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エルフ・オーク・ドワーフは宇宙人だった  作者: ふじか もりかず
第一章
15/45

パートO エル討伐戦、開始

 今年は日本が開催地となった世界会議。

 1週間にも及ぶ日程も残すところ後2日。

 ここまでは特に問題も起こらず、日本政府関係者の間では一安心といった空気が漂い、気が緩みかけていたのかもしれない。

 しかし、本日2084年3月25日は後に世界を揺るがす大事件が起きようとしていた。





 ドワーフのカザドは世界会議に出席するため、日本を訪れていた。

 ドワーフ族の参加者はカザドのみで、従者として4人の人間を連れていた。


「カザド様~、今日の予定は~?」


 キャシーがカザドの後ろを歩きながら話しかける。

 キャシーはポップコーンが山盛りに入った容器を片手に持ち、もう片方の手で次々と口に運びながら。


「今日はのぅ……これから医者どもと『不老不死への挑戦』というテーマの会議があるわい」


 歩きながら食べるキャシーを咎めもせず、かわいい孫を見るような目でカザドは答えた。


「不老不死~? そんなの無理でしょ~。つまんなそう。ね~、雪」


 キャシーの横に並びながら歩いていた雪は、そうね、と相槌を打つ。


「ほっほー、確かにそうじゃな。お前さんの言う通りじゃ。不老不死は人間よりも先を行く我らが、不可能と結論付けたからのぉ……。どんなものでも必ず死は訪れる。そして、死んだらなにも残らんのじゃ」


 カザドはそう言って、笑いながら髭をさする。


 カザドは隼人・雪・キャシー・マイクの4人を世界会議に連れてきていた。

 突然カザドから「世界会議に連れて行く」と言われ、はじめは困惑した4人だが、今年は日本が開催地で隼人と雪が日本人だからなんとなく連れて行くことにしたらしく、特になにかをさせたいわけではなかったようだ。

 世界会議ももう5日目、これまで隼人たちは、カザドが様々な会議や式典やらに呼ばれている間は自由に行動していいと言われ、埋立地内に作られたレストラン巡りや、日本の名産物などが紹介されているお店などを訪れていた。


 雪と隼人は、カザドの本来の姿を知って、驚きとともに納得もした。

 いつもの子供の容姿の方が違和感があったくらいで、本来の姿の方がまさにドワーフだと思えたからだ。

 カザド自身は子供の姿の方が気に入っているみたいだが、世界会議のような正式に人前に出る時は本来の姿に戻るらしい。

 なぜいつもは姿を偽っているのか、との疑問には答えてもらえなかった。


「それじゃあ、わしは行くとするか。お前さんたちはまた適当に時間をつぶすとよい。明日また会うとしよう」


 カザドはそう告げて、日本政府側が用意したSPを引き連れて去っていく。


 遠ざかるカザドがふと足を止め、振り返って一言付け加えた。


「ああ、そうじゃ、隼人。今日は特別な日になるだろう。よく見て、よく考え、好きなように行動しなさい。ただし、決して無理はするんじゃないぞ」


 カザドは予言めいたことを言うと、今度こそ踵を返して去っていった。


「……どういう意味だ?」


 隼人は雪に尋ねる。


「わからない……。今日、なにか起こるのかしら?」


 雪は無意識に左手首に付けたブレスレットをさする。

 このブレスレットは以前カザドからプレゼントされた物だ。

 カザドから「力が欲しい時に使え」と言われ受け取っていたが、あれ以来使っていない。

 ただそれでも、力という言葉に惹かれて常に身に付けるようにはしていた。


「ま、いいじゃない~。それよりさっ、これからどうする? 実はさ~あっちのホテルのレストランでランチバイキングやってるらしいの! ねぇ、行きましょ」


「キャシー、さっき朝ご飯食べたばかりだろ? それに今もポップコーンを食べてるじゃないか」


「大丈夫よ~大丈夫! こんなジャンクフードじゃ、逆にお腹空くわ」


「そ、そうか……。すごいなキャシーは」


「まーねー。隼人もさ~もう少し食べないと、体大きくならないわよー。雪は筋肉質な男性が好きなんだって! 前に言ってたよ」


「そ、そうなのか!? そうなのか………」


 キャシーと隼人の会話に、雪の好みの男性の話題がのぼる。

 雪は慌てて否定した。


「ち、ちがうわ。ただ、私って女の子っぽくないでしょ? だから、男らしい人と一緒だったら……って思っただけ!」


「まじかよ!? 男らしいと言えばこの僕だ! 雪タン……君はそんなに僕のことを想っていたんだね。すまない雪タン。これからは―――」


「あーはいはい、マイクは黙ってて! そ・れ・よ・り! バイキング、いこっ」


 キャシーは雪の腕を取ると、落ち込む隼人といつもの発作を発症しているマイクを置いてレストランへと向かうのだった。







 世界会議のために造られた埋立地。

 そこには世界会議に参加する者が、期間中に何不自由なく過ごせるように複数のホテル、大小様々な規模の会議場、式典などが行える専用スペース、多種多彩なレストラン、主に日本の文化や名産物を取り扱うお店etcを内包していた。

