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悪役令息はママがちゅき  作者: 埴輪庭
第1章「ママが好き」

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44/143

老雄

 ◆


 城の近くで少し派手にやり過ぎてしまったか? 


 まあ隠蔽はしたし、問題はないだろう。


 それにあれくらいは必要な相手ではあった。


 もしかしたら魔王だとか魔神だとか、そういう類の相手だったのかもしれない──なんて事はないか。


 何と言っても魔力が臭すぎる。


 腐肉のような匂いで、ああいうものを焼き払うにはそれなりに手順が必要だ。


 下手に加減をすればどこぞへ匂いが散ってしまうからな。


 そうして俺は母上の待つ馬車へ戻った。


「母上、帝城を脅かす不埒者を成敗致しました」


 母上は困惑しきりのご様子だった。


 俺の言葉を聞きながら、何度か帝城のほうを振り返っては最後にため息をついて俺の頭にそっと手を伸ばす。


「よくやりましたね、ハイン」


 俺は内心でほっとする。


 褒められて嬉しいのはもちろんだが、母上の表情が和らいだのが何よりも大きい。


 フェリも「お見事です、若様」と飽きもせず繰り返すが、これはフェリの決まり文句というか口癖みたいなものだから、あまり特別な感慨はない。


 忠誠心が高い事は結構なのだが、フェリは俺が何をしても「お見事です」としか言わないのだ。


 この前なんて衣服の乱れを直したら褒めてきたものだから、馬鹿にされているのかと──思わなかった。


 これが口先だけで言っているのならば俺も思う所はあるが、心の底から言っているので俺も文句は言えない。


 それよりも母上の安堵した様子を見られただけで、今は十分だった。


「ハイン、聞いていい事なのかわからないのだけれど、さっき空で何があったのか詳しく教えてくれると嬉しいわ」


 母上がそう言うと、俺は軽く頷いた。


 さきほどの戦い──否、あれを戦いと呼ぶべきかどうかは少し迷うが、その顛末を説明する。


 ひと通り語り終えると、母上は唇をきゅっと結んで「まさか、旧魔王軍……」と沈んだ声音で呟いた。


 旧魔王軍──そういえばそんな連中がいた。


 先日の劣等トカゲ共も確かそうだったか。


 どうやらまたぞろ帝国へ喧嘩を売りにきているのかもしれない。


 残飯の様な嫌な腐臭の漂う魔力だった。


 少なくとも劣等トカゲなんぞとは格が違う、取り扱いを間違ってはならない──う~ん、例えていうならば毒虫だろうか。


 それにしても劣等は劣等なりに岩の下で蠢く虫けらの様に謙虚に暮らしていれば良いものを──


 なるほど、旧魔王軍か。


 これまでは視界にも入れていなかったが、自ら駆除されたがっているとあらば致し方あるまい。


「母上、ご安心ください。近日中にその不届き者めらにアステール公爵家の威光を知らしめてご覧に入れます。さあ、この私に命令をしてください。劣等共を滅ぼせ、と!」


 俺がそう言うと、母上は困った顔で俺を見て──


「駄目。まずは静養です。胸の傷も完全に癒えてはいないのだから」


 と言ったので、俺はハイと頷いた。


 ◆


「若様、動いてはなりません」


 俺がぴくりとするだけでフェリから注意が飛んでくる。


「動いてはいないぞ!」


 俺が言うと、フェリは首を振る。


「動こうとなさいました。わたくしには分かるのです」


 まあフェリの言う通りだ。


 俺は動こうとした。


 だがそれの何が悪いのか──とは思わない。


 なぜなら──


「大奥様は若様を心配しておられます。若様の胸の傷が完全に癒えるまではお部屋から出してはならないと」


 そう、母上から動くなと言われているのだ。


 安静にしてろ、と。


 帰宅してからもう2日経つが、俺はいまだに部屋から一歩も外に出られない。


 怪我なんかもう治っているのに……。


「しかしなフェリ。旧魔王軍とやらがまたちょっかいをかけてきたらどうする? お前はあの蟲を見ていないから簡単に考えているのかもしれないが、俺がそれなりに労力を費やさねばならない害虫を手駒として持っているようだぞ。この国の盆暗貴族があれに対処できるかどうかは疑問だ」


「若様がそうおっしゃるのならばそうなのでしょう」


 フェリはそう言って、()()の俺の肌を蒸した布で拭き取る。


「あんなのがウジャウジャと居ればどうなる? 無辜の帝国臣民がどうなることやら。フェリ! お前は彼らが心配ではないのか? 俺は余り興味がない」


「はい、わたくしも若様と大奥様、ひいてはこのアステール公爵家以外には余り興味はありません」


 会話が終わってしまった。


 まあしかし、実際その通りである。


 俺も帝国の愚民がどうなろうと知った事ではない。


 あの時は城に手だしをされたため俺が対応したが、仮に城下町あたりにちょっかいを出されていたら捨て置いたかもしれないな──どうでもいいが! 


