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悪役令息はママがちゅき  作者: 埴輪庭
第1章「ママが好き」

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ママは悪役令息が好き

 ◇


 エルデンブルーム伯爵家で生まれた私は、16の時にアステール公爵家のダミアンに見初められ、彼に嫁ぐ事になった。


 政略結婚だ。


 ダミアンが言うには、魔力の質が良かったらしい。


 私たちの間には愛は無く、私はただ子供を成すためだけに2年間犯され続けた。


 そういう扱いに思うところが何もなかったわけではない。


 それどころか、強い反発を覚えた。


 しかし、私もエルデンブルーム家もアステール家には逆らえる筈もない。


 でもハインが生まれてからは状況が変わった。


 息子、ハインは生まれた時から特別だった。


 小さな体に宿す魔力は余りにも巨大で、アステール家の当主であるダミアン──私の夫は赤子のハインに対してまるで仇を見るような目を向けていた。


 でもダミアンのそんな目よりも、ハインの()()のほうが私には印象的だった。


 あれは生まれついての覇者の目だ。


 この世界のあらゆる存在が自身に傅く事を当然のものと思っている傲慢な目だ。


()()を殺せ。彼奴は大いなる厄となる」


 ダミアンのそんな言葉に、私は震える。


 思えば、ダミアンはハインが恐ろしかったのだろう。


 正直な所を言えば、私もハインが怖かった。


 ハインは生まれたばかりにも関わらず、その目には既に他者を見下す傲慢のギラつく光が宿っていた。


 生来の大魔力を持つこの子が長じれば、一体どのような人間になるのか──私はダミアンの言葉に頷いてしまいそうになった。


 しかしその時、私はふと自身の肌に感じるハインのぬくもりを意識する。


 どれほどの厄をその身に宿していようと、ハインは私の子供なのだ。


 ダミアンの危惧は分からないでもない。


 この子はとても危うい。


 歴史に名を残す様な魔となるかもしれない。


 それほどに邪悪で強い力を感じる。


 しかしそれでも私の子供なのだ。


 父であるダミアンにハインへの愛はない。


 ならば母である私が彼を愛さずして誰が愛するのだろうか──だから私は言った。


「お断りします、旦那様」


「何と言った、ヘルガ」


 ダミアンが私を睨みつける。


 私はダミアンに逆らった事がない。


 これまで逆らおうとも思わなかった。


 しかし私はこの時、例えこの場で死ぬ事になろうとも、ハインだけは護ろうと思った。


「……そうか、エルデンブルーム家にはお前は産褥で死んだと伝えよう」


 言うなり、ダミアンは白く燃える炎の球を四つ作り出す。


 ダミアンはあっさり私を殺す事を決め、しかし私はそれでも引かなかった。


 エルデンブルーム家の血を引く者として、私も魔術に関しては素人ではない。


 私は自身とハインに護りの魔術を掛ける。


「……我が血を引く者の母体として、お前の素体としての見込みは悪くはなかった。魔力の質が良いのだろうな。腐った水では量がどれほどあろうと美味い料理は作れない。しかし()()は出来が良すぎた。最後にもう一度だけ尋ねるが、()()を寄越す気はないのだな?」


「ありません。あなたがハインを愛さないならば、私が愛します。ハインは私の息子です」


「そうか、残念だ」


 ダミアンはそういうと腕を振り上げ──


 ・

 ・


 どうか神さまと私は目を瞑り、祈るような気持ちで護りの魔術に魔力を注ぎ込んでいたが、内心ではただの一瞬も防ぐ事はできないだろうとは思っていた。


 アステール公爵家の当主であるダミアンと、一伯爵家の小娘である私の間には筆舌にしがたい力の差がある。


 しかし私は訪れるであろう破滅の時がいまだ来ない事に困惑する。


 ダミアンが心変わりをしてくれたのだろうか? 


