表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悪役令息はママがちゅき  作者: 埴輪庭
第1章「ママが好き」

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

36/143

剣術大会当日②

 ◆◆◆


 観客たちはハインとファーナの戦いぶりに困惑していた。


 何せ気づいたらファーナが降参しているのだから。


 八百長を疑う者も少なくなかったが、表だって文句を言う者はいなかった。


 なにしろハインはアステール公爵家の継嗣だ。


 迂闊に異議を唱えれば、あらぬ因縁をつけられて潰される恐れがある。


 だが中には、ハインが何をやったのかをそれとなく見抜いた者たちもいた。


「“アレ”がアステール家の次代か。先代のダミアンとはモノが違うようだな」


「いくら治癒師の待機があるとはいえ、一歩間違えばあの女生徒は死んでいた。やり過ぎじゃないのか」


 そんなひそひそ声のやり取りが幾つか交わされる。


 そして試合場の脇ではアゼルが厳しい表情でそれを見ていた。


 控室に引き上げるタイミングで、アゼルはハインと顔を合わせるとつい口走る。


「あれはやりすぎじゃないのか? あそこまでしなくても、お前なら勝てた筈だ」


 だがハインは取り合う様子もなく、そのまますれ違っていく。


 ──やっぱり、ハインは危険だ。でも……


 アゼルは内心でハインの残虐性を警戒する。


 だがその一方で、どうにも "以前のハイン" とも違うような気がしてならない。


 結果としてファーナが無事だったからだ。


 アゼルが知る以前のハインであるならば、あのままファーナを殺めていてもおかしくはなかった。


「もう少し様子を見る必要がある、か……?」


 アゼルの目的はハインが魔王の器とならないようにする事だ。


 魔王の器となる為には魂が十分に穢されている必要があるのだが、この穢れは陽の気にすこぶる弱い。


 陽の気とはすなわち、友情だとか愛情だとか、言ってしまえば前向きな感情を言う。


 そのためにハインの友人となって、邪悪の芽が出ないようにする──それがアゼルがハインに構う理由だ。


 しかしそれが叶わないとあれば、物理的にハインを処分するという選択肢もないではなかった。


 ──出来るかどうかは別だけどな


 勇者であるアゼルの目から見て、ハインはかつてのハインより遙かに強い。


 模擬戦で見せた実力はその半分も出していないだろうというのがアゼルの見立てである。


「おっと、そろそろ俺の出番か」


 そうこうしているうちに第二回戦ではアゼルが登場する。


 相手はウォーケン・セラ・ビュイックという三年生で、剣の腕前はさほど突出していないが、全身に魔力を巡らせて身体能力を底上げする術に秀でている。


 純粋な剣技よりも体術で相手を押していくタイプだ。


 しかし試合開始の合図が響いたとたん、ウォーケンは一歩も動けない。


 アゼルが自然体のまま立っているだけなのに、まるで乱立する無数の剣先がこちらへ向けられているかのような錯覚を覚えてしまう。


 ウォーケン本人にもあれは魔術ではないとは分かっている。


 ──ただの殺気だッ……! だが……


 その濃密な気配を肌で浴びせられると、万が一の可能性が頭を過ぎる。


 実際には害を及ぼさないはずだと分かっていても、“ひょっとして”を拭い去れず、足がすくんで動けなくなってしまうのだ。


 二人はしばし視線を交わすだけで動かない。


 そのまま数秒、あるいは十数秒。


 やがてウォーケンは歯噛みしながら剣を下ろし、降参を宣言した。


 ファーナの時のような「何が起きたのか分からない」という空気とは違い、この試合では観客に疑念を抱かせる要素は見当たらない。


 アゼルの殺気は観客席の端々まで届いていたし、直にそれを受けたウォーケンの恐怖ははっきり伝わっていた。


「アルファイド伯爵家の嫡男が“剣聖”から指南を受けていたという話は聞かないが、どうなんだ?」


「いや、さすがにそうではなくとも、この国で剣を学ぶ者は誰しもオルレアン公爵家の業をなぞるものだ。そう珍しいことでもないが……それにしても見事だったな」


 剣に“気”を乗せるという一連の行為は、剣聖として名高いオルレアン公爵家が古くから継承している業の一部だ。


 アゼルがそれをすべて修めているかは分からないが、少なくとも“剣圧”に準じた殺気を放つ技を会得しているらしい。


 そう認識する観客も多く、「なるほど、あれならウォーケンが動けなくなっても仕方ない」と納得してしまう。


 こうして、剣術大会は次の対戦へと進む。


 ◆


 次の試合まではまだ時間がある。


 俺は見事な勝利を収めた事を報告するために、賓客席へと向かった。


 妙に胸が高鳴る。


 俺は母上のもとへ駆け寄りたい衝動をこらえ、あえてゆっくりと足を運んだ。


 周辺には他の貴族もいるため、みっともない所を見せてはならないだろう。


 母上が恥をかくことになる。


 視界の先に母上の姿があった。