「若様がこれ以上動く必要はないのではありませんか? そもそもこの国はおかしいのです。本来貴族には義務と権利の双方がありますが、前者をはたしている貴族家が果たして何家あるのか……」


 つまりフェリは、国に何かあればアステール公爵家だけじゃなく他の貴族家にも働けと言いたいのだろう。


 他にも思う所はあるようだが──その辺はプライバシーの問題という事で深くは聞かない事にする。


 とにかくもフェリのいう通りだ。


 俺が旧魔王軍とかいう残飯にかかずらう理由はない。


 ないんだが──


「しかしなぁ~」


 俺はどうしても気になってしまう。


 フェリには分からないだろうか? 


 例えば部屋の中に虫が一匹入り込んだとする。


 その虫はちっぽけで浅はかでか弱い。


 指でぷちっとやれば死ぬだろう。


 足でふみつけたっていい。


 だが、その虫がどこかに隠れてしまったとする。


 ベッドの下か、家具の裏か……そんな時、どう思う? 


 気にならないだろうか? 


 探し出してグシャっとやってしまわねば落ち着いて眠れなかったりしないか? 


 俺がそんな事を考えていると──


「では、若様。()()に掃除をお命じくださいませ。先だって帝国に襲撃をしかけてきている旧魔王軍の本陣は、ネザシア海の向こう、『マリステル大陸』にあるとされております。我々がそこへ急襲を掛け、若様のご懸念をぬぐい取ってごらんにいれましょう」


 我()か。


 という事は。


「爺も同行すると言う事か? ふむ、フェリ。お前、最初から自分達が出るつもりだったな。話がスムーズすぎる。となれば話は爺に伝わっているのか。糞……面倒くさい奴を巻き込みやがって……」


 俺にも苦手な相手はいる。


 良い意味で苦手なのは母上だ。


 だが悪い意味で苦手なのは──


「坊ちゃま!!! 話は小娘より聞きましたぞ!!! なんと水臭い!!!! なぜ教えてくださらなんだ!!」


 そんな叫び声と共に、俺の部屋の扉がぶち破られた。


 下手人の名前はグラマン──グラマン・セラ・ロックガルド。


 アステール公爵家の家宰だ。


 当代先代先々代に渡り、公爵家の一切を取り仕切ってきたご老人である。


 フェリの様なデルフェン種ではなく、ガッデムの様な大鬼とのハーフでもない。


 勿論オーマの様によくわからん生物? でもないただの人間だ。


 なのに200年を超える年月を生きている謎の老人。


 母上に政務を教え込んだのもグラマン、フェリやガッデムに公爵邸内外の警備のイロハを教え込んだのもグラマン、俺の幼い頃の家庭教師でもあった。


 良くも悪くも、この家で俺にはっきりモノを言えるのは母上のほかにはグラマンくらいだろう。


 そんなグラマンが俺は苦手なのだ。


 寝室の扉をぶち破られてもその場で不敬だとぶち殺さない程度には。


「帝国の仇、すなわちアステール公爵家の仇也! ましてや坊ちゃまが危険視するほどの強者がいるとあらば、小娘や小僧には任せてられませぬ! ましてや帝国貴族なぞというへっぴり腰の連中にはとてもとても!! とはいえこれまでは坊ちゃまの考えもあるでしょうし、儂が出張るのは差し出がましいと思っておりましたが──坊ちゃまが明確に敵視したとあれば儂も出陣し、功を示すのが忠義というもの!! オーマの小僧めに騎乗すればネザシア海も越えられましょうぞ」


