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悪役令息はママがちゅき  作者: 埴輪庭
第1章「ママが好き」

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21/143

魔王軍は衰退しました②

 ◆◆◆


 この世界には数多くの魔術体系が存在する。


 伝承や逸話から力を引き出すもの、上位存在へ祈りを捧げ力を借り受けるもの、不特定多数の共通認識を形と成したもの──その他諸々。


 その中に、特定の血を引く者にしか扱えない血継魔術というものがある。


 十二公家がカイネス帝国で有力な存在たりえるのは、この血継魔術を扱えるからに他ならない。


 ではアステール公爵家、星継ぎの大家とも呼ばれるこの家の血を継ぐ者はどういった血継魔術を扱えるのかといえば、それは無論()であった。


 ・

 ・


 夜の闇を切り裂くように、シャルキ率いる竜人部隊は月明かりの下を飛翔していた。


 先頭を飛ぶシャルキは冷たい風を感じながら、目標である帝都カイネスフリードの方向を見据えていた。


「皆、気を抜かないでね。この高さで、しかも隠ぺいの魔術を使っているとはいえ、絶対気付かれない保証はないわ」


 シャルキの言葉に、長年仕えている部下はタフな笑みを浮かべて言った。


「大丈夫ですよ、お嬢。連中とは違って俺達は()()()ってやつを分かってますからね。ひっそりと、静かに人間共の目を盗んで入り込める筈ですぜ」


 身の程、と口にする部下の声には皮肉の棘が浮かんでいる。


 いわゆるドラウグ種は能力的には決して劣っては居ないのだが、それでも全竜と呼ばれる完全な竜姿を持つ者たちからは「半竜」と呼ばれて見下され、疎まれているのだ。


 しかし故西方方面軍軍団長ジャガンは竜種の中でも革新的な意識を持っていた為、シャルキの様な半竜の強みを理解し、師団長へと抜擢した。


 ただ、そのジャガンも勇者によって滅ぼされてしまった今、竜種を中心に構成されている旧魔王軍西方方面軍は旧態依然の姿へと立ち戻ってしまった。


 ・

 ・


 ──臆してはいないみたいね


 シャルキも少人数での帝都潜入が簡単な任務であるとは思っていない。


 ましてや、誕生したばかりとはいえ勇者を暗殺するというのも非常に困難だと理解してはいる。


 しかし同時に、今この瞬間が最も勇者は弱く、時間が経てば経つ程手が付けられなくなっていくことも理解していた。


 勇者を排するならば、まさに今なのだ。


 しかし、突如として異変が起きた。


 体が急に重くなり、翼が思うように動かなくなる。


 まるで見えない鎖が全身に巻き付き、体の重さが何倍にも増したかのような感覚がシャルキ達を襲った。


「何……これは……?」


 シャルキは驚愕の表情を浮かべ、必死に翼を羽ばたかせようとする。


 しかし空気が鉛のように重く、翼は重みに抗えずに下方へと引っ張られていく。


 周囲を見渡すと、部下たちも同様に苦しげな表情で高度を失っていた。


「罠か……!」


 彼女は歯を食いしばり、魔力を高めて束縛から逃れようと試みる。


 しかし、その拘束は彼女の魔力をもってしても解けるものではなかった。


「シャルキ様、このままでは墜落してしまいます!」


 一人の部下が焦燥の声を上げる。彼の翼は完全に広がらず、バランスを崩している。


「落ち着いて! 何とか体勢を立て直すのよ!」


 シャルキは必死に指示を出すが、自身もまた自由に動けない状況に苛立ちを覚えた。


 風の流れさえも変わり、まるで大気そのものが質量を持ったかの様だった。


 ──こ、この力……私たちが不安定な空にいる事とは関係なしにッ……


 この時シャルキは迫り来る大地に"大いなる存在"を幻視した。


 ()()は女だった。


 黒く長い髪の、怒り狂った女だ。


 血走らせた両眼を大きく見開き、シャルキ達を睨みつけている。


 なぜそんな怒りをぶつけられるいわれがあるのか。


 シャルキには分からなかったが、とにかく女は怒っていた。


 ぎりり、と歯を軋らせ、シャルキ達を怨敵と見定めて腕を伸ばしている。


 シャルキは捕まりたくないと思った。


 あんな()()に捕まってしまえば一体どうなるのか。


 敵に倒されれば命を落とす──それは理解しており覚悟していることだ。


