聞こえる日々。
蓄積されたストレスと疑心暗鬼が限界を超えた時、男の拳が禁断の解決策を選び取る。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「京都殺拳地獄(きょうとごろしこぶしのじごく)」
総合ポイント 46pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

産後豹変した妻・絵里奈の苛烈な叱責に追い詰められる夫、洋平。
家庭に居場所を失った彼は怒りを糧に「完璧な仕事と育児」をこなして自らを死へ追いやるという狂気的な復讐にも似た自滅の道を歩み始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「夢の轍」
総合ポイント 136pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

太平洋戦争架空戦記。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「白い悪魔」
総合ポイント 368pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

甘い嘘よりも、冷徹な罵倒を。
裏切りの果てに少女が抱いた歪で抗いがたい執着の物語。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「花弁」
総合ポイント 114pt
```
― 新着の感想 ―
>痛みを痛みとして認識せず、外部の情報として認識する業を身に着けているのだ。 これはハインの師匠ですわ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