 母上は基本的に常に美しいが、今日はとりわけ艶やかだ。


 髪の光沢や首筋の曲線は一段と輝きを増し、眩しくさえ感じる。


 ママ、ママ、褒めてくださいと叫び出しそうになるが、ここは人目がある場所。


 思考を切り替えつつ、俺は微妙な距離を残したまま母上の前に立って一礼を捧げた。


「母上、まずは一勝です。あのファ、ファーナ? 嬢は恐るべき剣士でした。しかしこうして勝利できたのは母上が応援してくださったおかげです。この勝利を母上に捧げます」


 母上はちらりと周囲に目を配りながら、薄く微笑んでくれた。


 照れ隠しのように視線を流しているのは、隣席の貴族連中がこちらのやり取りを注視しているからだろう。あまりにも親密そうに見えるのが気になったのかもしれない。


 だが母上はすぐに笑顔を取り戻し、こぼれるような声で言う。


「ハイン、よくやったわね。次の試合も、その調子で励みなさい」


 その一言を浴びただけで、全身に力がみなぎるのが分かった。


 母上の言葉は、どんな賦活の魔術よりも強力だ。


 ほんの短い会話にもかかわらず、俺の内面は熱く燃えている。


 そんな折、場違いな声が割り込んでくる。


 サリオン家の当主、フォーレ・セラ・サリオン公爵が、やや険のある口調でこちらへ問いかけてきた。


「随分と奇妙な勝利だったようだが、君は一体何をした? まさかアステール公爵家の権勢を笠に着て、ファーナ嬢に圧力でもかけたのではあるまいな」


 まさかこの男は俺の剣が見えなかったのか? 


 俺が何をしたか理解できなかったと? 


 さっさとエスメラルダ嬢に跡目を譲った方が良いのでははないか? 


 ともあれ、なるほど。


 エスメラルダ嬢があの年で見どころがある理由が分かった。


 身内にこのような劣等がいては恥ずかしくてやっていられないだろう。


 しかしどう対応すべきだろうか。


 そんな濁った眼ならば不要とばかりに目玉を抉り取ってしまっても良いし、文字通り "星" にしてやっても良い。


 俺が俺の力量の内に於いて収めた勝利に難癖をつけるというのは、これはもう決闘ものだ。


 しかし──


 ここで暴れて母上の顔に泥を塗るくらいなら仕方あるまい、適当に言いくるめてしまおう……


 そう思っていた矢先である。


 母上が控えめに咳払いし、サリオンオス劣等に向き直った。


「フォーレ様、それはどういう意味でしょう。ハインが不正に勝利したと?」


 むう……母上の、この魔力は。


 潤った大地から立つ甘い微香──しかし猛毒。


 そんな危険な香りを醸しだしている。


 危険な魔力……危険な女、危険なママ……ッ! 


 かっこいい……好き、ママ。


 母上に抱き着いてその危険な香り──魔力の粒子を肺一杯に吸い込みたいところだがしかし。


「む、い、いや……そうとは言ってない……。どうやら誤解があったようだ、謝罪しよう……。お、おお、そういえば次は娘の試合があってな。一つ声をかけてやらねばと思っていた所だ。私はこれで失礼する」


 母上にビビり散らかしたサリオンオス劣等が日和って謝罪をしたので、危険なママモードはあっという間に終わってしまった。


 何の役にも立たない奴だ。


 死ねばいいのに。


 それにしても母上が俺の為に怒ってくれたのは嬉しいな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
作品紹介

━━━━━━━━━━━━━━━━


※ 20260119時点、第一章完まで毎日午前六時に投稿予約しています。
【ジャンル】(長編)ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話」
総合ポイント 1,068pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

六十年間、何をやっても失敗し続けてきた男がいる。
幼稒園では振り付けを覚えられず、学校では成績も運動も最下位。
恋は告げられず、仕事ではミスを重ね、やがてリストラ。
期待されないことだけが彼の救いだった。
期待されなければ、失望されることもないからだ。
両親を看取り、五十五を過ぎた頃、彼は三十年ぶりに小説を書き始める。
題材は自分自身。
何の取り柄もない、救いようのない半生。
書き上げた原稿を、返事など期待せずに出版社へ送った。
──しかし。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「闇、搔き毟りて」
総合ポイント 0pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

この記録集は、二〇二五年八月から九月にかけて起きた「灯之村発熱事件」に関する資料をまとめたものである。
事件の中心人物である花村園子(動画共有サイト「ViShare」チャンネル「SONOKO's Journey」運営者)は、二〇二五年九月十四日に交通事故を起こし重傷を負った。
退院後、彼女はすべてのSNSアカウントの更新を停止し、現在も消息不明となっている。