 しかし()()はそもそも敵なのだろうか。


 墜ちながら、シャルキは何か神性の様なものを感じてしまう。


 私たちは神を怒らせてしまったのかと思ったのを最後に、シャルキ達は大地へと叩き落とされた。


 ◆◆◆


 ──こ、ここは……


 シャルキの意識は意識を取り戻すなり、顔を顰めた。


 全身に鈍い痛みが広がり、思うように体を動かせない。


 瞼を開くと視界はぼやけ、星明かりが揺らめいて見えた。


 冷たい大地の感触が背中から伝わり、自分が倒れていることを認識する。


「ここは……一体……」


 辛うじて声を絞り出し、ゆっくりと上体を起こす。


 周囲を見渡して息を呑んだ。


 部下たちが無残な姿となって斃れていたからだ。


 翼は無惨に折れ、甲冑は砕け散り、血溜まりが黒い染みとなって地面に広がっている。


「嘘……そんな……」


 シャルキは震える足で立ち上がり、近くに倒れている部下に近づく。


 しかし部下の顔色は青白く、瞳は虚空を見つめたままだ。


「しっかりして! 目を開けて!」


 必死に呼びかけるが、返事はない。


 次々と他の部下たちの事も確認してみるが、生存者は見当たらない。


「皆……皆、死んでしまったの……?」


 喉の奥から嗚咽が漏れる。


 長年共に戦ってきた忠実な仲間たち。


 自分の野心に賛同し、命を懸けてついてきてくれた彼ら。


 それが今、無惨な姿で横たわっている。


「私のせいだ……私が……」


 自責の念が押し寄せ、シャルキは膝から崩れ落ちた。


 その時、微かに呻き声が聞こえる。


 シャルキはハッと顔を上げ、音のした方向に目を凝らす。


「誰か、生きているの?」


 暗闇の中、辛うじて動く影を見つけた。


 シャルキは急いで駆け寄る。


 そこには二人の部下が倒れていた。


 一人は深い傷を負いながらも意識があり、もう一人は息も絶え絶えだ。


「お嬢……ご無事で……何より……」


 弱々しい声でそう告げる兵士の手を、彼女は強く握った。


「喋らないで。今、手当てをするから!」


 手持ちの薬草を取り出し、応急処置を施そうとする。


 しかし、手は震え、焦りで思うように動かない。


「大丈夫です……我々のことよりも、お嬢が……」


「黙って! あなたたちを見捨てるわけにはいかない!」


 必死に傷口を塞ごうとするが、出血は止まらない。魔力も尽きかけており、治癒の魔術を使うこともできない。


「どうして……どうしてこんなことに……」


 涙が頬を伝い、冷たい地面に滴り落ちる。


 計画は完璧だったはずだ。


 隠密行動にも細心の注意を払った。


 それなのに、一体何が彼らをこのような惨状に追いやったのか。


 シャルキは立ち上がり、再び周囲を見渡した。


 夜風が吹き抜け、木々のざわめきだけが耳に届く。


 敵の姿はどこにも見当たらない。


 ──あれが罠だとしたら、近くに敵がいる……? 


 疑念が胸をよぎる。


 しかし考える暇もなく、彼女の中で新たな感情が芽生えた。


 それは怒りと悲しみだ。


 部下たちをこんな目に遭わせた敵への憤りと、自分の無力さへの嘆き。


「許さない……絶対に許さない……!」


 拳を握り締め、爪が手の平に食い込むのも気にせず、シャルキは唇を噛み締めた。


 ◆◆◆


 深呼吸をし、シャルキは冷静さを取り戻そうと努めた。


 今は生き残った部下たちを安全な場所へ避難させることが最優先だ。


 立ち止まっている暇はない。


「よし、今すぐここを離れるわ。生きているのはあんたたちだけ……二人くらいなら担いで行けるから」


 その時、空気が急に張り詰めた。


 周囲の温度が下がり、風が止む。


 まるで時間が凍りついたかのような感覚。


「何……この感じ……」


 不安が胸をよぎる。シャルキはゆっくりと空を見上げた。


 漆黒の夜空に一点、夜のそれより色濃い何かが見えた。


 それは次第に大きくなり、こちらに向かって降下してくる。


「まさか……」


 彼女は咄嗟に構えを取ろうとするが、体は傷つき、魔力も残っていない。


 それでも、眼前の脅威に対抗しようと拳を握り締めた。


 降りてくる()()は月明かりを背にしており、その姿はシルエットとなっている。


 ──これは……人間……? 


