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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

いつか君と海を見よう

作者: 春美

朝起きた。何故か泣いていた。泣く理由は見当たらなかった。夢の中にいたかった。あのころのように。



窓を閉め、電気のスイッチを押した。その瞬間、隣の教室から生徒の叫び声が聞こえ、私はその場に倒れ込んだ。



病院

怒られた。知らないけど、なにかの関係者。

「なんであんなことをしたんだ?恨みでもあったか?」

恨みとかは特になかったし、この質問に対して何を答えたらいいか分からなかった。無言の空間。誰かが居心地悪そうにこの部屋を出ていった。

そもそも私ってなんだろう。誰なんだろう。そもそもこの世界はなんなのか。



心配

また別の知らない人が来た。私に話しかけているようだが、なんだかよく分からない。

「進学できるの?」

「卒業したら就活する?」

「私はあなたを心配してるのよ」

私の中にそんな言葉は見あたらない。

この部屋を出て、屋上へと向かった。理由は、多分ない。



空の上下

私はまだ空の下にいる。いや、空の上と下との境界線に立っているのかもしれない。

屋上には桜の花びらがヒラヒラとこっちに向かってくる。

「やっと見つけたぞ、教室爆破事件の犯人を!」

後ろから怒鳴られたあと、胸ぐらを掴まれ、下にはコンクリートが見えた。

「新学期早々騒いでんじゃねーよ!」

そう言って私の頬を殴った。別に誰かに迷惑をかけたかったとか、そういう訳じゃない。なんでこんなことをしたのかも分からない。

「何か言ってみろよ」

そう言った人の顔が面白くて、その場で爆笑してしまった。わざわざこんなところに来て何がしたかったのだろうか。



警察

教室爆破事件について問い詰められた。何を言えばいいのか、そもそも私の中に感情というものはなかったし、仮にあったとしてもすぐに大人に揉み消されてしまう。感情を出すというのは大人への無駄な抵抗だ。嫌気が差し、私はその場を出ていった。



過去

わたしは、ほいくえんにかよっていた。おとうさんかおかあさんがむかえにきてくれるのが、すごくうれしかった。

おとうさんとおかあさんは、なかがよかったはずなのにいまはふたりともおたがいにおこっている。

「この子に、私立に通って欲しくて。将来は慶応大学に行って欲しいのよ。」

「別に普通の学校でいいじゃないか。お金もかかるし、社会はは勉強だけが全てじゃない。」

「は?高卒のあんたには分からないでしょうね。私だって一応大学は卒業したんだから!あなたと私を一緒にしないで!私の言うことを聞けないんだったらうちの子はあなたの子供じゃない!」


小学校に上がったころ、もうお父さんはいなかった。お父さんの話をするとお母さんにひどくしかられるため、その話は口にしなかった。

学校に行っている日でも、毎日六時間は家で勉強しなければならなかった。たった一人のお母さんの夢を、叶えるために。

「そろそろ中学受験を考えないとね。そうだ、塾に行かない?」

こんな提案をしてきた。むやみに反抗はできないため、塾に行くとこをすんなりと受け入れるように見せ、お母さんの機嫌を損ねずに済んだ。


第一志望は不合格だった。四校中一校は合格したため、そこに通うことになったが母に怒られた。

「どうして落ちるのよ!この親不孝が!あなたのためにどれだけお金かけて塾通わせて、ご飯も作ってあげたか。ねぇなんでよ!なんで言うこと聞いてくれないの!全部あんたのためなのよ!」

どうしてそんなにヒステリックになってるんだろうか。

私の中で、何かが切れた。

「全部お母さんの自己満でしょ」

もう耐えきれなくて、つい口に出してしまった。

「なんですって!ふざけるのもいい加減にしろ!あんたが落ちたのが悪い!あたしは悪くない!あんたのせいよ!この恥さらし!バカ!不孝者!」

あー、やっちゃった。自分の行動が間違ってないと勘違いしてる母親に言っちゃダメだったか。

「本当にそんなので慶応入れるの?気持ちたるんでるでしょ!明日からスケジュールは全てあたしが組むわ!それでいいわね!」

何度も母に殴られた。何度も、何度も。一粒の涙が、静かに流れた。


唯一合格した中学に通うことになり、そこはまあまあいい場所だった。でも周りはバカばっかだし、孤立を極めていた。授業中大声でおしゃべりなんかしちゃったり、男子は下ネタばっか発言しまくる。先生も呆れている様子だった。内容は塾で既に予習していたため、学校に通う=私の自習時間になっていた。一番後ろの窓側の席にいると、桜の花びらが教室に入ってきてゴミが増える。とっととあんな木、切り裂けばいいのに。体調もあまり優れなかったため、よく保健室に通っていた。そこの保健室の先生が、すごく優しかった。私の悩みを聴いてくれたりして、今までの大人とは違かった。「私」を一人の人間として接してくれ、どこか暖かさを感じた。先生と話していた時、