 グラマンは俺や母上ではなく、アステール公爵家に対して忠誠を誓っている。


 それはそれで良いのだが、とにかく色々やりにくい。


 母上もグラマンの事を信用しているし、俺も別に信用していないわけではない。


 だがやりにくいのだ。


 不快感を伴うやりにくさではないのだが、なぜやりにくいかと聞かれれば俺も返答に困る。


「そ、そうか……まあ、余り無理をしないようにな……だがお前達が全員出て行ってしまえば、家の護りはどうするのだ」


「ご安心めされるな! 出陣するのは儂とオーマのみ! フェリの小娘とガッデムは留守番をさせておきますゆえ!」


 フェリを見ると、僅かに頬が膨らんでいる。


 ──あれは今はじめて知ったツラだな


 俺はそう思ったが、もうどうでもよくなってしまったので適当に返事をして、寝床にもぐりこんだ。


 グラマンは話しが通じない奴ではないのだが、声もデカいし、なにより暑苦しいのだ。


「フェリ!! 坊ちゃまがお休みになられる! 見よ、なんとも寝苦しそうではないか! うぬの肌で熱気を冷まして差し上げよ!」


 要するに添い寝をしろという事だ。


 俺の体温は常人より遙かに高く、そのせいで幼少時は寝付けないことも多々あった。


 そんな時にはやたらと体温の低いフェリが添い寝をしてくれたものだが──


 俺はもうそんな年ではない、と言おうとしてやめた。


 グラマンは理屈が通じない頑固爺なので好きにさせておくことにする。


「は、はあ……では、若様。失礼をしまして──」


 そう言って隣に横たわるフェリの肌は、やはり冷たくて気持ちがよかった。


 ◆◆◆


 "本来の歴史" に於いて、グラマン・セラ・ロックガルドは剣術大会の後に消息を断っている。


 これについて、世間の噂は尽きる事がなかった。


 グラマンはアステール公爵家に見切りをつけ、どこか遠い地へ姿を消したともいう。


 あるいは公爵家を疎ましく思う別の貴族家が放った刺客によって殺められたという話すらある。


 何にせよ決定的な証拠は見当たらず、どこまでが事実かは誰にも分からない。


 しかし薄暗い噂の中でもっとも信憑性があると囁かれていたのは、他ならぬハイン・セラ・アステールが自らの手で処断したというものだった。


 冒険者時代には「地龍殺し」の異名を取ったグラマンである。


 その功を讃えられて一代貴族としてアステール公爵家に仕えるようになったのだが、老いてもなおドラゴンスレイヤーとして名高いこの老人を倒せるほどの刺客など、そうそう存在しないだろうというのが多くの者の考えだ。


 だがアステール公爵家に骨の髄まで執心しているこの老人が、そう簡単に自ら家を去るはずもない──ならば主君であるはずのハインに殺されたという説は妙に人々の胸に迫る説得力を持っていた。


 また、ハインとグラマンの馬が合わなかったともささやかれている。


 ハインのやる事成す事全てがアステール公爵家の家名を下げる事に繋がっており、それが不仲の原因だったとされているが──詳細は定かではない。




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作品紹介

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※ 20260119時点、第一章完まで毎日午前六時に投稿予約しています。
【ジャンル】(長編)ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話」
総合ポイント 1,068pt


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六十年間、何をやっても失敗し続けてきた男がいる。
幼稒園では振り付けを覚えられず、学校では成績も運動も最下位。
恋は告げられず、仕事ではミスを重ね、やがてリストラ。
期待されないことだけが彼の救いだった。
期待されなければ、失望されることもないからだ。
両親を看取り、五十五を過ぎた頃、彼は三十年ぶりに小説を書き始める。
題材は自分自身。
何の取り柄もない、救いようのない半生。
書き上げた原稿を、返事など期待せずに出版社へ送った。
──しかし。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「闇、搔き毟りて」
総合ポイント 0pt


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この記録集は、二〇二五年八月から九月にかけて起きた「灯之村発熱事件」に関する資料をまとめたものである。
事件の中心人物である花村園子(動画共有サイト「ViShare」チャンネル「SONOKO's Journey」運営者)は、二〇二五年九月十四日に交通事故を起こし重傷を負った。
退院後、彼女はすべてのSNSアカウントの更新を停止し、現在も消息不明となっている。

本記録集には以下の資料が含まれる。
・花村園子が撮影した映像の書き起こし
・関係者へのインタビュー記録
・ViShare動画およびコメント欄のアーカイブ
・SNS(Z、Picstagram等)の投稿記録
・インターネット掲示板の過去ログ
・メール・ダイレクトメッセージの記録
・行政文書(保健所報告書、村議会議事録等)
・新聞・週刊誌記事
・医学論文・学会報告
・郷土史料・古文書
・その他の関連資料

