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悪役令息はママがちゅき  作者: 埴輪庭
第1章「ママが好き」

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101/143

冒険者になろう!③

 ◆


 夜も更け、冒険者ギルド帝都支部は昼間の喧騒が嘘のように静まり返っていた。


 酔い潰れた冒険者が数人、テーブルに突っ伏している他は人影もない。


 カウンターの中では、茶髪の受付嬢──リョウコが一人、黙々と依頼票の整理をしていた。


 羊皮紙をめくる音が響く中、リョウコはふと手を止めて深く溜息をついた。


 思い出すのは昼頃に現れた奇妙な二人組のことだ。


 黒いローブに身を包んだ、見るからに訳ありといった風体の男女。


 アストとフェンリィと名乗った二人組。


「あの二人、どっさり依頼を持って行ったわね……」


 リョウコは独りごちた。


 その数は、通常の新人冒険者が一週間かけてこなす量に匹敵する。


 しかも、その中には錆鉄級には荷が重いと思われる依頼も含まれていた。


 月光草の採取。


 野犬の群れの討伐。


 そして、行方不明者の捜索。


 どれも帝都近郊の森での依頼だが、森は夜になれば危険度が上がる。


 果たして本当に達成できるものだろうか。


 リョウコの胸中には、そんな疑念が渦巻いていた。


 そして、それ以上に強い嫌悪感も。


「貴族の道楽で冒険者遊びをするのはやめてほしいわね」


 リョウコは吐き捨てるように言った。


 あの二人組の立ち振る舞い、言葉遣い、そして何よりあの尊大な態度。


 間違いなく上級貴族の子弟だろう。


 世間知らずの坊ちゃんが、凄腕の護衛を連れて冒険者の真似事をしに来た──リョウコにはそうとしか見えなかった。


 実際、そういう例は過去にもあった。


 そしてそういう愚行は、おおむね良い結果を生まないのだ。


 半年前のことだ。


 どこぞの子爵家の三男がやはり護衛を二人連れてギルドに登録に来た。


 自信満々にゴブリンの巣穴討伐の依頼を受け、意気揚々と出かけていった。


 結果は無残なものだった。


 護衛二人は命からがら逃げ帰ってきたが、当の子爵家の三男は両腕を食い千切られ、片目を潰された状態で発見された。


 命こそ助かったものの、貴族としての将来は完全に閉ざされた。


 それだけならまだしも、子爵家はギルドに対して猛烈な抗議をしてきたのだ。


 なぜ危険な依頼を受けさせたのか、なぜ新人を止めなかったのか、と。


 冒険者は自己責任。


 それがギルドの鉄則だ。


 だが、相手が貴族となると話は別だ。


 ギルドは多額の慰謝料を支払い、担当した受付嬢は責任を取らされる形で地方へ飛ばされた。


 リョウコはその一部始終を間近で見ていた。


 だからこそ、貴族の道楽には人一倍敏感になっている。


「依頼放棄とかならまだしも……」


 死なれでもしたら、後々面倒なことになる。


 リョウコは一応止めはしたものの、そこまで強くは止めなかった。


 なぜなら、貴族でございと名乗っていなかったためである。


 一般の冒険者扱いしてくれ、という事ならそうするまでの話だった。


 だが、まさかあんなにどっさりもっていくとは……。


 リョウコは再び溜息をつき、無理やり思考を切り替えた。


 感傷に浸っている暇はない。


 ──私には私の仕事があるし


 明日振り分ける依頼について、頭を悩ませなければならないのだ。


 冒険者ギルドの依頼とは、貴族はもちろん、平民たちからも広く募った「お願い事」のことだ。


 ギルドはそのお願い事を精査し、難易度や報酬を設定して、依頼という形にして冒険者に仕事として振る。


 そうなると当然、依頼の中にも優先度が生まれる。


 貴族からの緊急の要請。


 街の治安に直結する魔物討伐。


 希少な素材の確保。


 その優先度に従って、可及的速やかに依頼を消化させることがギルドには求められている。


 そして受付嬢の仕事は、ただカウンターに座って事務作業をすることだけではない。


 依頼の振り分け──適切な依頼を、適切な冒険者にやらせること。


 これが最も重要で、最も神経を使う業務だ。


 だが、依頼の斡旋に強制力はない。


 冒険者たちは気紛れで、プライドが高く、そして金に汚い。


 一癖も二癖もある連中ばかりだ。


 そんな彼らを相手に、手練手管を尽くして自主的に依頼を受けさせる。


 それが受付嬢の腕の見せ所であり、苦労の種でもある。


 報酬を上乗せすると仄めかしたり。


 他の冒険者を引き合いに出して競争心を煽ったり。


 時には、甘い声で頼み込んだり。


 冒険者をなだめ、すかし、時には──そう、時には体を使ってでも依頼を消化させる。


 それがギルドの裏の顔であり、リョウコの日常だった。


 この仕事に就いてから、望まぬ相手と夜を共にしたこともある。


 すべてはギルドの円滑な運営のため、そして自分の生活のためだ。


 ──明日は鉄級のパーティー『銀狼の牙』に、北の街道に出没するオーガの討伐を頼まないと。リーダーの機嫌を取るのが面倒だけど……。


 リョウコは依頼票の山を見つめながら、明日の算段を立てる。


 この依頼はあのパーティに。


 この依頼はあのベテラン冒険者に。


 そして、残った雑用は新人たちに押し付ける。


 ある程度、翌日の依頼斡旋の青写真を描き終えたところで、入口の扉の鐘がカラン、と鳴った。


 ──こんな時間に誰だろう? 