「やまだせんせー、怪我しちゃったー」

と誰かが言い、

「少し待っててね」

と一声かけられ、そのまま声がした方へ向かった。山田は先生の名前である。山田先生の声が、あっちで聞こえた。


中三になり、受験生となった。私の人生の二度目の受験だ。当然母は「私立に行け」と言うだろう。いい成績、いい所に就職、ね。

山田先生のところに行き、悩みを相談した。

「いい所に就職したら、母から逃れられますか」

山田先生は困惑した表情を浮かべつつも、言葉を選びながらかゆっくり話した。

「確かに、いい所に就職することも大事だけど、もしできるんだったら自分の好きなことを仕事にできるといいわよね。私もこの仕事は好きでやっているから、一生涯続けられそうなの。海美さんも、好きなことを見つけられるといいね。」

こんなことを言われたが、好きなことなんてない。そういえば、私は霜川 海美という名前だ。この名前は、誰かにつけてもらった。母ではないらしい。おじいちゃん、おばあちゃんかな。昔住んでいた所に綺麗な海があったらしい。山田先生と話した後、私はそそくさと学校を出た。



海美

学校帰り、ここから一時間ぐらいかかる場所に海があるらしかったから、何となく行ってみることにした。

海に着いた途端、

「あぁ、綺麗」

と一言口からこぼれ落ちた。言葉では言い表せないほど、綺麗で透き通っていた。海水の匂い、周りの砂。私をこの世界に埋もれさせるような力を持っているようだった。その後しばらくして家に帰った後でも、あの海のことが頭から離れずにいた。


*


高校に受験し、今度こそは第一志望に合格した。母はとても喜んでいたが、私はそこまで喜べなかった。私は母親の操り人形なのだろうか。そして私は一生操られ人形と化してしまうのか。どうして私は勉強しているのだろう。私に名前を付けてくれた人は、一体誰なのだろう。知りたい。でも、知れない。今のところ、何も手がかりがなく、この問題を解決出来ずにいた。だから、とうとう私は決心した。どうしても、私が探している人を見つけたかった。会ってみたかった。生きてるかどうかは知らないけど。私は勇気を振り絞って、母に聞いてみることにした。

「私の名前を付けてくれた人って、一体誰なの?」

なんと返答されるだろうか。

「その話はしないで。」

「お母さんの知ってる人なの?」

しばらく無言が続いた。そしてまた母が口を開いた。

「知ってるわよ。あなたの中の記憶にはないけどね。あいつは酷い男だったわ。私の考えをなんにも理解してくれないんだから。」

私の探している人は、男性らしい。多分お母さんと歳は同じぐらい?

「連絡先とか知ってたら教えて欲しい」

ここまで探りを入れていいのか、とも考えたがもう後には戻れない。

「何回言えば分かるの!この話はしないでよ!」

怒らせてしまった。仕方ない。これ以上言うのは辞めよう。



道外れ

来週学校が始まる。嫌だ。そうだ、学校爆発させればいい?そしたらもう行かなくて済む?

今まで嫌なことばっかりな人生だった。苦しくて、辛くて、既に私の心は限界を超えていた。私は学校に爆弾を仕掛けるため、色々と準備した。理科は比較的得意だったため、簡単に作れた。ついでに私の記憶も無くそうとしたため、猛毒の薬品を入れた。バレないようにそっと教室に仕掛ければ・・・。実行しよう。


誰もいない教室。後悔はない。全て嫌なことを消し去り、そして死のう。気分がスッキリすると思う。

そして私は、仕掛けてあったスイッチを押した。



病院 二

「え・・・。」

ここは一体どこ?いつの間にかベットで寝てたようだ。あぁ、思い出した。私は学校を爆発させたんだった。窓に映る空が、やけに青く光っていた。


*


もう将来なんてどうでもいい。誰からにも嫌われて、自分だけ苦しい思いして。一秒でも早くこの人生を終わらせたかった。ボーっとしていたら、誰かが部屋に入ってきた。そしてその人は言う。

「なんであんなことをしたんだ?恨みでもあったか?」

どこかで聞いたことがある声。ずっと黙り込んでいた。なんと答えるのが正解なのか分からなかった。

あの人は一瞬、なにかに気がついたかのような顔をして、この部屋から出た。

あの人は「海老原さん」と部下らしき人に呼ばれていた。そういえば、私が保育園に通っていた時の名札と同じ名前だった。元々は私は海老原だったのだろう。聞き覚えのある声、見覚えのある顔。あの人がこっちに事情聴取してくる度、何故か懐かしいという感情が湧き出た。



