12◇宗教って怖い。怖くない?
まあまあの設定回です。
─朝、いや昼になった。12時頃かな?
生活リズムがぶっ壊れそうな生活してるなぁ。
まあ今日も暇だし…折角だし今までこっちの世界に来てから溜まってた疲れを全部なくそう。
流れるような二度寝。お疲れ様でした(疲れてない)。
…お休みなさい。
さて、起きたら17時。何にもしないには微妙な時間だし外に出ようかな…
いや、勉強しよう。明日以降の授業に遅れない様にしなきゃ。
私は優等生なんでね(威圧)
どの教科からやろっかなぁ…
個人的には数学と英語が好きだからその2つからやりたいんだけど…
この世界に英語あると思う?ってこと。
だから数学でいいかな。
まずは…
◇
よし、これで勉強も一段落したし夜ご飯でも食べにいこう。
何を食べようか。
ステーキ…とかは重いし…
やっぱり軽めかな…
そんなことを考えつつ宿から出たらロンラさんに会った。
折角だからと夜ご飯に誘ってくれたので一緒に食べることにする。
そういえばこっちの世界では神とか宗教とかってどんな感じなんだろう。
「そういえばロンラさんが働いてる教会ってあるじゃないですか」
「はい、それがどうかされましたか?」
「いや、私は田舎者なので余り宗教について詳しくなくて良ければ教えてもらえないかな、と」
「私などで良ければ喜んで話させて頂きます。
…まず私が働いてる教会の宗教はこれといった名前がありません。
他宗教の方からは『全神教』と呼ばれることが多いですが…そもそも教義としては『神様達は万能ではないので救える人に限りがある。従って神様達の目に止まる様な立派な生活を送りましょう』というものです。
他宗教の方達は『神様は万能でありそれを侮辱するなんてあり得ない』と仰ることもありますが、神様達だって生命体です。
如何に優れた神業を行う事が出来ても、例え全てを見通す目が在ったとしても、私たちと同じ生命体です。
御心を持っていないわけがありません。つまり人と同じように神様にも好き嫌いがあっても可笑しくないですし、気に食わなければ救いたくもなくなるでしょう。だからこそ、私たちは定命の身である人類で神様達の御心なんて理解出来ないかもしれませんが、神様達を気遣う事は間違いではない、と思うのです。
そういう理念の元で私達の宗教は出来ています。
…すみません、少し熱が入ってしまいました」
「それは全く問題ないんですが…先程から神様『達』と仰ってましたが神様って何柱もいるんですか?」
日本…というか地球では多神教と一神教があったけど…
どうもロンラさんのとこの宗教は多神教らしい。
「言い伝えですが、今から4000年も昔と言われている程の大昔に神様と会話出来る
…正確には神様から神託を貰える神子がいらっしゃいました。
…確かマギラフ・ルクエ様と言う名前だったはずです。
…それで神子様と神様は頻繁にやり取りをなされていたそうですが神子様は真面目であったためその内容を全て記録していました。
そしてその記録用紙には今までの宗教を覆す様な事が沢山書いてあったのです。
その記録用紙が見つかったその当時…今から1000年程前位です…は宗教界はかなり荒れていたそうです。『そんなのは神子の妄言だ』などと言う人が沢山出てきて、その当時の宗教が分裂したり合併したりしていたそうです。
その時のいざこざの中で出来たのが私たちの宗教…通称『全神教』です。
そもそもその記録用紙に何が書いてあったのかといいますと、まず第一に神様は複数柱…それも数え切れない程いらっしゃる、と書いてありました。
その文献によると神様は基本的に一柱で一文明を管理しているらしく、その文明の数だけ神様はいるそうです。そして、その神様達を纏める役割を持っていらっしゃるのが数え切れない程いる神様の中で僅か4柱しかいない『最上級神』です。それぞれの神様は
『叡知の守護神』、通称「知恵の神」である『ウィズダレール』様、
『慈愛の抱擁神』、通称「生命の神」である『バイタリヘユ』様、
『律法の制裁神』、通称「思考の神」である『レコグニセラス』様、
そして最後に、『無機の造成神』、通称「物質の神」である『サブスタルネム』様
という4柱であります。それぞれの神様については詳しい文献はほぼなくさっき話した記録用紙に書いてあったことでほとんどとなっています。
後、これは余談なのですが、その記録用紙の最後にこう書いてありました。
『4柱の『最上級神』様達はそれぞれ知恵、生命、思考、物質を司っていらっしゃるが誰も神達が管理する『世界』を作ってはいない。つまりこの4柱を統括する『神』…便宜上『創世神』と呼ばれる方がいらっしゃる筈である』
と。…これについても色々と言及したいですが…
そろそろ時間もいい時間になって来ましたのでここからは手短に纏めると、神様はさっき話しました『最上級神』、『上級神』、『中級神』、『下級神』という分類に別れていまして、私たちの世界を管理しているのは『上級神』であるということ。後、今は神様は沢山いらっしゃると考える宗教も大分増えた。まあこれくらい知っておけば一先ずは十分でしょう。
最後の方は大分早足になってしまいましたが…
もし何か質問がありましたらどうぞ」
「いえ、大丈夫です。後もし何か質問ができたら教会に行ってもいいですか?」
「勿論です。それに何もなくても来ていいんですよ」
そう言ってロンラさんは帰っていった。地味にお金置いてってるし。律儀だなぁ…さて、それよりもロンラさんの話を聞いて色々気になる事ができた。
神様がたくさんいる…つまりは多神教がこの世界でもあるっていうこと。なんならそれが事実の可能性もあるってこと。
そしえ、もとの世界と違ってほんとに神が存在するかもしれないっていうこと。
いや、もしかしたら元の世界にも神がいたかもしれないけど、なにもしてないなら存在しないも同然だからいない換算でいいよね?
ほら、人にとっての他人の価値は自分にどれだけ影響を及ぼしたかで決まるって言われてるし。
さて、大分夜も更けてきた(22時)し帰って思う存分寝よう……あれ?元の世界にいたときよりも生活が終わってる気がする。今日5時間位しか動いてない……まあ、明日から、学校だから…多少はね…。
宗教かぁ…
小説では面倒な組織に祭り上げられることが多いけど実際の所はどうなんだろう。
地球でも日本以外では割りと寛容らしいし。
でも日本の歴史とか世界史であったように宗教がガンガン政治に口出してくるパターンもあるわけだし。
…何か今日『~だし』みたいな言い回しが多いなぁ。
まあ宗教とかの話は仮定の話とか空想上の話がどうしても多くなるからしょうがない…
いや、何の関係もないわ。
単純に今日の私の気分だわ。
と言うわけでお休みなさい。お疲れ様でした!
作者と本編のQ&Aと裏事情のコーナー
Q1:『神』って何?
A1:すごい生物。別に万能だとかそんなことはない。
Q2:他の宗教って何があるの?
A2:本編では多分出てこないんで言いいますが…あ、乱数次第で出ることがある…じゃあ言えませんね。
Q3:作者の家の宗教は?
A3:多分無宗教…だと思います。
裏事情12
この話を書いてる時忙しかったんで後書きが死ぬほど適当になってます…
まあまともに読んでくれる人も少ないんで問題ないでしょうけど。