 リョウコは営業用の笑顔を貼り付け、顔を上げた。


「お帰りなさいませ」


 声をかけ、そして目を見開いた。


 そこにいたのは、昼間の二人組だったからだ。


 黒いローブ姿は変わらないが、その姿には明らかな変化があった。


 女──フェンリィが、大きな麻袋を複数抱えていたのだ。


 その袋からは、薬草の独特な匂いと、そして微かな血の匂いが漂ってくる。


 フェンリィは音もなくカウンターに近づくと、抱えていた袋をどさり、と置いた。


「依頼の品です」


 フェンリィの静かな声に、リョウコは我に返った。


 まさか、本当に達成してきたというのか。


 しかも、こんな短時間で。


「か、確認させていただきます」


 リョウコは震える手で袋を開けた。


 中には、月光草が束になって詰め込まれていた。


 しかも、どれも傷一つない、完璧な状態だ。


 月光草は繊細な薬草で、採取には細心の注意が必要とされる。


 それをこんなに大量に、しかも完璧な状態で採取してくるとは。


 リョウコは息を呑んだ。


 そして、他の袋も確認する。


 野犬の耳。


 ゴブリンの牙。


 討伐証明部位が、正確な数だけ収められている。


「そして、行方不明者の捜索ですが」


 フェンリィが言うと、後ろに控えていたアストが前に出た。


 その手には、小さなロケットが握られている。


「遺品だ。本人は死んでいた」


 アストの冷たい声が響く。


 リョウコはロケットを受け取り、依頼書と照合した。


 間違いない。


 行方不明になっていた商人の持ち物だ。


「……承知いたしました。ご遺体は?」


「森に埋葬しました。場所は地図に」


 フェンリィが差し出した地図には、正確な位置が記されていた。


 リョウコは言葉を失った。


 全ての依頼を完璧にこなし、しかも遺体の処理まで済ませてきた。


 新人冒険者の仕事とは到底思えない手際だ。


「報酬を」


 フェンリィの催促に、リョウコは慌てて金庫から銀貨を取り出した。


 全ての依頼の報酬を合わせると、かなりの額になる。


 リョウコは銀貨を数え、カウンターに置いた。


「こちらになります。そして……」


 リョウコは少し躊躇った後、意を決して言った。


「お二人は、昇格の条件を満たしました」


 ギルドの規定では、一定数以上の依頼をこなし、かつ評価値の高い依頼を達成すれば、等級が上がる。


 アストとフェンリィは、その条件を遥かに超える実績を上げたのだ。


「つきましては、こちらが新しい身分証となります」


 リョウコが差し出したのは、銅色のプレートだった。


 錆鉄級から銅級への昇格。


 丸一日経ってもいないのに昇格というのは、帝都のギルドではここ十年ほど無かった事だ。


 フェンリィは無言でプレートを受け取ると、アストの方に振り返った。


 そして、恭しく頭を下げ、何事かを囁く。


 アストは何度か頷き、相変わらず無表情のままそれに応えていた。


 その様子は、まるで主従の会話そのものだ。


 フェンリィがアストに向き直り、言った。


「ではまた」


 そう言って、二人は足早にギルドを後にした。


 扉が閉まり、再び静寂が訪れる。


 リョウコは呆然と立ち尽くしていた。


「よほど凄腕の護衛みたいね、あのフェンリィって人……」


 リョウコは呟いた。


 ──世間知らずの坊ちゃんを護りながら、あれだけの成果を上げるなんて


 リョウコはそう結論付けた。


 ◆


 それから少し経った頃だった。


 再び扉の鐘が鳴った。


 今度は、重い足音と共に巨漢が入ってきた。


 ドムドムだ。


 昼間、アストたちに絡んでいたあの男。


 だが、その顔色は異様に悪かった。


 まるで幽霊でも見たかのように青褪め、全身から冷や汗を流している。


「よお、リョウコ」


 ドムドムの声は掠れていた。


 いつもの威勢の良さは欠片もない。


「ドムドムさん、どうしたんですか? 顔色が悪いですよ」


 リョウコが心配そうに尋ねると、ドムドムは周囲を警戒するように見回した。


「……あいつら、行ったか?」


「あいつら?」


「あの、黒いローブの二人組だよ」


「あの二人……フェンリィ様とアスト様の事ですか?」


 リョウコが答えると、ドムドムはほっとしたように息を吐いた。


 だが、その表情は依然として強張っている。


「どうしたんですか、一体。何かあったんですか?」


 リョウコが問い詰めると、ドムドムはカウンターに手をつき、身を乗り出した。


 そして、声を潜めて言った。


「いいか? あいつらは……あいつらにはなるべく便宜を図ってやれ」


「は?」


 リョウコは首を傾げた。


 何を言っているのだろう、この男は。


 ドムドムは中堅冒険者として、堅実に実績を積み上げてきている男だ。


 ギルドにも協力的で、面倒見も良い。


 そんな彼が、急に特定の人物を特別扱いしろなどと言ってくるなど、あり得ないことだ。


「どういう意味ですか? 特定の冒険者を贔屓することはできませんよ」