 いや、まさか。


 勇気を出してダミアンの方向を見れば──ダミアンの両手と両足が捩じくれ、曲がっていた。


「ぐ、ぬ……きィ、様ッ……!」


 見れば、ハインが小さな掌をダミアンに向けて()()()()()


「我が、結界がこうも、容易く……いや! そ、そうか、ちょ、直接結界内に、魔術、を! ぐ、ぐぐぐ! こ、殺せヘルガ! そいつを殺せ! さもないと、帝国、がっ……」


 ハインが開いた掌を少しずつ握りこんでいくたびに、ダミアンが縮んでいく。


 べきりべきり、ぐちゃりぐちゃりという音が響き、ダミアンが小さくなっていく。


 そして、最後には豆粒ほどになってしまったダミアンに向けて、ハインは──


「パ、ァ、パ」


 と言ってこれまで以上に嬉しそうに嗤うのだ。


 それはとてもおぞましく、恐ろしい光景だったのかもしれない。


 しかし私はハインの命が助かった事を喜んでいた。


 だからハインの頭を撫で、抱きしめた。


 するとハインは私の胸に頬を擦り付けて、今度は普通の赤ん坊の様に笑ってくれた。


 ◇


 アステール公爵家当主ダミアンの()()()()()


 この事件はガイネス帝国を少なからず騒がせ、私も何度も事情を聞かれる事になった。


 しかしいくら調べたところで何かが分かるわけもない。


 なにせ豆粒となってしまったダミアンを、ハインが食べてしまったのだから。


 ふわりと浮いた豆粒がハインの口に飛び込んでいくのを見た時は肝が冷えた。


 特別な子であってもあんなものを食べてはお腹を下してしまうだろう。


 私は必死でそんなもの吐き出してしまいなさいと言ったけれど、時は既に遅すぎた。


 それから暫くハインの様子に気を付けていたが、特に体調を崩す様子もないのでそこはほっとした。


 話が逸れた。


 ダミアン亡き後のアステール公爵家の扱いだが、ハインが長じるまでは私が当主として家を差配することになった。


 そうして十数年、私たちは平穏に暮らし──


 ついに()()()が訪れる。


 ◇


 あれはハインが12の頃の話だ。


 夜半、私がベッドに横になっていると、寝室の扉を叩く音がする。


「入りなさい」


 私が声をかけると、ハインが恐る恐るといった様子で入ってきた。


 不審な、とは思わない。


 ハインは幼い頃から私から離れようとはせず、どうにも甘えたな所がある。


 この日も、どうせ一緒に寝てほしいと言いに来たのだろうと思っていた。


「ハイン、眠れないの? それとも少し寒いのかしら……おいで。一緒に寝ましょう」


 私がそういうと、ハインはおずおずとこちらへ寄ってくる。


 ハインは幼いながらもプライドが高く、自分から言い出せない事が多々あるのでこうして私が言ってあげないといけない。


 しかしこの日はハインはベッドへ入ってこようとしない。


「どうしたの、ハイン? 具合でも悪いの?」


 私が尋ねると、ハインが掠れた声で言う。


「母様、その、僕は……母様の事を考えると胸が苦しくなってしまうのです。母様が誰かとお話をするのが嫌です、母様が僕以外を見るのだけでも嫌なのです、僕の事だけを考えて欲しいのです」


 でも、とハインは続けた。


「それがおかしいことだと僕は理解しています……。でも、僕は」


 そういってハインは俯いてポロポロと涙を零した。


「……まあ」


「母様、僕は病気なのでしょうか」


 普段はおりこうさんを地で行くハインが不安で顔を曇らせている。


 私はそれがどうにも不憫で不憫で、()()()してあげないといけないと思ってしまった。


「それは……そうね、病気ではないけれど。こちらへいらっしゃい。母様が治してあげる」


 誓って言うが、変な気持ちからの言葉ではない。


 大きくなればいずれは必要になる知識だ。


 ハインはとても成熟しているから、私が必要なくなる日も近いだろう。


 その日が来る前に私は私ができる限りの事をしてあげたい。


 そうして私は、ハインを抱きしめた。


 ◇


 恐らくハインは、私を母親としては勿論、女としても意識しているのだろう。


 それが悪いとは言わない。


 ただ、そのままでは良くないなとも思う。


 しかし、しかしだ。


 私は涙を流すハインを突き放す気にはなれなかった。


 これは母としてのうぬぼれかもしれないが、もし私がハインの求めを拒絶してしまえば、何かとんでもない事になりそうな気がする。


 だから私はハインの気持ちを否定せず、ただただあの子を受け入れた。


 それに、ハインは生まれた時の事をどうにも覚えている節があるのだ。


 ──『母様、僕は母様に対して良くない気持ちを抱いているのでしょうか? 物の本で知りました。僕は母様が辛いとおもうことをしているのでしょうか? でしたらどうか言って下さい。母様に近づいたりはしません』