なお、プライバシー保護のため、一部の人名・地名は仮名としている。
また、資料の配列は時系列に沿っているが、一部編集を加えている箇所がある。

※ 本作は作者が去年のいつだったかにかいた「ヒツギノムラ」という因習村系ホラーをモキュメンタリー形式に仕立て直したものです。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「灯之村発熱事件 記録集」
総合ポイント 22pt


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魔力が絶対の価値を持つウェザリオ王国で「無能」と断じられた王子シャールと公爵令嬢セフィラ。
しかし彼らには万物を操る未知の力があった。
元王子と聡明な元令嬢は国を捨て、追手を退け、辺境の街で冒険者として再起する。


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「貴女を愛する事は、私にはできない」
──近衛騎士団長ガリューは、セレスティアにそういった。
そして彼女は人を辞めた。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「血と鉄と愛」
総合ポイント 114pt


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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。

※ 本作は 『なんか説得力のある婚約破棄 』 『なんか説得力のある元鞘』 の二編をコンテスト応募用にまとめたものです。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「つかず、離れず」
総合ポイント 122pt


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承認欲求の末路。
とあるウェブ小説作家の生きざまとくたばりざまを書いた恥小説。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「馬鹿面(ばかづら)」
総合ポイント 116pt


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「なんか説得力のある婚約破棄」(※ランキングタグにリンクあり)の後日談。
どうしようもない政治情勢で婚約を破棄せざるを得なかった王太子エルリックと公爵令嬢ライラ。
二人は優秀であり、優秀であるがゆえに道理を通せば国が滅びると理解し、愛を諦めたのだ。
しかし──
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「なんか説得力のある元鞘」
総合ポイント 2,432pt


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よくある聖女召喚。
でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?

「可愛らしいですわね、小さな子犬が吠えているようで」

召喚された聖女は、王に向かってそう微笑んだ。
瘴気に覆われ滅亡の危機に瀕した王国。
起死回生を賭けた聖女召喚の儀式は成功し、銀髪に紫の瞳を持つ絶世の美女が現れる。
だが彼女は王の懇願をあっさりと断り、牢に繋がれても怯える様子すらない。
プルーウィアと名乗るその女は、周囲を見回してただ一言、「原始的ですわね」と呟いた。
そんな彼女を従わせようと脅す国王を、彼女は終始穏やかな笑みで見つめている。
まるで、人間が蟻の巣を眺めるような目で。
この「聖女」は一体何者なのか。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「よくある聖女召喚」
総合ポイント 4,852pt


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アイドルはうんちをしない。
これは比喩でも誇張でもなく、文字通りの事実である。
彼女たちの体内に入ったあらゆる物質はどのような毒性を帯びていようと完璧に無効化され、吸収されてしまう。
そんなアイドルが、アイドルたちが世界を救い、そして破滅させる話。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「アイドルはうんちをしない」
総合ポイント 202pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「なんか説得力のある婚約破棄」
総合ポイント 6,264pt


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「品」──それが僕と亜里沙の決定的な違いだった。
亜里沙は二年付き合った恋人だ。
でも彼女は何をやるにも雑だった。
料理も、紅茶の淹れ方も、そして僕らが共有する「ある趣味」においても。
過程を楽しむことを知らず、すぐに結果だけを求める。
僕は彼女との日々に疲れていた。
だがそんなある日、見知らぬ男から届いたとあるメッセージ。
そこには、彼女のあられもない姿が映っていた。
そう、NTRという奴である。
怒るべき場面で僕が感じたのは、ただ一つの確信だった──やはり、彼女とは性格が合わない。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「性格の不一致」
総合ポイント 684pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

信長公記、ほぼ史実。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「森蘭ギャル」
総合ポイント 720pt


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殺すことだけを教え込まれた軍人アシェルと、人の本心を見抜く力ゆえに孤立してきた王女キュルケ。
幼い頃から奇妙な絆で結ばれていた二人だが。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「後の月」
総合ポイント 224pt


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呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。

でも大丈夫(?)。

地球が三日後に滅びるそうだから、怖くない。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「メテオリック・エクソシズム」
総合ポイント 296pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「勇者に放置された魔王の末路」
総合ポイント 1,334pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

男の生きざま、恋情。
ハーメルン、カクヨムから転載
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「ウィdンドウショオポイング」
総合ポイント 154pt


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帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
だが談話の果てに浮かび上がったのは──
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「阿呆鳥の連環」
総合ポイント 588pt