 リョウコが正論を返すと、ドムドムは苛立ったように頭を掻いた。


「そういうことじゃねぇんだよ! あいつらはヤバいんだ!」


「ヤバいって……」


 ドムドムの様子は尋常ではなかった。


 その巨体が、小刻みに震えている。


 怯えているのだ。


 この歴戦の冒険者が。


「昼間、俺はあいつらに絡んだだろ?」


「ええ、見てましたけど」


「その後、気になってあいつらの後をつけたんだ。新人が無茶しねぇか、見張っておこうと思ってな」


 それはドムドムなりの親切心だったのだろう。


 だが、その行動が彼に何を見せたのか。


「最初俺は、女がヤバいと思ってた……だが違う。あ、あ、あのガキがやばいんだ……」


「ガキって……アスト様のことですか?」


「ああ、そうだ」


 ドムドムはよほど精神にクるようなことがあったようで、その言葉はどうにもとりとめがない。


「あ、あ、あのガキが、指を鳴らしたんだ。そしたらよ……」


 ドムドムの目が恐怖に見開かれる。


「い、いや。俺が余計な事を言ったと勘ぐられてもたまらねえ……とにかく! 忠告はしたからな。じゃあ、俺は帰る」


 ドムドムはそう言うと、足早にその場を去っていった。


 まるで何か恐ろしいものから逃げるかのように。


 結局、何がどうヤバいのか、具体的な話は聞けなかった。


 だが、ドムドムの異常なまでの恐怖は、確かに伝わってきた。


「うーん……」


 リョウコは頭を抱えた。


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作品紹介

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※ 20260119時点、第一章完まで毎日午前六時に投稿予約しています。
【ジャンル】(長編)ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「追放された王太子と公爵令嬢が冒険者になる話」
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六十年間、何をやっても失敗し続けてきた男がいる。
幼稒園では振り付けを覚えられず、学校では成績も運動も最下位。
恋は告げられず、仕事ではミスを重ね、やがてリストラ。
期待されないことだけが彼の救いだった。
期待されなければ、失望されることもないからだ。
両親を看取り、五十五を過ぎた頃、彼は三十年ぶりに小説を書き始める。
題材は自分自身。
何の取り柄もない、救いようのない半生。
書き上げた原稿を、返事など期待せずに出版社へ送った。
──しかし。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「闇、搔き毟りて」
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この記録集は、二〇二五年八月から九月にかけて起きた「灯之村発熱事件」に関する資料をまとめたものである。
事件の中心人物である花村園子(動画共有サイト「ViShare」チャンネル「SONOKO's Journey」運営者)は、二〇二五年九月十四日に交通事故を起こし重傷を負った。
退院後、彼女はすべてのSNSアカウントの更新を停止し、現在も消息不明となっている。

本記録集には以下の資料が含まれる。
・花村園子が撮影した映像の書き起こし
・関係者へのインタビュー記録
・ViShare動画およびコメント欄のアーカイブ
・SNS(Z、Picstagram等)の投稿記録
・インターネット掲示板の過去ログ
・メール・ダイレクトメッセージの記録
・行政文書(保健所報告書、村議会議事録等)
・新聞・週刊誌記事
・医学論文・学会報告
・郷土史料・古文書
・その他の関連資料

なお、プライバシー保護のため、一部の人名・地名は仮名としている。
また、資料の配列は時系列に沿っているが、一部編集を加えている箇所がある。

※ 本作は作者が去年のいつだったかにかいた「ヒツギノムラ」という因習村系ホラーをモキュメンタリー形式に仕立て直したものです。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「灯之村発熱事件 記録集」
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魔力が絶対の価値を持つウェザリオ王国で「無能」と断じられた王子シャールと公爵令嬢セフィラ。
しかし彼らには万物を操る未知の力があった。
元王子と聡明な元令嬢は国を捨て、追手を退け、辺境の街で冒険者として再起する。


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「貴女を愛する事は、私にはできない」
──近衛騎士団長ガリューは、セレスティアにそういった。
そして彼女は人を辞めた。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「血と鉄と愛」