 これらは世界会議後は一般に公開され、新たな観光地の一つとなる予定となっていた。


 そんな埋立地内にあるレストランの1つ。

 本来なら広々とした店内に数十ものテーブルが並べられ、一流のシェフが腕を振るってコース料理が提供される場所。

 しかし、本日は特別な予定のために貸し切られ、ホール内にはたった1つのテーブルと椅子が2つのみ置かれていた。



「総理、エル氏がお見えになられました」


 片方の椅子に座っていた日本の現総理大臣 小林健二は、護衛主任を務める五条麗華の声に応じ、ゆっくりと席を立つ。


 レストランの入り口から颯爽と入ってきたのは、エルとその護衛らしき1人の日本人だった。


 小林は努めて平静を装いエルに挨拶をする。


「これはこれは、エル様。本日は私などにお声を掛けて下さり、真にありがとうございます」


 小林はエルに対して深く深くお辞儀をする。


 外交の場では、一国のトップは例え相手が誰であってもへりくだった態度を見せないのが望ましい。

 なぜなら国を背負って相手と交渉しているため、下手に出て舐められないためだ。

 だが、それは同じ人間に対しての話だ。

 相手が人間よりも遥かに進んだテクノロジーを保有する宇宙人であるならば、機嫌を損ねないために誠意をみせる必要がある。

 他国のトップがしていることと同様に、いやそれ以上に小林はエルに対して敬意を払った。


「本日はお忙しい中であるにもかかわらず、私のために時間を作ってくださってありがとうございます。小林総理、私のことはぜひエルとお呼びください」


 エルは普段のスーツ姿ではなく、薄い緑色のドレスを身に纏い、その美しさはもはや神秘的と言えるまでに達していた。


 小林は頭を上げエルの笑顔を見るやいなや、胸が熱くなり、顔が火照っていくのを感じる。


「―――いえいえ、そうは参りません。あなた方のお陰で、今の我々はこうして安定した生活が送れるのです。日本を代表して、厚く御礼申し上げます」


 小林は、エルの美しさに魅了されないように、また相手のペースに乗ってしまわぬようにと、いつも以上に堅苦しく振舞った。


 そんな小林の態度に困ったような苦笑いを見せるエル。

 しかし、目だけはどこか冷めたものがあるのを麗華は見逃さなかった。


 その時、エルの後ろに控えていた日本人が突然声を荒げる。


「あ? 椅子が2つしかねーじゃねーか。これはどういうことだ?」


 この場の雰囲気に全く合わない横柄な態度の主は、坂下竜也だ。


 突然の物言いに、小林は呆気に取られる。

 その間を埋めたのは、小林の後ろに控えていた麗華だ。


「本日はエル氏のご希望により、小林総理とエル氏のお2人だけでの会談です。我々は会談中レストランの外で待機します。外に出るのは、あなたもですよ」


「おいお前、誰に口きいてんだ? ……ん? お前……あの五条麗華か?」


 坂下は会話の途中で麗華のことに気づいたのだろう。

 粘りつくような視線で麗華をじろじろと見据える。

 麗華はその視線に嫌悪感を覚えながら、改めて言う。


「君も外に出なさい。会談の邪魔になる」


「てめぇ、ふざ―――」


「やめなさい、竜也。そうね……レストランの周囲は五条さん方が見張ってくれるでしょうから、あなたはその先にある交差点で待機していなさい」


 麗華に掴み掛かろうと足を踏み出した坂下を制したのはエルだった。

 坂下はさっきまでの横柄な態度とはうって変わり、緊張した面持ちで謝罪を口にする。


「はっ、エ、エル様、失礼しました。し、しかし―――」


「大丈夫ですよ。それにあそこの交差点にあなたを向かわせるのには理由があります。今現在、その先の会場で各国の関係者や3種族は懇親会と称してパーティーを行っています。私と小林総理との会談に邪魔が入らないように、パーティー会場からこのレストランの間に位置する交差点であなたに見張ってて欲しいの。いいわね?」