 ──『母様、母様、僕は母様に愛されたいのです。僕を愛してくださるのは母様しかいないのです。あの男は僕を殺そうとした。でも母様は僕を護ろうとしてくださいました。僕はあの時、初めて愛を知ったのです』


 ──『だから母様がいやだと思う事をしたくはないのです』


 そういって涙を流すハインをどうして突きはなせようか。


 それが正しい親子の形ではない事だとは思っている。


 しかし、私もまた、ハインのひたむきな愛情を受けて幸せだった。


 ◆◆◆


 本来の歴史では、母であるヘルガはハインの殺害に同意する。


 その世界のヘルガはハインの異常性が恐ろしくてならなかったからだ。


 しかし当のダミアンがハインを有効活用できないかと考え直し、アステール公爵家で育てられる事が決定する。


 この時すでに、ハインが両親の話している事、自身に抱いている感情がどういうものかを理解していることを知らないままに。


 しかしこの平行世界のハインは母の愛を知った。


 それが世界にどういう変化をもたらすかは今はまだ分からない。

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作品紹介

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※ 20260119時点、第一章完まで毎日午前六時に投稿予約しています。
【ジャンル】(長編)ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話」
総合ポイント 1,068pt


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六十年間、何をやっても失敗し続けてきた男がいる。
幼稒園では振り付けを覚えられず、学校では成績も運動も最下位。
恋は告げられず、仕事ではミスを重ね、やがてリストラ。
期待されないことだけが彼の救いだった。
期待されなければ、失望されることもないからだ。
両親を看取り、五十五を過ぎた頃、彼は三十年ぶりに小説を書き始める。
題材は自分自身。
何の取り柄もない、救いようのない半生。
書き上げた原稿を、返事など期待せずに出版社へ送った。
──しかし。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「闇、搔き毟りて」
総合ポイント 0pt


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この記録集は、二〇二五年八月から九月にかけて起きた「灯之村発熱事件」に関する資料をまとめたものである。
事件の中心人物である花村園子(動画共有サイト「ViShare」チャンネル「SONOKO's Journey」運営者)は、二〇二五年九月十四日に交通事故を起こし重傷を負った。
退院後、彼女はすべてのSNSアカウントの更新を停止し、現在も消息不明となっている。

本記録集には以下の資料が含まれる。
・花村園子が撮影した映像の書き起こし
・関係者へのインタビュー記録
・ViShare動画およびコメント欄のアーカイブ
・SNS(Z、Picstagram等)の投稿記録
・インターネット掲示板の過去ログ
・メール・ダイレクトメッセージの記録
・行政文書(保健所報告書、村議会議事録等)
・新聞・週刊誌記事
・医学論文・学会報告
・郷土史料・古文書
・その他の関連資料

なお、プライバシー保護のため、一部の人名・地名は仮名としている。
また、資料の配列は時系列に沿っているが、一部編集を加えている箇所がある。

※ 本作は作者が去年のいつだったかにかいた「ヒツギノムラ」という因習村系ホラーをモキュメンタリー形式に仕立て直したものです。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「灯之村発熱事件 記録集」
総合ポイント 22pt


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魔力が絶対の価値を持つウェザリオ王国で「無能」と断じられた王子シャールと公爵令嬢セフィラ。
しかし彼らには万物を操る未知の力があった。
元王子と聡明な元令嬢は国を捨て、追手を退け、辺境の街で冒険者として再起する。


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「貴女を愛する事は、私にはできない」
──近衛騎士団長ガリューは、セレスティアにそういった。
そして彼女は人を辞めた。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「血と鉄と愛」
総合ポイント 114pt


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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。

※ 本作は 『なんか説得力のある婚約破棄 』 『なんか説得力のある元鞘』 の二編をコンテスト応募用にまとめたものです。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「つかず、離れず」
総合ポイント 122pt


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承認欲求の末路。
とあるウェブ小説作家の生きざまとくたばりざまを書いた恥小説。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「馬鹿面(ばかづら)」
総合ポイント 116pt


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「なんか説得力のある婚約破棄」(※ランキングタグにリンクあり)の後日談。
どうしようもない政治情勢で婚約を破棄せざるを得なかった王太子エルリックと公爵令嬢ライラ。
二人は優秀であり、優秀であるがゆえに道理を通せば国が滅びると理解し、愛を諦めたのだ。
しかし──
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「なんか説得力のある元鞘」
総合ポイント 2,432pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

よくある聖女召喚。
でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?