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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
しかしその理由は真実の愛を見つけたからでも、ライラに愛想がないからでもなかった。

※ 本作は 『なんか説得力のある婚約破棄 』 『なんか説得力のある元鞘』 の二編をコンテスト応募用にまとめたものです。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「つかず、離れず」
総合ポイント 122pt


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承認欲求の末路。
とあるウェブ小説作家の生きざまとくたばりざまを書いた恥小説。
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「馬鹿面(ばかづら)」
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「なんか説得力のある婚約破棄」(※ランキングタグにリンクあり)の後日談。
どうしようもない政治情勢で婚約を破棄せざるを得なかった王太子エルリックと公爵令嬢ライラ。
二人は優秀であり、優秀であるがゆえに道理を通せば国が滅びると理解し、愛を諦めたのだ。
しかし──
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「なんか説得力のある元鞘」
総合ポイント 2,432pt


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よくある聖女召喚。
でももしも召喚した聖女がやべー聖女だったら?

「可愛らしいですわね、小さな子犬が吠えているようで」

召喚された聖女は、王に向かってそう微笑んだ。
瘴気に覆われ滅亡の危機に瀕した王国。
起死回生を賭けた聖女召喚の儀式は成功し、銀髪に紫の瞳を持つ絶世の美女が現れる。
だが彼女は王の懇願をあっさりと断り、牢に繋がれても怯える様子すらない。
プルーウィアと名乗るその女は、周囲を見回してただ一言、「原始的ですわね」と呟いた。
そんな彼女を従わせようと脅す国王を、彼女は終始穏やかな笑みで見つめている。
まるで、人間が蟻の巣を眺めるような目で。
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【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
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アイドルはうんちをしない。
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彼女たちの体内に入ったあらゆる物質はどのような毒性を帯びていようと完璧に無効化され、吸収されてしまう。
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【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「アイドルはうんちをしない」
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ここ最近、ランベール王国ではしょうもない理由での婚約破棄が流行している。
麗しき公爵令嬢ライラ・オーネストはそれを苦々しく思っていた。
だがそんな彼女もある日、婚約者であるエルリック王太子から婚約破棄を告げられてしまう。
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【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
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「品」──それが僕と亜里沙の決定的な違いだった。
亜里沙は二年付き合った恋人だ。
でも彼女は何をやるにも雑だった。
料理も、紅茶の淹れ方も、そして僕らが共有する「ある趣味」においても。
過程を楽しむことを知らず、すぐに結果だけを求める。
僕は彼女との日々に疲れていた。
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そこには、彼女のあられもない姿が映っていた。
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怒るべき場面で僕が感じたのは、ただ一つの確信だった──やはり、彼女とは性格が合わない。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「性格の不一致」
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信長公記、ほぼ史実。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「森蘭ギャル」
総合ポイント 720pt


