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まだまだ書き足らない。いっそのこと物語に溺れて死にたいくらい
朝目を覚ましたら、世界は劇的に変わっていた。それはまるで、物語のように。
毎朝楽しんでいたはずのXXXが見当たらない。いや、それどころか自分があれほど楽しんでいたXXXが果たして何だったのか、まったく思い出せない。何を楽しんでいたのか、何を教えてもらったのか、何もかもさっぱりだ。おぼろげながらその記憶が頭の中に残っていること自体、不思議なくらいだった。
なるほど、今度目覚めた世界がどのように変わったのか、よくわかった。XXXは消えてしまったのではなくて、確かにある。その場所が変わってしまっただけだ。手が届かないところ、それでいて存在を強く感じられるところに。
ならば、今度の世界でやることは決まっている。
XXXを起動しよう。