運命

海老原さんは私に

「あなたはこの事件の犯人として、これからを生きていかないといけない。負傷者が出てたら、もっと大きな問題になっていたんだぞ。」

と言った。知らない人が父親ズラしてくるなよ。あ、お父さんいなかったんだった。そう考える自分が何故か、誰かに負けたように感じて悔しかった。海老原さんがこの部屋を出た後、しばらくして病院の火災報知器が鳴り始めた。地震速報みたいな音が館内に響き渡る。病室には誰もいない。一人だ。私を助けてくれる人なんて、誰一人としていなかった。こっちまで救助の手が回っていないのかもしれない。特に私はこの階の一番奥の部屋に居たため、助けてくれる確率は極めて低かった。何とか自力で病室を出たが、黒煙が蔓延していて息がまともに出来なかった。次第に下半身が動かなくなり倒れかけていた時、

「まだ誰かいるかー!」

と大声を出している声が聞こえた。私は必死に

「こ、こっ、ここでーーす!」

泣きながら訴えた。地球の裏側に届くぐらい、今まで出したことの無いぐらいの声で叫んだ。

そして私の目の前に誰かがきた。煙でよく見えなかったが、男性だった。

「後ろにつかまってなさい」

その男性におぶられ、やっと病院を出た。

酸素がある。息ができることに私は安心した。しかし、その安心が一瞬にして驚きに変わった。なんと私を助けてくれたのは、あの海老原さんだったからだ。海老原さんの顔を見て、私は急に恥ずかしくなった。多分今は顔が赤ん坊のように真っ赤になっている。海老原さんは、静かにその場を去っていった。


*


私は別の病院で治療を受けることとなった。親に迷惑ばかりかけてるな、私。まあいっか、あんな人。

ドアを開けようとした時に腕が挟まって、骨折していたらしい。確かに痛かったな、あの時。

また数ヶ月入院しなければならないらしい。自由がまた減った。ここの病院は屋上の景色が綺麗で、心が和む場所だった。暇な時は常に外を見ていた。そんな時、ふと海老原さんのことを思い出した。海老原さんは怪我をしていないだろうか。仕事ができているのだろうか。赤の他人だが、助けて貰ったからにはしっかりお礼を言いたかった。どうしてこんな私を助けてくれたのだろう。犯人なら、生かしててもしょうがないから、このまま殺しておけば良かったのに。ボーっとしていたら、突然後ろから話しかけられた。

「どうしたんだい」

振り向いた先には海老原さんがいた。

「怪我は平気か?」

突然の事で私は黙り込んでしまった。

「また入院かぁ。君は大変だなぁ」

何それ。私を煽ってるの?いや、そういう訳ではないのかも。何故かこの人と話していると、まるで父親と娘の関係が元からあったかのような気分になる。全くの他人のはずなのに、この人にならなんでも話せる感じ。

「あの、この前はありがとうございました。迷惑かけてすみません。」

とりあえずお礼として言っておいた。ほんとはもっと凝ったこと言わないと相手に伝わらないかな、と思っても、今の私に考える暇なんてなかった。

「あぁ、それはいいんだよ。気にしないで。」

この人、カッコつけてる?まぁいっか。

「どう?色々と気持ちの整理はついた?」

いや、ついてないに決まってる。でもそれを言ったらなんかダメな気がして、何も言えなかった。

「実はさ、君のお母さんと話した時、すごく君に似てるなーって思って。親子ってやっぱり似るものなんだねってその時実感したよ。俺は独身だから、子供が欲しいなーとか、もし結婚してたら今はどうなってたんだろうなとか、すごく考えるんだ。特に君や君のお母さんを見ているとね。」

そっか、海老原さん独身か。

「これから結婚する予定はないんですか」

「うん、ないね。だって俺には・・・。いや、いいや」

笑いながら返事をされた。

「この話を君にするのはまだ早いかな?」

「なんですか?すごく気になります」

過去のことだろうか。それともなにか別のことだろうか。

「いや、実はさ、俺離婚してるんだよね。再婚はしてないんだけどさ」

脳に衝撃が走った。まさか離婚してただなんて。どうしてだろう。

「子供もいた。可愛い一人娘だったよ。でも俺は自分から別れを切り出してあの家を出ていった。もう娘や元奥さんに会う資格は俺には無い。俺はあの家族を裏切った・・・。」


*


あれは土砂降りの夜だった。俺はもう限界だった。娘が勉強、母親に苦しめられていく姿がもう見れなかった。助けてやりたかったけど、当時の俺は怖がりだったんだと思う。妻に「出ていけ」と言われた時はかなりショックだった。でもその状況は、必然的に現れたのだと思う。どうしてあの時、娘と一緒では無く俺一人で出ていってしまったのだろう。後悔、辛さが俺の心に残った。離婚届のサインを妻に求められた時は、もう何も抵抗できなかった。俺は弱虫だった。


