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第4撃 「戦いの意味」 ーLe moi qui n'est pas non plus un ami dans les ennemis
俺は倒れた男に近付く。血の生々しい臭いが漂う。腹を撃たれたようだ。どうせなら、頭か心臓を狙えば良いものを……。
コレはたぶん、わざとターゲットを苦しめる為に狙ったんだろう。何となく、そんな気がしてならなかった。
ソレにしても、この死体は何処か違和感を感じる。俺は体中を眺めてみたが、その理由は分からなかった。
「あんまり、触らない方が良いわよ? 猛毒だから……」
「・・・・それでか」
俺は分かった。これは毒殺された死体に出る兆候らしい。普通の死体とはまた違っている。エゲつない殺し方だ。
あの変な形の銃は、毒仕込みの仕掛けがあったのか……。敵に回したくない人間というのは、こういう奴なんだと思った。もちろん、俺は例外だが。
俺に敵はいない。ソレは、俺が誰の見方でもないからだ。誰の側でもなく、俺は常の俺の思うままに生きる。ソレだけだ。