 信じがたい思いで彼女は目を凝らす。


 人間ごときがこのような威圧感を放つはずがない。


 しかも、その姿形はどう見ても人間──しかも、子供である。


 だがその圧は──。


 少年は地面に足をつけ、静かに立っている。


 埃が舞い上がり、冷たい風が再び吹き始めた。


 シャルキは緊張で喉が渇き、言葉を発することができない。


 相手は動かず、ただこちらを見つめている。


 沈黙が重くのしかかり、心臓の鼓動が耳元で聞こえる程に高鳴っていた。


「あなたは……誰……?」


 辛うじて声を絞り出す。


 しかし少年は微動だにせず、無表情のままシャルキを見ていた。


「答えなさい……!」


 焦燥と恐怖が入り混じり、声が震える。


 だが、その問いかけに対する返事はなかった。


 冷たい眼差しをシャルキに向けるのみ。


 沈黙が続く中、シャルキはじりじりと後退りをする。


 逃げ出すべきか、それとも戦うべきか。


 しかし体は傷つき、魔力も墜落から身を護るために使い果たし、底をついている。


 交戦は論外としても、逃亡すらも出来るかどうか。


 このままでは、とシャルキの焦りが臨界点に達した時、少年が口を開いた。


「ほう、3匹も生きていたか」


 甘く、しかし冷たい声がその場に響く。


「結構。劣等にしては上出来だ。見れば分かる……魔族だな? 俺は人間だ──よし、これで殺し合う理由が出来た。反抗を差し許す。せいぜい足掻いて楽しませてみせろ」


 次瞬、シャルキは膝を折った。


 先ほどと同等、いや、それ以上の()()が圧し掛かったからだ。


 当然傷ついたシャルキは勿論、彼女の部下たちがそんなモノ耐えられる筈もなく──


「おや? 劣等二匹が死んだか。済まないな、余りに()()()()、ついつい殺してしまった! ハハハハハ!!!!」


 地極星母重鎖陣(テラ・クレイドル)の、母たる地神の怒りの具現たる重力鎖は解除されていない。


 少年──ハイン・セラ・アステールは、それこそ胸先三寸でシャルキたちを文字通り叩き潰す事が出来たのだ。


 ハインはシャルキ達を弄んでいる。


 それを悪い事だとも思っていない。


 地に這いつくばるシャルキの視線の先には、先ほどまで会話をしていた筈の部下たちの()()が転がっている。


 飛び出した目玉、砕けた牙、割れた鎧。


 酸鼻に堪えないその末路に、シャルキの怒りが轟と燃え上った。


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作品紹介

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※ 20260119時点、第一章完まで毎日午前六時に投稿予約しています。
【ジャンル】(長編)ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話」
総合ポイント 1,068pt


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六十年間、何をやっても失敗し続けてきた男がいる。
幼稒園では振り付けを覚えられず、学校では成績も運動も最下位。
恋は告げられず、仕事ではミスを重ね、やがてリストラ。
期待されないことだけが彼の救いだった。
期待されなければ、失望されることもないからだ。
両親を看取り、五十五を過ぎた頃、彼は三十年ぶりに小説を書き始める。
題材は自分自身。
何の取り柄もない、救いようのない半生。
書き上げた原稿を、返事など期待せずに出版社へ送った。
──しかし。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「闇、搔き毟りて」
総合ポイント 0pt


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この記録集は、二〇二五年八月から九月にかけて起きた「灯之村発熱事件」に関する資料をまとめたものである。
事件の中心人物である花村園子(動画共有サイト「ViShare」チャンネル「SONOKO's Journey」運営者)は、二〇二五年九月十四日に交通事故を起こし重傷を負った。
退院後、彼女はすべてのSNSアカウントの更新を停止し、現在も消息不明となっている。

本記録集には以下の資料が含まれる。
・花村園子が撮影した映像の書き起こし
・関係者へのインタビュー記録
・ViShare動画およびコメント欄のアーカイブ
・SNS(Z、Picstagram等)の投稿記録
・インターネット掲示板の過去ログ
・メール・ダイレクトメッセージの記録
・行政文書(保健所報告書、村議会議事録等)
・新聞・週刊誌記事
・医学論文・学会報告
・郷土史料・古文書
・その他の関連資料

なお、プライバシー保護のため、一部の人名・地名は仮名としている。
また、資料の配列は時系列に沿っているが、一部編集を加えている箇所がある。

※ 本作は作者が去年のいつだったかにかいた「ヒツギノムラ」という因習村系ホラーをモキュメンタリー形式に仕立て直したものです。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「灯之村発熱事件 記録集」
総合ポイント 22pt