「可愛らしいですわね、小さな子犬が吠えているようで」

召喚された聖女は、王に向かってそう微笑んだ。
瘴気に覆われ滅亡の危機に瀕した王国。
起死回生を賭けた聖女召喚の儀式は成功し、銀髪に紫の瞳を持つ絶世の美女が現れる。
だが彼女は王の懇願をあっさりと断り、牢に繋がれても怯える様子すらない。
プルーウィアと名乗るその女は、周囲を見回してただ一言、「原始的ですわね」と呟いた。
そんな彼女を従わせようと脅す国王を、彼女は終始穏やかな笑みで見つめている。
まるで、人間が蟻の巣を眺めるような目で。
この「聖女」は一体何者なのか。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「よくある聖女召喚」
総合ポイント 4,852pt


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アイドルはうんちをしない。
これは比喩でも誇張でもなく、文字通りの事実である。
彼女たちの体内に入ったあらゆる物質はどのような毒性を帯びていようと完璧に無効化され、吸収されてしまう。
そんなアイドルが、アイドルたちが世界を救い、そして破滅させる話。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「アイドルはうんちをしない」
総合ポイント 202pt


━━━━━━━━━━━━━━━━

ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
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だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「なんか説得力のある婚約破棄」
総合ポイント 6,264pt


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「品」──それが僕と亜里沙の決定的な違いだった。
亜里沙は二年付き合った恋人だ。
でも彼女は何をやるにも雑だった。
料理も、紅茶の淹れ方も、そして僕らが共有する「ある趣味」においても。
過程を楽しむことを知らず、すぐに結果だけを求める。
僕は彼女との日々に疲れていた。
だがそんなある日、見知らぬ男から届いたとあるメッセージ。
そこには、彼女のあられもない姿が映っていた。
そう、NTRという奴である。
怒るべき場面で僕が感じたのは、ただ一つの確信だった──やはり、彼女とは性格が合わない。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「性格の不一致」
総合ポイント 684pt


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信長公記、ほぼ史実。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「森蘭ギャル」
総合ポイント 720pt


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殺すことだけを教え込まれた軍人アシェルと、人の本心を見抜く力ゆえに孤立してきた王女キュルケ。
幼い頃から奇妙な絆で結ばれていた二人だが。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「後の月」
総合ポイント 224pt


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呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。

でも大丈夫(?)。

地球が三日後に滅びるそうだから、怖くない。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「メテオリック・エクソシズム」
総合ポイント 296pt


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勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「勇者に放置された魔王の末路」
総合ポイント 1,334pt


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男の生きざま、恋情。
ハーメルン、カクヨムから転載
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「ウィdンドウショオポイング」
総合ポイント 154pt


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帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
だが談話の果てに浮かび上がったのは──
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「阿呆鳥の連環」
総合ポイント 588pt


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職場のパワハラに苦しむ会社員・彩乃は、高校時代にいじめた相手・美月から勧められ、ストレス発散のため呪いグッズをフリマアプリで販売し始める。
しかし購入者たちが語る「被害者の声」は、かつて自分が加害者だった過去を否応なく突きつけてくる。
美月は許してくれた。
でも、許されていいのだろうか?
罪悪感に蝕まれ、眠れない夜を重ねる彩乃。
やがて購入者たちの呪いの対象に「報い」が訪れ始めたとき、彼女はある決断を下す。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ノロイ、ノロワレ」
総合ポイント 48pt