本記録集には以下の資料が含まれる。
・花村園子が撮影した映像の書き起こし
・関係者へのインタビュー記録
・ViShare動画およびコメント欄のアーカイブ
・SNS(Z、Picstagram等)の投稿記録
・インターネット掲示板の過去ログ
・メール・ダイレクトメッセージの記録
・行政文書(保健所報告書、村議会議事録等)
・新聞・週刊誌記事
・医学論文・学会報告
・郷土史料・古文書
・その他の関連資料

なお、プライバシー保護のため、一部の人名・地名は仮名としている。
また、資料の配列は時系列に沿っているが、一部編集を加えている箇所がある。

※ 本作は作者が去年のいつだったかにかいた「ヒツギノムラ」という因習村系ホラーをモキュメンタリー形式に仕立て直したものです。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「灯之村発熱事件 記録集」
総合ポイント 22pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

魔力が絶対の価値を持つウェザリオ王国で「無能」と断じられた王子シャールと公爵令嬢セフィラ。
しかし彼らには万物を操る未知の力があった。
元王子と聡明な元令嬢は国を捨て、追手を退け、辺境の街で冒険者として再起する。


━━━━━━━━━━━━━━━━

「貴女を愛する事は、私にはできない」
──近衛騎士団長ガリューは、セレスティアにそういった。
そして彼女は人を辞めた。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「血と鉄と愛」
総合ポイント 114pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。

※ 本作は 『なんか説得力のある婚約破棄 』 『なんか説得力のある元鞘』 の二編をコンテスト応募用にまとめたものです。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「つかず、離れず」
総合ポイント 122pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

承認欲求の末路。
とあるウェブ小説作家の生きざまとくたばりざまを書いた恥小説。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「馬鹿面(ばかづら)」
総合ポイント 116pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

「なんか説得力のある婚約破棄」(※ランキングタグにリンクあり)の後日談。
どうしようもない政治情勢で婚約を破棄せざるを得なかった王太子エルリックと公爵令嬢ライラ。
二人は優秀であり、優秀であるがゆえに道理を通せば国が滅びると理解し、愛を諦めたのだ。
しかし──
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「なんか説得力のある元鞘」
総合ポイント 2,432pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

よくある聖女召喚。
でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?

「可愛らしいですわね、小さな子犬が吠えているようで」

召喚された聖女は、王に向かってそう微笑んだ。
瘴気に覆われ滅亡の危機に瀕した王国。
起死回生を賭けた聖女召喚の儀式は成功し、銀髪に紫の瞳を持つ絶世の美女が現れる。
だが彼女は王の懇願をあっさりと断り、牢に繋がれても怯える様子すらない。
プルーウィアと名乗るその女は、周囲を見回してただ一言、「原始的ですわね」と呟いた。
そんな彼女を従わせようと脅す国王を、彼女は終始穏やかな笑みで見つめている。
まるで、人間が蟻の巣を眺めるような目で。
この「聖女」は一体何者なのか。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「よくある聖女召喚」
総合ポイント 4,852pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

アイドルはうんちをしない。
これは比喩でも誇張でもなく、文字通りの事実である。
彼女たちの体内に入ったあらゆる物質はどのような毒性を帯びていようと完璧に無効化され、吸収されてしまう。
そんなアイドルが、アイドルたちが世界を救い、そして破滅させる話。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「アイドルはうんちをしない」
総合ポイント 202pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「なんか説得力のある婚約破棄」
総合ポイント 6,264pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

「品」──それが僕と亜里沙の決定的な違いだった。
亜里沙は二年付き合った恋人だ。
でも彼女は何をやるにも雑だった。
料理も、紅茶の淹れ方も、そして僕らが共有する「ある趣味」においても。
過程を楽しむことを知らず、すぐに結果だけを求める。
僕は彼女との日々に疲れていた。
だがそんなある日、見知らぬ男から届いたとあるメッセージ。
そこには、彼女のあられもない姿が映っていた。
そう、NTRという奴である。
怒るべき場面で僕が感じたのは、ただ一つの確信だった──やはり、彼女とは性格が合わない。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「性格の不一致」
総合ポイント 684pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

信長公記、ほぼ史実。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「森蘭ギャル」
総合ポイント 720pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

殺すことだけを教え込まれた軍人アシェルと、人の本心を見抜く力ゆえに孤立してきた王女キュルケ。
幼い頃から奇妙な絆で結ばれていた二人だが。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「後の月」
総合ポイント 224pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。

でも大丈夫(?)。

地球が三日後に滅びるそうだから、怖くない。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「メテオリック・エクソシズム」
総合ポイント 296pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「勇者に放置された魔王の末路」
総合ポイント 1,334pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