*


「そんなことがあったんですね」

「あぁ、まあこのことは忘れて。若い子にこんなこと聞いてもらうなんて恥ずかしいから」

じゃあまた、と去っていった。あの人は気づいていないのだろう。と言ってもまだこの人が本当の父親なのかという確信は持てていない。一体どうしたらその決定的証拠を掴める?その夜私は眠れなかった。



真実

そろそろ治ってきた。痛みは引いている。だがまだ安静にしていないといけないのが苦しかった。病室でしばらく横になっていると、隣の部屋から大きな音がした。花瓶が割れたような音。ガラスが飛び散っている音。どうしても気になって少し覗いてみようかと思った。でも、なんだか怖くて覗ける気がしなかった。男の人と女の人の声。どうしてだろう、やっぱり気になる。私は思いっきり扉を開けて中を覗いてみた。

「もうあの子に近づかないで!なんであんたがここにいるのよ!」

そこにいたのは、母と海老原さんだった。

「よせよ、一旦落ち着けって。俺がなにか悪いことしたか?あの少女がなんだって言うんだ?」

あー、やっちゃった。修羅場すぎる。どうしよう、そのまま閉めるのもなんか変だし。

海老原さんは地べたに座り、後ろにジリジリ下がっていく。もう少しで壁にぶつかりそうな程だ。母は上から見下すように冷たい視線で海老原さんを見つめた。左手には花瓶があった。床にはガラスの破片が散っている。

「あんた、なんでいるの。何見てるのよ!」

肩を引っ張られ、部屋の中へ吸い込まれていった。

「こんな男見ちゃダメ、触れちゃダメ!こんなやつどうだっていいのよ。あんたも私を捨てるの?この男みたいに!」

母にかけてあげられる言葉が見つからなかった。

「落ち着いてって、一体何があったの?」

体が投げ飛ばされた。

「みんな私に落ち着いてって言うけど、私は十分落ち着いてるわよ?冷静よ?あんたもこの男に似ちゃったわね。あんたも同じ目に会う?!」

あ、やばい。花瓶が私の頭に落ちてくる。反射で目をつぶった。

バリン。

痛みを感じない。あれ、

「花瓶を投げるなんて、おかしいだろ。」

「なんて邪魔なやつなのあんたは。最初から最後まで邪魔ね!」

どうして。私は海老原さんにとっては関係ない人なはずなのに、勝手に入ってきたやつなのに。どうして・・・。

ドアが開いた。

「警察だ!そこを動くな!」

警察の人が母を取り押さえる。母は必死にもがいていた。海老原さんと私は無事救出されたが、海老原さんはさっきの花瓶の破片で怪我をしたらしい。


後日、私は海老原さんのいる病室に行った。

「おぉ、来てくれたのか。怪我はなかったのか?」

「特には」

「そっかー、まあ良かったな」

あのことをカミングアウトするべき?こんな機会滅多にないし、多分もう会えない。最後ぐらい疑問に思ったことにアンサーをつけてもいいのでは無いかと思う。

「あの、こんなこと言うの変なんですけど、」

やばい、息が詰まる。でもそんな私を優しく見つめる。

「私、海老原さんの娘です。」

海老原さんは困惑して空いた口が塞がらなかった。やっぱり変なことを言ってしまったのだろうか。

「うん、そうか。もし本当にそうだったら嬉しいな。こんなに大きくなったんだね、海美」

初めて私を名前で呼んだ。ずっと君とかあなたとかだったのに。やっぱり本当だったんだ。

「もし本当だったらの話なんだけど、海美って名前、俺がつけたんだよ。近くに綺麗な海があってな」

それだ、それだよ。私が言ってた海。全ての謎が、長年の疑問が綺麗に無くなった瞬間だった。

「そうだったんだ。やっぱり」

お互い微笑みあった。


よろしくね、お父さん。

初めまして。春美と申します。今回、初めて小説を執筆させていただきました。オリジナリティを重視し、読者の皆様に言葉が伝わるよう心掛けております。本作では、少女の心の繊細さや感情の変化、行動が描かれております。物語中では、海美の母親がヒステリックに描かれていますが、娘のために尽力している一面も表現しております。教室爆破事件の話は別途執筆予定であり、完成時期は未定ですが制作を進めております。是非、「いつか君と海を見よう」をお楽しみください。

2024年9月16日 春美

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