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ハルシオン王国──二百年前、この国は極度の男尊女卑社会であった。
女には相続権がなく、教育を受ける権利もなく、結婚相手を選ぶ自由さえ与えられていなかった。
女は道具であり、家畜であり、男の所有物に過ぎなかったのだ。
だが今は違う。
一部の男が──そして多数の女が国のあり方を変えた。
だが今度は逆の方向へ振り切ってしまっている。
ちょっとした事で「罪を償うために」と次々自裁していく男たちを前に、女王リディアをはじめ、女たちは社会の在り方を変えようとする。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「レミングス」
総合ポイント 126pt


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剣士カイトは勇者アルヴィンから追放を告げられた。
そして──!!!!!!
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「意識高い系勇者パーティから追放された俺の末路」
総合ポイント 19,366pt


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「私たち四人は対等なの」
──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「オープンマリッジ」
総合ポイント 128pt


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ジャズの良さがさっぱりわからん
【ジャンル】エッセイ〔その他〕
「ジャズとかよくわからん」
総合ポイント 0pt


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時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
日本でも霊務省が死刑囚を呪いの物件に送り込み、悪霊に始末させることでコストを削減するという悪趣味な制度が採用されている。
そんな中、ベテラン執行官・大佐貫はいつものように凶悪犯の処理に向かうのだが──
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ポイズン・エクソシズム」
総合ポイント 112pt


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ちょっとトッぱずれた世界観の短編を集めました。
目次──各話の簡単な概要は第一話の前書きに。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「トンチキな作品を集めた短編集」
総合ポイント 110pt


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夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「感電」
総合ポイント 318pt


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夜ごとに星が降る美しい国で、欲しいものは何でも手に入るワガママ王子。
ある日、メイドの大切な形見を無慈悲に捨てた彼は王の怒りに触れ、身一つで城を追い出されてしまいます。
孤独な旅の果てに王子が見つけたものとは
【ジャンル】童話〔その他〕
「星のきらきら」
総合ポイント 96pt


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電柱が自らの意思で根を張り、街を闊歩するようになった日本。
かつての大反乱を経て、人類は彼らとの奇妙な共存関係を築いていた。
人間とコンクリートの間に立ち、摩擦を仲裁するのが「電柱保安調整官」である佐山の仕事だ。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「電柱街」
総合ポイント 10pt


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不同意性交は死刑!!
そんな社会で男と女が恋をする。
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「君と僕の同意性交」
総合ポイント 84pt


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冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。

※ 本作は捜索用の為に執筆しました。
こんな感じの作品を読んだことありませんか?
どうしてもオリジナルが読みたくて、しかしタイトルを思い出せないので、仕方ないので書きました。
おおむねこんな感じの設定だったとおもいます。
もしあったら教えてください!DMでも感想でも構いません!
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」
総合ポイント 216pt


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鬼塚剛志は現場監督として赴任した京都で、正体不明の敵に精神を削られていた。
それは「京都弁」という名の、本音と建前が入り混じる魔宮であった。
職人の笑顔の裏にある真意が読めず、挨拶すらも攻撃に聞こえる日々。
蓄積されたストレスと疑心暗鬼が限界を超えた時、男の拳が禁断の解決策を選び取る。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「京都殺拳地獄(きょうとごろしこぶしのじごく)」
総合ポイント 46pt


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産後豹変した妻・絵里奈の苛烈な叱責に追い詰められる夫、洋平。
家庭に居場所を失った彼は怒りを糧に「完璧な仕事と育児」をこなして自らを死へ追いやるという狂気的な復讐にも似た自滅の道を歩み始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「夢の轍」
総合ポイント 136pt


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太平洋戦争架空戦記。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「白い悪魔」
総合ポイント 368pt


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甘い嘘よりも、冷徹な罵倒を。
裏切りの果てに少女が抱いた歪で抗いがたい執着の物語。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「花弁」
総合ポイント 114pt
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― 新着の感想 ―
読み進めてから感想を書こうと思ってたのに > そんなもの吐き出してしまいなさい で吹いてしまったので、つい。 敗北である。 ぺっしなさい!ぺっ!
この時点でのママンは16才で嫁ぎ、18才で妊娠。 19で出産し、12年後も背中トントンをする31才女性でいいですよね?
おお、どうなるかわかりませんしコメントしづらい親子関係! ただ、ダミアン、君は悪魔の父親として実にらしい最後を迎えた見事だ
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