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殺すことだけを教え込まれた軍人アシェルと、人の本心を見抜く力ゆえに孤立してきた王女キュルケ。
幼い頃から奇妙な絆で結ばれていた二人だが。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「後の月」
総合ポイント 224pt


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呪いの動画を見てしまった。
私は一週間後に死ぬらしい。

でも大丈夫(?)。

地球が三日後に滅びるそうだから、怖くない。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「メテオリック・エクソシズム」
総合ポイント 296pt


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勇者が魔王を倒そうとしなかったらどうなる?
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「勇者に放置された魔王の末路」
総合ポイント 1,334pt


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男の生きざま、恋情。
ハーメルン、カクヨムから転載
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「ウィdンドウショオポイング」
総合ポイント 154pt


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帝都ティランの会員制サロン「銀枝亭」に集った五人の貴族たち。
話題は庶民の間で流行する「婚約破棄譚」への痛烈な批判だった。
設定の杜撰さ、人物造形の稚拙さ、読者の被害者意識……舌鋒鋭い文芸誌編集主幹カタリナを中心に、知識人たちは存分に嘲笑を重ねていく。
だが談話の果てに浮かび上がったのは──
【ジャンル】純文学〔文芸〕
「阿呆鳥の連環」
総合ポイント 588pt


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職場のパワハラに苦しむ会社員・彩乃は、高校時代にいじめた相手・美月から勧められ、ストレス発散のため呪いグッズをフリマアプリで販売し始める。
しかし購入者たちが語る「被害者の声」は、かつて自分が加害者だった過去を否応なく突きつけてくる。
美月は許してくれた。
でも、許されていいのだろうか?
罪悪感に蝕まれ、眠れない夜を重ねる彩乃。
やがて購入者たちの呪いの対象に「報い」が訪れ始めたとき、彼女はある決断を下す。
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ノロイ、ノロワレ」
総合ポイント 48pt


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ハルシオン王国──二百年前、この国は極度の男尊女卑社会であった。
女には相続権がなく、教育を受ける権利もなく、結婚相手を選ぶ自由さえ与えられていなかった。
女は道具であり、家畜であり、男の所有物に過ぎなかったのだ。
だが今は違う。
一部の男が──そして多数の女が国のあり方を変えた。
だが今度は逆の方向へ振り切ってしまっている。
ちょっとした事で「罪を償うために」と次々自裁していく男たちを前に、女王リディアをはじめ、女たちは社会の在り方を変えようとする。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「レミングス」
総合ポイント 126pt


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剣士カイトは勇者アルヴィンから追放を告げられた。
そして──!!!!!!
【ジャンル】ハイファンタジー〔ファンタジー〕
「意識高い系勇者パーティから追放された俺の末路」
総合ポイント 19,366pt


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「私たち四人は対等なの」
──女の提案で始まったのは、三人の男が一人の女を共有する異常な日々だった。
弁護士の真司は漁師の啓二、バーテンダーの了と共に、愛する妻・莉子と暮らしている。
かつては嫉妬に狂い、互いに殺意すら抱いた男たち。
しかし奔放な妻に振り回され、同じ苦しみを共有するうちに、敵同士だったはずの三人の間には奇妙な連帯感が芽生え始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「オープンマリッジ」
総合ポイント 128pt


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ジャズの良さがさっぱりわからん
【ジャンル】エッセイ〔その他〕
「ジャズとかよくわからん」
総合ポイント 0pt


