まりもの世界
まりもとは天然記念物の植物だ、人間により数を減らされ、復讐をたくらむアガリオスだ!!!
僕の名前は員藻茂雄典型的な高校生だ
ごくごく普通の高校生活を過ごしていた僕だったが、まさかあんな事になるとは…
僕はこの日、趣味のまりも育成計画のまりもを買いに出かけていたのだったが...
まりものことを考えているとふと思った。
こいつは何故俺に育てられているのか、何故生きているのか
こいつを見ていると自分のコンプレックスのふさふさち〇げが思い浮かんでしまう...
このマリモは何故存在しているのだろうか...
そんなことを考えているとまりもの水槽が急に光出した!!!
数秒後、光が弱まり恐る恐る目を開けるとマリモが巨大化していて、なんだかブルブルと震えている。
それをよく見ると手足がはえ、まりも(?)の頭上にはLv.1そして、好感度0の文字が書かれていた
しげおはおそるおそる近ずいて行くとまりも(?)はおぼろげな日本語で
「名前をつけて。」
と言った。
「なんだこいつ...?」
俺はどうすればいいか悩んだ、悩みに悩んだ末にマリモッチと名ずけることにした。
名前を付けたもののどう接すれば良いか分からない。とりあえず、
「君の好きな物は何?」と聞いてみる。
「好きな…物…?」
理解が出来ていないようだ。
「ええと、好きな物と言うのは...ええ、カチカチカチカチッあった。[名・形動]
1 心がひかれること。気に入ること。また、そのさま。「好きな人」「好きな道に進む」⇔嫌い。
2 片寄ってそのことを好むさま。物好き。また、特に、好色。色好み。「幹事を買って出るなんて、君も好きだねえ」「好き者」
3 自分の思うままに振る舞うこと。また、そのさま。「好きなだけ遊ぶ」「どうとも好きにしなさい」という好きという意味と人間が考えることのできる形のない対象。
㋐何かの事柄・物事。「物の役に立つ」「物を思う」「恋という物」
㋑ことば。「あきれて物も言えない」
㋒文章。また、作品。「物を書くのを商売にする」「この作品は十年前に描かれた物だ」という物というのが合わせられたのが好きな物って意味だよ? 」
と得意げな顔で茂雄は答えた。
マリモッチは興味無さそうに
「ふーん。そんなことより何かして遊ぼうよ。」
と言った。
しげおは教えることを諦めてマリモッチと遊ぼうとした時...
「おい、見つけたぞ!」
窓の外からそんな声が聞こえた
「なんだ...?」
ガチャ
いきなり家のドアが開けられ黒スーツの男達が入ってきた!
「誰だ!お前達は!」
黒スーツ
「私達はそのまりも型特殊生物アガリオスを回収にきた」
「は?どういうことだ?」
「その特殊生物は我々が保護してた危険生物だ、こちらに渡してもらおうか」
「なんだよお前ら!そんなこと言われて俺のまりもをっ!マリモッチを簡単に渡せるか!」
何故こんなにも柄にもないことを言ってしまったのだろう...
でも、
俺はまりもが好きだ、それを簡単に渡せるわけがなかった
マリモッチ「...ッ」
すると突然マリモッチが神々しく光だした...!
そしてマリモッチの上には、
マリモッチ(Lv.100 好感度5)
こう書かれていた...
「マリモッチ…?」
訳が分からなかった。
マリモが巨大化して手足が生えたと思ったら、今度は植物を操る少年になった。「ごめんね、こんな事に巻き込んじゃって…事情は説明するから少し目を瞑ってて」
少年が言うとスーツの男のものであろう悲鳴が聞こえた。
10秒ほど爆音が聞こえ、その後何事も無かったかのようにしーんとしたので目を開けてみると、車は粉々になり、死体は跡形もなかった。
「使えねぇなぁ〜」
その爆発を起こしたであろう白髪の木の幹のようなうねうねとしたものを操る少年が表れた
茂雄が目を開けて驚いた。
植物を操る少年がもう一人いる。茂雄は二人に対して、
「君たちは何なんだ!何が起こっているんだ!」
と問うた。
「うるさい。お前はもういらない」
と新しく来た方に心臓を尖った木で刺された。
俺は
「なんだよ...
俺が何したって言うんだよ。
まだまだやりたいこと沢山あるのに...」
といいながら死んだ。
マリモッチ「ふん、しげおは死んだか、まぁいいだろう
俺たちの世界征服への道はこれからだからな」
白髪の少年「そのとうりだ、自分の使命を思い出せアガリオス、お前は人間に飼われているばあいではない!
そして思いだせ、人間達にされてきたことを...」
それは10年前のこと、
人間達は自分達の居住区の拡張や深刻なエネルギー問題による発電施設の増築のために多くの自然を破壊し尽くした。生き残ったのは自然の守護者の末裔であるアガリオスと精霊樹の守護者の末裔のハイドイオスだけだった。多くの命を救えなかった二人は人間への復讐を誓ったのだった。
その後、2人は人間に復習を果たすため端から殺した。
それを毎日続け、ついに人類は滅んだ。
そして2人も
「このままだと俺らも人間の過ちを繰り返しそうだ。」
といい二人一緒に死んでしまった。
人類を滅ぼした二人の屍からは小さな芽が出ていた。
私の4つの脳を有効活用し、創造しました。