男の生きざま、恋情。
ハーメルン、カクヨムから転載
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「ウィdンドウショオポイング」
総合ポイント 154pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
だが談話の果てに浮かび上がったのは──
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「阿呆鳥の連環」
総合ポイント 588pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

職場のパワハラに苦しむ会社員・彩乃は、高校時代にいじめた相手・美月から勧められ、ストレス発散のため呪いグッズをフリマアプリで販売し始める。
しかし購入者たちが語る「被害者の声」は、かつて自分が加害者だった過去を否応なく突きつけてくる。
美月は許してくれた。
でも、許されていいのだろうか?
罪悪感に蝕まれ、眠れない夜を重ねる彩乃。
やがて購入者たちの呪いの対象に「報い」が訪れ始めたとき、彼女はある決断を下す。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ノロイ、ノロワレ」
総合ポイント 48pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ハルシオン王国──二百年前、この国は極度の男尊女卑社会であった。
女には相続権がなく、教育を受ける権利もなく、結婚相手を選ぶ自由さえ与えられていなかった。
女は道具であり、家畜であり、男の所有物に過ぎなかったのだ。
だが今は違う。
一部の男が──そして多数の女が国のあり方を変えた。
だが今度は逆の方向へ振り切ってしまっている。
ちょっとした事で「罪を償うために」と次々自裁していく男たちを前に、女王リディアをはじめ、女たちは社会の在り方を変えようとする。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「レミングス」
総合ポイント 126pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

剣士カイトは勇者アルヴィンから追放を告げられた。
そして──!!!!!!
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「意識高い系勇者パーティから追放された俺の末路」
総合ポイント 19,366pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

「私たち四人は対等なの」
──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「オープンマリッジ」
総合ポイント 128pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ジャズの良さがさっぱりわからん
【ジャンル】エッセイ〔その他〕
「ジャズとかよくわからん」
総合ポイント 0pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
日本でも霊務省が死刑囚を呪いの物件に送り込み、悪霊に始末させることでコストを削減するという悪趣味な制度が採用されている。
そんな中、ベテラン執行官・大佐貫はいつものように凶悪犯の処理に向かうのだが──
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ポイズン・エクソシズム」
総合ポイント 112pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ちょっとトッぱずれた世界観の短編を集めました。
目次──各話の簡単な概要は第一話の前書きに。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「トンチキな作品を集めた短編集」
総合ポイント 110pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「感電」
総合ポイント 318pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

夜ごとに星が降る美しい国で、欲しいものは何でも手に入るワガママ王子。
ある日、メイドの大切な形見を無慈悲に捨てた彼は王の怒りに触れ、身一つで城を追い出されてしまいます。
孤独な旅の果てに王子が見つけたものとは
【ジャンル】童話〔その他〕
「星のきらきら」
総合ポイント 96pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

電柱が自らの意思で根を張り、街を闊歩するようになった日本。
かつての大反乱を経て、人類は彼らとの奇妙な共存関係を築いていた。
人間とコンクリートの間に立ち、摩擦を仲裁するのが「電柱保安調整官」である佐山の仕事だ。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「電柱街」
総合ポイント 10pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

不同意性交は死刑!!
そんな社会で男と女が恋をする。
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「君と僕の同意性交」
総合ポイント 84pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。

※ 本作は捜索用の為に執筆しました。
こんな感じの作品を読んだことありませんか?
どうしてもオリジナルが読みたくて、しかしタイトルを思い出せないので、仕方ないので書きました。
おおむねこんな感じの設定だったとおもいます。
もしあったら教えてください!DMでも感想でも構いません!
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」
総合ポイント 216pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

鬼塚剛志は現場監督として赴任した京都で、正体不明の敵に精神を削られていた。
それは「京都弁」という名の、本音と建前が入り混じる魔宮であった。
職人の笑顔の裏にある真意が読めず、挨拶すらも攻撃に聞こえる日々。
蓄積されたストレスと疑心暗鬼が限界を超えた時、男の拳が禁断の解決策を選び取る。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「京都殺拳地獄(きょうとごろしこぶしのじごく)」
総合ポイント 46pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

産後豹変した妻・絵里奈の苛烈な叱責に追い詰められる夫、洋平。
家庭に居場所を失った彼は怒りを糧に「完璧な仕事と育児」をこなして自らを死へ追いやるという狂気的な復讐にも似た自滅の道を歩み始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「夢の轍」
総合ポイント 136pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

太平洋戦争架空戦記。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「白い悪魔」
総合ポイント 368pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

甘い嘘よりも、冷徹な罵倒を。
裏切りの果てに少女が抱いた歪で抗いがたい執着の物語。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「花弁」
総合ポイント 114pt
```
― 新着の感想 ―
ハインは母が年を取ろうが醜かろうが変わらずマザコンそうなのが好き
母への愛は陽の気かな……?陽の気だね??うん。ギリギリで正道にいるのすき
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