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職場のパワハラに苦しむ会社員・彩乃は、高校時代にいじめた相手・美月から勧められ、ストレス発散のため呪いグッズをフリマアプリで販売し始める。
しかし購入者たちが語る「被害者の声」は、かつて自分が加害者だった過去を否応なく突きつけてくる。
美月は許してくれた。
でも、許されていいのだろうか?
罪悪感に蝕まれ、眠れない夜を重ねる彩乃。
やがて購入者たちの呪いの対象に「報い」が訪れ始めたとき、彼女はある決断を下す。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ノロイ、ノロワレ」
総合ポイント 48pt


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ハルシオン王国──二百年前、この国は極度の男尊女卑社会であった。
女には相続権がなく、教育を受ける権利もなく、結婚相手を選ぶ自由さえ与えられていなかった。
女は道具であり、家畜であり、男の所有物に過ぎなかったのだ。
だが今は違う。
一部の男が──そして多数の女が国のあり方を変えた。
だが今度は逆の方向へ振り切ってしまっている。
ちょっとした事で「罪を償うために」と次々自裁していく男たちを前に、女王リディアをはじめ、女たちは社会の在り方を変えようとする。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「レミングス」
総合ポイント 126pt


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剣士カイトは勇者アルヴィンから追放を告げられた。
そして──!!!!!!
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「意識高い系勇者パーティから追放された俺の末路」
総合ポイント 19,366pt


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「私たち四人は対等なの」
──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「オープンマリッジ」
総合ポイント 128pt


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ジャズの良さがさっぱりわからん
【ジャンル】エッセイ〔その他〕
「ジャズとかよくわからん」
総合ポイント 0pt


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時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
日本でも霊務省が死刑囚を呪いの物件に送り込み、悪霊に始末させることでコストを削減するという悪趣味な制度が採用されている。
そんな中、ベテラン執行官・大佐貫はいつものように凶悪犯の処理に向かうのだが──
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ポイズン・エクソシズム」
総合ポイント 112pt


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ちょっとトッぱずれた世界観の短編を集めました。
目次──各話の簡単な概要は第一話の前書きに。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「トンチキな作品を集めた短編集」
総合ポイント 110pt


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夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「感電」
総合ポイント 318pt


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夜ごとに星が降る美しい国で、欲しいものは何でも手に入るワガママ王子。
ある日、メイドの大切な形見を無慈悲に捨てた彼は王の怒りに触れ、身一つで城を追い出されてしまいます。
孤独な旅の果てに王子が見つけたものとは
【ジャンル】童話〔その他〕
「星のきらきら」
総合ポイント 96pt


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電柱が自らの意思で根を張り、街を闊歩するようになった日本。
かつての大反乱を経て、人類は彼らとの奇妙な共存関係を築いていた。
人間とコンクリートの間に立ち、摩擦を仲裁するのが「電柱保安調整官」である佐山の仕事だ。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「電柱街」
総合ポイント 10pt


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不同意性交は死刑!!
そんな社会で男と女が恋をする。
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「君と僕の同意性交」
総合ポイント 84pt


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冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。

※ 本作は捜索用の為に執筆しました。
こんな感じの作品を読んだことありませんか?
どうしてもオリジナルが読みたくて、しかしタイトルを思い出せないので、仕方ないので書きました。
おおむねこんな感じの設定だったとおもいます。
もしあったら教えてください!DMでも感想でも構いません!
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」
総合ポイント 216pt


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鬼塚剛志は現場監督として赴任した京都で、正体不明の敵に精神を削られていた。
それは「京都弁」という名の、本音と建前が入り混じる魔宮であった。
職人の笑顔の裏にある真意が読めず、挨拶すらも攻撃に聞こえる日々。
蓄積されたストレスと疑心暗鬼が限界を超えた時、男の拳が禁断の解決策を選び取る。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「京都殺拳地獄(きょうとごろしこぶしのじごく)」
総合ポイント 46pt


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産後豹変した妻・絵里奈の苛烈な叱責に追い詰められる夫、洋平。
家庭に居場所を失った彼は怒りを糧に「完璧な仕事と育児」をこなして自らを死へ追いやるという狂気的な復讐にも似た自滅の道を歩み始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「夢の轍」
総合ポイント 136pt


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太平洋戦争架空戦記。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「白い悪魔」
総合ポイント 368pt


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甘い嘘よりも、冷徹な罵倒を。
裏切りの果てに少女が抱いた歪で抗いがたい執着の物語。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「花弁」
総合ポイント 114pt
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