「かしこまりました! では、お気を付けて」


 坂下はエルに一礼すると、最後に麗華を睨みつけて去って行く。


 坂下がここからかなり距離のある交差点に向かうためにレストランを出て行くと、エルは小林と麗華に謝罪した。


「失礼しました。あの子の忠誠心が気に入っていて連れてきたのだけど、失敗でした。五条さんにも迷惑を掛けてしまって、ごめんなさいね」


「いえ、お気になさらずに。それにしても、私の名前をご存知とは……」


「ふふっ、あなた程のレイン使いの名前を知らないなんてありえないわ。そうね―――今度あなたともお話をさせてね」


「恐縮です。では、私も外で待機します」


 麗華は畏まって頭を下げる。

 そしてレストランを出て、護衛部隊のもとへと向かった。




「お食事はなさらないとのことでしたので用意しておりませんが、ワインと簡単に摘める物を用意してあります。いかがでしょうか?」


 広々としたレストランのホールの中央、たった1つのテーブルには赤ワインとオードブルが並べられていた。

 小林とエルは向かい合って席に座り、小林はエルにワインを勧める。


「そうですね、折角用意して頂いたのですから……頂戴します」


 エルは小林の勧めを断らずに受け入れる。

 事前にエル側の提案により「2人だけで話がしたい」とのことだったので、レストランのスタッフも既に出払っていた。


 小林がウェイターの真似事をして、エルのグラスにワインを注ぐ。

 その動作は多少ぎこちないものだったが、彼の40代とは思えない若々しい見た目と大衆から人気のあるハンサムな顔立ち、そしていまだ衰えぬ鍛え上げられた体は、相手が人間の女性ならドキリとさせてしまうものだった。

 エルに通じたかは小林にはわからなかったが、少なくてもエルは気分を害した様子はなく「ありがとうございます」とお礼を言い、ワインにそっと口をつける。

 目の前でワイングラスを優雅に持つエルが、グラスを傾けて血のように赤い液体を少しだけ口に含み、細く綺麗な喉を通り過ぎていくさまを目の当たりにして、小林は見惚れてしまいそうになる。