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時は大霊能時代!
悪霊、死霊が跋扈するようになり、治安は悪化し、世界中、不穏な事ばかりのサイテーな時代である。
日本でも霊務省が死刑囚を呪いの物件に送り込み、悪霊に始末させることでコストを削減するという悪趣味な制度が採用されている。
そんな中、ベテラン執行官・大佐貫はいつものように凶悪犯の処理に向かうのだが──
【ジャンル】ホラー〔文芸〕
「ポイズン・エクソシズム」
総合ポイント 112pt


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ちょっとトッぱずれた世界観の短編を集めました。
目次──各話の簡単な概要は第一話の前書きに。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「トンチキな作品を集めた短編集」
総合ポイント 110pt


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夕暮れの駅のホーム、今にも線路へ吸い込まれそうな女性に男は全力で体当たりを食らわせた。
男の名前は藤巻俊一。
いわゆる、「ぶつかりおじさん」である。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「感電」
総合ポイント 318pt


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夜ごとに星が降る美しい国で、欲しいものは何でも手に入るワガママ王子。
ある日、メイドの大切な形見を無慈悲に捨てた彼は王の怒りに触れ、身一つで城を追い出されてしまいます。
孤独な旅の果てに王子が見つけたものとは
【ジャンル】童話〔その他〕
「星のきらきら」
総合ポイント 96pt


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電柱が自らの意思で根を張り、街を闊歩するようになった日本。
かつての大反乱を経て、人類は彼らとの奇妙な共存関係を築いていた。
人間とコンクリートの間に立ち、摩擦を仲裁するのが「電柱保安調整官」である佐山の仕事だ。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「電柱街」
総合ポイント 10pt


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不同意性交は死刑!!
そんな社会で男と女が恋をする。
【ジャンル】現実世界〔恋愛〕
「君と僕の同意性交」
総合ポイント 84pt


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冒険者パーティ『碧空の翼』の荷物持ちバジルは醜く無能な中年男だ。
そんなある日、彼は仲間に囮として森に捨てられた。
絶望の淵で彼が手にしたのは、若き美女へと変貌する奇跡の力であった。
復讐を誓ったバジルは美貌の魔術師「ジル」となり、かつて自分を見下した男たちの前に現れる。
何も知らない男たちは、かつて蔑んだ男とも知らず、彼女の愛を求めて争い、堕ちていく。

※ 本作は捜索用の為に執筆しました。
こんな感じの作品を読んだことありませんか?
どうしてもオリジナルが読みたくて、しかしタイトルを思い出せないので、仕方ないので書きました。
おおむねこんな感じの設定だったとおもいます。
もしあったら教えてください!DMでも感想でも構いません!
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「無能な中年男、男をたぶらかす魔女となり、自分を捨てたパーティメンバーに地獄を見せる」
総合ポイント 216pt


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鬼塚剛志は現場監督として赴任した京都で、正体不明の敵に精神を削られていた。
それは「京都弁」という名の、本音と建前が入り混じる魔宮であった。
職人の笑顔の裏にある真意が読めず、挨拶すらも攻撃に聞こえる日々。
蓄積されたストレスと疑心暗鬼が限界を超えた時、男の拳が禁断の解決策を選び取る。
【ジャンル】コメディー〔文芸〕
「京都殺拳地獄(きょうとごろしこぶしのじごく)」
総合ポイント 46pt


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産後豹変した妻・絵里奈の苛烈な叱責に追い詰められる夫、洋平。
家庭に居場所を失った彼は怒りを糧に「完璧な仕事と育児」をこなして自らを死へ追いやるという狂気的な復讐にも似た自滅の道を歩み始める。
【ジャンル】ヒューマンドラマ〔文芸〕
「夢の轍」
総合ポイント 136pt


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太平洋戦争架空戦記。
【ジャンル】歴史〔文芸〕
「白い悪魔」
総合ポイント 368pt


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甘い嘘よりも、冷徹な罵倒を。
裏切りの果てに少女が抱いた歪で抗いがたい執着の物語。
【ジャンル】異世界〔恋愛〕
「花弁」
総合ポイント 114pt
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ドムドムバーガーさんええ人や 幸せになってほしい
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