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魔力が絶対の価値を持つウェザリオ王国で「無能」と断じられた王子シャールと公爵令嬢セフィラ。
しかし彼らには万物を操る未知の力があった。
元王子と聡明な元令嬢は国を捨て、追手を退け、辺境の街で冒険者として再起する。


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「貴女を愛する事は、私にはできない」
──近衛騎士団長ガリューは、セレスティアにそういった。
そして彼女は人を辞めた。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「血と鉄と愛」
総合ポイント 114pt


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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。

※ 本作は 『なんか説得力のある婚約破棄 』 『なんか説得力のある元鞘』 の二編をコンテスト応募用にまとめたものです。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「つかず、離れず」
総合ポイント 122pt


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承認欲求の末路。
とあるウェブ小説作家の生きざまとくたばりざまを書いた恥小説。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「馬鹿面(ばかづら)」
総合ポイント 116pt


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「なんか説得力のある婚約破棄」(※ランキングタグにリンクあり)の後日談。
どうしようもない政治情勢で婚約を破棄せざるを得なかった王太子エルリックと公爵令嬢ライラ。
二人は優秀であり、優秀であるがゆえに道理を通せば国が滅びると理解し、愛を諦めたのだ。
しかし──
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「なんか説得力のある元鞘」
総合ポイント 2,432pt


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よくある聖女召喚。
でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?

「可愛らしいですわね、小さな子犬が吠えているようで」

召喚された聖女は、王に向かってそう微笑んだ。
瘴気に覆われ滅亡の危機に瀕した王国。
起死回生を賭けた聖女召喚の儀式は成功し、銀髪に紫の瞳を持つ絶世の美女が現れる。
だが彼女は王の懇願をあっさりと断り、牢に繋がれても怯える様子すらない。
プルーウィアと名乗るその女は、周囲を見回してただ一言、「原始的ですわね」と呟いた。
そんな彼女を従わせようと脅す国王を、彼女は終始穏やかな笑みで見つめている。
まるで、人間が蟻の巣を眺めるような目で。
この「聖女」は一体何者なのか。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「よくある聖女召喚」
総合ポイント 4,852pt


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アイドルはうんちをしない。
これは比喩でも誇張でもなく、文字通りの事実である。
彼女たちの体内に入ったあらゆる物質はどのような毒性を帯びていようと完璧に無効化され、吸収されてしまう。
そんなアイドルが、アイドルたちが世界を救い、そして破滅させる話。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「アイドルはうんちをしない」
総合ポイント 202pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「なんか説得力のある婚約破棄」
総合ポイント 6,264pt


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「品」──それが僕と亜里沙の決定的な違いだった。
亜里沙は二年付き合った恋人だ。
でも彼女は何をやるにも雑だった。
料理も、紅茶の淹れ方も、そして僕らが共有する「ある趣味」においても。
過程を楽しむことを知らず、すぐに結果だけを求める。
僕は彼女との日々に疲れていた。
だがそんなある日、見知らぬ男から届いたとあるメッセージ。
そこには、彼女のあられもない姿が映っていた。
そう、NTRという奴である。
怒るべき場面で僕が感じたのは、ただ一つの確信だった──やはり、彼女とは性格が合わない。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「性格の不一致」
総合ポイント 684pt


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信長公記、ほぼ史実。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「森蘭ギャル」
総合ポイント 720pt


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殺すことだけを教え込まれた軍人アシェルと、人の本心を見抜く力ゆえに孤立してきた王女キュルケ。
幼い頃から奇妙な絆で結ばれていた二人だが。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「後の月」
総合ポイント 224pt


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呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。

でも大丈夫(?)。

地球が三日後に滅びるそうだから、怖くない。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「メテオリック・エクソシズム」
総合ポイント 296pt


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勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「勇者に放置された魔王の末路」
総合ポイント 1,334pt


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男の生きざま、恋情。
ハーメルン、カクヨムから転載
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「ウィdンドウショオポイング」
総合ポイント 154pt


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帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
だが談話の果てに浮かび上がったのは──
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「阿呆鳥の連環」
総合ポイント 588pt