 小林がはっと我に返って目を逸らすさまがおかしかったのか、エルは小さく笑う。

 そんなエルの姿にもまたドキリとしてしまう小林は、気分を入れ替えるために口を開いた。


「それでは、エル様。今回の会談は一体どのようなご用件でしょうか?」


「エル。エル、とお呼びください」


「そ、それは先ほども申し上げました通り―――」


「小林総理。今ここにいるのは私とあなただけですわ。あなたには、そう呼んで欲しいのです。だめでしょうか?」


 エルは目を伏せ、悲しそうな顔を見せる。

 そんな顔もまた美しいが、いつもの笑顔に戻って欲しくなる。男ならそんな気持ちにさせるものだった。


「それでは―――エルさん。これでよろしいでしょうか?」


 小林は胸の鼓動を抑えながら、少しだけ譲歩する。

 その提案に、エルは花が咲き乱れるようなパッと華やいだ笑顔を見せた。


「ええ、それでいいことにしましょう。本当は呼び捨てにして欲しかったけれど……それでも、あなたとの距離が少しでも近づいた気がして嬉しいわ」


 小林は心臓の鼓動が激しくなるのを止められなかった。

 人類を超越した美。

 しかもエルの透き通った白い肌は、彼女の笑顔に合わせて頬がうっすらと赤くなり、色づいている。

 首から肩まで露出している胸元が開いたドレス。

 その首も少しだけ赤みが差していて、エルも興奮しているのがわかる。


 小林は気を紛らわせるため、目の前に用意されていたオードブルを食べようとしてフォークに手を伸ばした。

 しかし、気が動転していてうまく掴めずに床に落としてしまう。

 フォークが床に落ちてカチンと金属音が鳴り響き、小林は慌てて席を立って拾おうとする。

 フォークは床を転がりエルの足元で止まった。

 エルも席を立ち、テーブルの横にしゃがんでフォークを取ろうと手を伸ばす。


「「あっ」」


 2人の手がフォークの上で触れ合う。


 小林とエルは互いにしゃがんだ状態で、手を伸ばしたまま見つめ合う。

 その距離は近く、お互いの顔はすぐそばにあった。


 2人に沈黙が訪れる。


 小林は30cmくらいの距離しかないエルの顔から目が離せない。

 エルは少しだけ驚いた様子をみせたが、やがてゆっくりと目を細め、濡れた唇を小林に近づけてゆく。

 小林は自分の体の動かし方を忘れてしまったかの如く、動くことができない。


 だんだんと近づいてくるエル。



 その距離が少しずつ狭まり、やがて唇が触れ合う。



 固まって頭が真っ白になる小林。

 エルはキスをしながら、小林の首の後ろに手を回した。



 まるで、永遠に口付けを交わせるように。


 まるで、逃げられないように―――――。





 やがて長く官能的なキスは終わりを向かえ、エルがそっと身を離す。

 そしてエルは立ち上がり、小林に背を向けて自身のドレスの乱れを直しはじめた。


 まるで彫像のように動かない小林。

 エルはそんな小林を気にも留めず、乱れていたドレスを直し終えると、一言だけ言葉を投げかける。


「立ちなさい」


 それは、さっきまでの妖艶な空気をかき消すような冷めた声だった。

 ピクリとも動かなかった小林は、無言で立ち上がる。


 そしてエルは小林を見ずに命令を続ける。


「小林、ひざまずき私に忠誠を誓いなさい。日本の総理大臣であるお前には、してもらわなければならないことがある」


 エルは、背後に立つ小林がひざまずくのを待った。

 小林を支配し、今後の計画を実行するための命令を下すためだ。


 しかし、背後の小林は一向にひざまずく気配をみせなかった。


 エルは不審に思い、振り返る。


 そこには決意を滲ませた顔の小林が、エルを睨みつけていた。


「こうやって支配するのか……。事前に対策をしてもらっておいて本当に良かった。麗華君! 来なさい!」


 小林は大声で五条麗華を呼ぶ。それと同時にエルから距離を取って離れる。

 麗華を先頭に護衛部隊はすぐさまレストラン内に駆け込んでくる。

 そして麗華は小林を背にしてエルと向き合う。


 小林は麗華に告げた。


「麗華君、エルは予想通り私に対して精神支配を企んだ。残念だが、後は計画通りに行くぞ!」


「はっ、了解しました。総理は後ろにお下がりください」


 麗華はエルから目を離さずに言うと、右腕を上げて構える。


「エル、あなたはやってはならないことをした! 今日お前を倒す! 総員、起動展開!」


 麗華の右腕からレインがその形状を崩し、液体へと変化して地面に零れ落ちる。

 麗華に続いて、エルを取り囲んだ護衛部隊の隊員達もそれぞれ起動展開を開始する。


 囲まれたエルは、不思議なものを見るような目で小林を眺める。

 麗華や護衛部隊の隊員たちには目もくれず、その表情は凍りついていた。


 そんな隙だらけのエルに、背後にいた護衛部隊の隊員がチャンスだと考え、麗華の指示を待たず襲い掛かる。


「くらええええ」


 エルの背中めがけて放つブレード。

 麗華には遠く及ばないが、彼も総理付きの護衛部隊に配属される実力者。

 当然警察内ではエリート中のエリートで、その実力は申し分ない。

 隊員が一瞬で近づき放つブレードに対し、エルは全く動かない。


 決まった!


 そう思った会心の一撃は、エルに届く直前にブレードの形状を崩して地面に落ちていく。


「う……ぐっ……」


 エルに斬りかかった隊員は、足元の床から生えた1本の棘に貫かれていた。

 エルの左腕に装着されていたレインが、無くなっているのに気づく。

 いつの間にか隊員の足元へと移動して刺し貫いていたのだ。


 棘が引き抜かれる。

 エルのレインは形状を崩して彼女の足元に戻る。


「はやい!」


「気づかなかった。いつの間に……」


 襲いかかった隊員が崩れ落ちる。

 周りの隊員たちは呆気に取られて動けない。


 一連の出来事の最中、麗華だけはじっとエルを見据えて隙を伺っていた。

 しかし、今や麗華は顔に冷や汗を浮かべていた。


 麗華はいつでも斬りかかる用意をしていた。

 一人の隊員が勝手に行動しても、彼女は焦らずにチャンスを待つ。

 隊員の攻撃が成功すれば、それに続くつもりだった。

 またエルが迎撃をしようと動けば、自分がその隙を突いて仕留めるつもりでもいた。

 にもかかわらず、まったく隙を見出せずに気づけば隊員が倒されていた。


 麗華は考えを改める。


 自分の部隊だけではエルは倒せない。


 なら、フォースウルフが到着してから仕掛けよう。


 小林総理が自分を呼んだ時点で、あらかじめ渡されていた発信機のスイッチは押してある。作戦決行の合図はもう伝わっているはずだ。

 彼らが到着するまで最優先ですべきことは、総理を守ること。


 彼女がそう決意したと同時に、エルが宣言する。


「どうやら、私の目的はバレていたようね……。どうやって私の支配から逃れたのかはわからないけど、そんなことどうでもいいわ。ええ、いいでしょう、認めるわ。私はあなたたちアースを侮っていた。こうなったら―――全員殺すわ。もったいないけど……そうしないと私の気が収まらないの」


 エルは普段浮かべている美しい笑みを消し、怒りを滲ませた表情をしていた。




 そして、いと小さき者に審判を下すことを決定した。




《登場人物紹介》

五条ごじょう 麗華れいか


29歳、女性、日本人

レインランク:B+

黒髪、鋭い眼つきの美人、大和撫子

総理の護衛主任を務める日本最強のレイン使い

結婚相手絶賛募集中


生来の欠陥により「常人より集中力が高いが、すぐに過呼吸となる」

これにより2~3分しか全力を発揮できないが、その間は圧倒的な強さを誇る

現在の医療で治癒可能だが、長所も失うため、あえて直していない


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