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魔王と少女のヒロイック  作者: 瀬戸湊
第三部
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第二部の人物紹介

≪『アルケーソーン』のメンバーたち≫


○アレシャ:ギルド『アルケーソーン』の団長を務める、心優しいAランク冒険者少女。二つ名は『魔導姫』。長い間離ればなれであった姉と敵対するも、あらゆるモノを溶けさせる不思議な魔力を持っていることが判明し、それを用いることで洗脳を解くことに成功。無事に再開を果たす。


○ダレイオス:アレシャに宿る『魔王』の魂。その最高峰の戦闘能力によって、常に前線で仲間達を支えてきた。デカン帝国が引き起こした一連の事件の解決が、ついに彼の追い求めてきた千九百年前の真相へと繋がる。


○ペトラ: Cランク冒険者であるエルフの少女。『剣帝ネルウァ』に弟子入りして会得した、風を纏う短剣術を得意とする。アレシャの親友でもあり、彼女の心の支えとなっている。


○ヴェロニカ:『魔劇』の二つ名を持つAランク冒険者。魔術に美しさを追求し、主に炎の魔術を得意とする。『アルケーソーン』内でもダレイオスに次ぐ魔術師であるため、魔術師ながら先頭に立って戦うことが多い。


○ヘルマン:かつてはそれなりの地位を築いた魔術研究者でCランク冒険者。実はラインデルク帝国の田舎領主の次男。デカン帝国の策謀によって禁術にかけられた妹のために禁術研究を行っていたが、アレシャらの助けで無事に目的を果たすことができた。


○メリッサ:魔力によって形成される矢を使った弓を扱うBランク冒険者。その魔力感知能力は随一。アレシャにぞっこんラブであり、何かとひっついてくる残念な人。ブケファロスとは犬猿の仲。


○アステリオス:黒い甲冑が特徴的なBランク冒険者。強力な肉体強化術を持つ亜人『シャッル』であり、パワー、防御力、スピードを兼ね備えている。性格は真面目で、厄介ごとのフォローに回る立ち位置。


○セイフ:『輝剣』の二つ名を持つベテランAランク冒険者。かつての師から譲り受けたカタナを携え、全てを受け流す剣術を得意とする剣豪。ギルドの最年長であるため現場のリーダーをよく任せられる。


○ブケファロス:『英雄』アレクサンドロスの血を引く、若きAランク冒険者。二つ名は『覇撃』。その『英雄』の意志の下にガントレット封印された状態のダレイオスをペルセポリスから救い出したが、何者かにガントレットを奪われてしまったと告白した。


○リットゥ:ブケファロスの剣で、『英雄の宝剣』。自立した意志を持ち、一人で自在に動き回ることが出来る。イシュタルと呼ばれる存在の復活をきっかけに目覚めたが、ほとんどの記憶を失っていた。しかし、デカン帝国の一件をきっかけにその記憶も取り戻した模様。


○クリームヒルデ:『黒蛇』の二つ名の通り、影を操る特異な術を扱うAランク冒険者の少女。デカン帝国直属の暗殺者集団『アンブラ』に強制的に所属させられていたが、ひょんな事からランドルフに拾われ娘のように育てられた。紅茶と酒が好きだが、酔うと口が悪くなる。


○ヤスケ:あらゆる武器格闘の達人であるBランク冒険者。手の平の転移魔法陣から大量の武器を呼び寄せる。鍛冶屋の経営を任せられていた経験から、ギルドの帳簿を握っている。


○サーラ:ヘルマンの妹。冒険者ではない。十年も眠っていたために精神年齢が見た目よりも低く、年上にもかかわらずアレシャをお姉様と呼ぶ。同様の理由で身体をまともに動かせないが、膨大な魔力による身体強化でそれを補助している。また、ひっそりと古代魔術を会得していた。


○ライラ:サーラの専属メイド兼Cランク冒険者。幼いサーラに救われたことから厚い忠誠心を抱いている。『ナザル』と『ワクト』という二種の亜人の混血のために望遠の右目と予見の左目を持ち、鉄の鎖をぶん回す脳筋メイド。



≪アレシャの家族≫


○フェオドラ:アレシャの母親。ハンター商会長の秘書でもあり、かつては『白龍』の二つ名で知られた冒険者。相棒の白いドラゴン、スヴェートとともに戦う。二人の娘に対して、罪悪感に近いものを抱いているらしい。


○アレクセイ:伝説のギルド『ナディエージダ』の団長でアレシャの父。『勇勝』の二つ名を持っていた。「弱気を助け強気を挫く」を地で行く人であったため、十年前に貴族の恨みを買い、殺害された。


○ルフィナ:アレシャの姉。父の死をきっかけに、「強くなる」ため家を飛び出した。結果デカン帝国に拾われてミネーの魂を宿すことになり、『イナンナ』の偽名で近衛師団の副団長を務めていた。アレシャたちの奮闘で呪縛から解き放たれ、今は静かに眠っている。



≪よき協力者たち≫


○ランドルフ:冒険者斡旋組織「ハンター商会」現会長。アレクセイの右腕で、『鉄血』の二つ名を持つ。その由来は体内に金属が流れる特異体質と、それを身に纏う戦闘スタイルから。アレシャとルフィナに「話さなければならないこと」があるようだ。


○オズワルド:『剣帝ネルウァ』の称号を持つ現役Sランク冒険者。後任を育てるために高地に道場を構えている。アレクセイやランドルフとは古い仲。ペトラに稽古をつけたり、何かとアレシャたちに目をかけてくれている。