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職場のパワハラに苦しむ会社員・彩乃は、高校時代にいじめた相手・美月から勧められ、ストレス発散のため呪いグッズをフリマアプリで販売し始める。
しかし購入者たちが語る「被害者の声」は、かつて自分が加害者だった過去を否応なく突きつけてくる。
美月は許してくれた。
でも、許されていいのだろうか?
罪悪感に蝕まれ、眠れない夜を重ねる彩乃。
やがて購入者たちの呪いの対象に「報い」が訪れ始めたとき、彼女はある決断を下す。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ノロイ、ノロワレ」
総合ポイント 48pt


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ハルシオン王国──二百年前、この国は極度の男尊女卑社会であった。
女には相続権がなく、教育を受ける権利もなく、結婚相手を選ぶ自由さえ与えられていなかった。
女は道具であり、家畜であり、男の所有物に過ぎなかったのだ。
だが今は違う。
一部の男が──そして多数の女が国のあり方を変えた。
だが今度は逆の方向へ振り切ってしまっている。
ちょっとした事で「罪を償うために」と次々自裁していく男たちを前に、女王リディアをはじめ、女たちは社会の在り方を変えようとする。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「レミングス」
総合ポイント 126pt


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剣士カイトは勇者アルヴィンから追放を告げられた。
そして──!!!!!!
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「意識高い系勇者パーティから追放された俺の末路」
総合ポイント 19,366pt


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「私たち四人は対等なの」
──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「オープンマリッジ」
総合ポイント 128pt


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ジャズの良さがさっぱりわからん
【ジャンル】エッセイ〔その他〕
「ジャズとかよくわからん」
総合ポイント 0pt


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時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
日本でも霊務省が死刑囚を呪いの物件に送り込み、悪霊に始末させることでコストを削減するという悪趣味な制度が採用されている。
そんな中、ベテラン執行官・大佐貫はいつものように凶悪犯の処理に向かうのだが──
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ポイズン・エクソシズム」
総合ポイント 112pt


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ちょっとトッぱずれた世界観の短編を集めました。
目次──各話の簡単な概要は第一話の前書きに。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「トンチキな作品を集めた短編集」
総合ポイント 110pt


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夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「感電」
総合ポイント 318pt


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夜ごとに星が降る美しい国で、欲しいものは何でも手に入るワガママ王子。
ある日、メイドの大切な形見を無慈悲に捨てた彼は王の怒りに触れ、身一つで城を追い出されてしまいます。
孤独な旅の果てに王子が見つけたものとは
【ジャンル】童話〔その他〕
「星のきらきら」
総合ポイント 96pt


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電柱が自らの意思で根を張り、街を闊歩するようになった日本。
かつての大反乱を経て、人類は彼らとの奇妙な共存関係を築いていた。
人間とコンクリートの間に立ち、摩擦を仲裁するのが「電柱保安調整官」である佐山の仕事だ。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「電柱街」
総合ポイント 10pt


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不同意性交は死刑!!
そんな社会で男と女が恋をする。
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「君と僕の同意性交」
総合ポイント 84pt


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冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。

※ 本作は捜索用の為に執筆しました。
こんな感じの作品を読んだことありませんか?
どうしてもオリジナルが読みたくて、しかしタイトルを思い出せないので、仕方ないので書きました。
おおむねこんな感じの設定だったとおもいます。
もしあったら教えてください!DMでも感想でも構いません!
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」
総合ポイント 216pt


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鬼塚剛志は現場監督として赴任した京都で、正体不明の敵に精神を削られていた。
それは「京都弁」という名の、本音と建前が入り混じる魔宮であった。
職人の笑顔の裏にある真意が読めず、挨拶すらも攻撃に聞こえる日々。
蓄積されたストレスと疑心暗鬼が限界を超えた時、男の拳が禁断の解決策を選び取る。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「京都殺拳地獄(きょうとごろしこぶしのじごく)」
総合ポイント 46pt


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産後豹変した妻・絵里奈の苛烈な叱責に追い詰められる夫、洋平。
家庭に居場所を失った彼は怒りを糧に「完璧な仕事と育児」をこなして自らを死へ追いやるという狂気的な復讐にも似た自滅の道を歩み始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「夢の轍」
総合ポイント 136pt


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太平洋戦争架空戦記。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「白い悪魔」
総合ポイント 368pt


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甘い嘘よりも、冷徹な罵倒を。
裏切りの果てに少女が抱いた歪で抗いがたい執着の物語。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「花弁」
総合ポイント 114pt
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― 新着の感想 ―
ou……さすがは魔王の器……ちょっと可哀想で可愛い女の子なら味方ルートあるかなと思ったんですが部下全滅だとどうなることか……
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