○エドマンド:オズワルドの一番弟子で時期剣帝候補。ブケファロスと仕合を行い、その剣に欠けているモノを説いた。


○タイタス:『ナディエージダ』の元メンバー。アルマスラ帝国軍第三師団の長で、拳を武器に戦うパワーファイター。自分の思うままに行動するタイプだが、正しい判断力も持ち合わせている。


○コーディ:アルマスラ帝国第三師団副団長。タイタスにとって信用のおける部下だが、故に苦労人。槍の達人。


○ジャン=ジャック:『ナディエージダ』の元メンバー。現在はベータ王国騎士団長補佐を務め、『剣帝ハドリアヌス』の称号を持つ。


○ダリラ:『ナディエージダ』の元メンバー。魔導研究所ムセイオンの名研究者で、ヘルマンの元上司。魂研究の第一人者で、サーラの回復や洗脳を解く魔術の開発に大きく貢献した。かつてはアレクセイに恋心を抱いていた。


○ギンジロウ:腕の立つ鍛冶師でヤスケの父親。アンブラに命を狙われていたが、アレシャたちによって救われる。現在はロマノフ王国お抱えの職人として重宝されている。酒好きで豪快な性格。


○アルカディー二世:北の大国ロマノフの現王。王太子時代から広く信頼を集め慕われている。デカン帝国に洗脳され、一度はアレシャたちの敵へ回ったが、今ではその贖罪も込めて最大限の協力を約束してくれている。


○キーラ:ロマノフ王の近衛で『剣帝トラヤヌス』の称号を持つ女騎士。その鋭い突きは光に例えられるほど。婚期を気にするアラサー女子でもあり、死闘を繰り広げてからはセイフにべったり。


○アルノー:ヘルマンの兄で、領家の当主。剣の腕は中々のもの。アレシャにサーラを救われた恩義から、『アルケーソーン』の面々と共に戦場で剣を振るった。


○リーンハルト:ヘルマンの弟。学者気質でヘルマンによく懐いている。


○ダミアン:ヘルマンの父。不治の病にかかり、最期にサーラの笑顔を見れた事への礼をアレシャに告げて他界した。


○アルフレッド:ヘルマンの家に昔から仕えている使用人。涙もろいが主人への忠誠厚き男。


○リリ:かつてドゥルジの町でアレシャたちに協力したエルフの女性。冒険者を引退してからはエルフの里の使いっ走りをしていたが、デカン帝国により洗脳。とっ捕まった後、クリームヒルデの下僕になる。クリームヒルデと同じ、影を操る術を扱える。


○ラース=オルフ:エルフの国、オル・オウルクスの長を務めていた老エルフ。人望の厚い指導者であったが、デカン帝国の謀略によって殺害される。


○ヨアキム:新たなオル・オウルクスの長。髭を蓄えていて説教が長い。罪無きアレシャたちを襲った贖罪のため、彼女らに協力を約束する。



≪第二部の強敵たち≫


○ルーグ:聖槍ブリューナクを持つ、デカン帝国皇帝。一代で強大な軍事国家を作り上げ、国民から広く信奉されていた。現代に君臨する新たな『英雄』となるため、あらゆる策謀を巡らせ多くの幸せを奪った。しかしその野望もアレシャらに阻止され、裏切りによって殺害される。世間的には生死不明。


○ナラシンハ:デカン帝国皇帝近衛師団長にして『剣帝ハドリアヌス』。最強の『剣帝』として名高い武人。ルーグの旧友でもある。ルーグが殺害された動揺につけ込まれ、洗脳を許してしまう。


○レイヴン:デカン帝国直属暗殺者集団『アンブラ』のリーダー。影を操る術を極めた男。性格は残忍で執念深い。しかしそれ故に冷静さを欠いてしまい、クリームヒルデに敗北。この世を去った。


○ルクソー:アルマスラ帝国第二師団長。空飛ぶ獣ベヘモスを従えてフェオドラに戦いを挑むも、敗北。


○バート:オル・オウルクスの外交を任されていた古参エルフであったが、洗脳されてラース=オルフを手に掛ける。直後自害し、罪をダレイオスへなすりつけた。



≪千九百年前を生きた者たち≫


○アレクサンドロス:千九百年前に『魔王』を討伐した『英雄』として語り継がれているが、その実はダレイオスの無二の親友。その死がミネーの手によるものであると判明した。


○ヘリオス:ダレイオスのかつての副官。“死人”として蘇らせられ主と敵対することになったが、今は魂だけとなってダレイオスのガントレットに封じられている。


○イシュタル:強力な力を有する精神生命体で、今はミネーと共にある存在。その真相は未だ謎。


○ミネー:ダレイオスを愛する美しい女性。千九百年前にダレイオスの国を滅ぼした張本人。にもかかわらず、ダレイオスを王に据えた統一王国の建国を目論んでいる。オル・オウルクスから奪った生命エネルギーを糧に肉体を再生し、また会おうとダレイオスに告げて姿を消した。

お久しぶりです。

そろそろ続きの投稿を始めるべきなのですが、もう一作の執筆に追われていたせいでストックがさっぱりたまっておりません。(そのもう一作は壮絶に人気が出なかったのでお蔵に入りました)

なので第二部のおさらいでお茶を濁しつつ、八月一日の更新再開をここに約束するものであります。ここまで頑張って読んで頂いたのですから、どうかラストまでお付き合いをば。

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