【第三章までのまとめ】
ここでは、三章終了時点でのあらすじと各登場人物の情報をまとめています。
そのため三章までのネタバレを多大に含んでいるためご注意ください。
お暇があれば、本編を先に読み終わってからこちらで振り返るのをお勧めします。
逆にこちらを先に読み、興味を惹かれた後に本編を読んでいただいても、私としては嬉しい限りです。
よろしいでしょうか? 数行の空白の後、書き連ねていきます。
《三章までのあらすじ》
居酒屋“戯流堵”でのアルバイトを本格的に始めた叶銘。飲んで、食べて、話を聞いて、魔物を倒しに行く。お金のため、困っている人のため、叶銘は戯流堵の制服を纏って新たな戦いに臨む。
しかし猿の魔物との闘いにおいて、ついに叶銘は敗北を喫してしまう……
《登場人物》
・神木叶銘
本作の主人公。愛智大学二回生。
ちょっと引っ込み思案な、普通の大学生。怠惰な生活に嫌気が差しながらも抜け出せないでいる。突如現れたモンスターに殺されかけたことで、魔王となった父親を倒す決意を固める。
戯流堵でのアルバイトに励むが、その最中酒におぼれて大きな借金を背負ってしまう。
見事ゴブリンの集団を倒すが、後日出会った猿の魔物に敗北してしまう。その後どうなったかは不明。
武器は鏡治が遺した謎の銅剣“名枕”。命名したのは叶銘。刀身に対象の名前を刻むことで、常軌を逸する破壊力を持つ。モンスター以外にも有効。
・神木彩音
叶銘の妹。高校二年生。
兄とは対照的に、明るく活発な性格。趣味はギターで、友達の家に行っては練習している。
・神木珠恵
鏡治の妻であり、叶銘・彩音の母親。
女手一つで二人の子供を育ててきた、肝っ玉母さん。趣味は旅行で、叶銘と彩音が春休みの間も頻繁に友達と出かけていた。
・神木鏡治
珠恵の夫であり、叶銘・彩音の父親。
十年前に事故で亡くなったが、魔王となって復活した。地球侵略は既に始まっており、一年後には完全に魔界に侵食されるという。
叶銘の敗北後、現世に降りることを決めた。
・アキト
叶銘の友達。愛智大学二回生。
やんちゃで独特の感性を持つ、しかし憎めない不思議な男。一浪しているため、叶銘より一つ年上。
彼女がおり、何かしら仕事もしているらしいが、詳しくは話してくれない。
・桜美津姫
オカルト研究会の新入会員。愛智大学一回生。
オカ研で異彩を放つ美少女。叶銘・アキトとはコンパで知り合い、電話番号も交換済み。
極度の恥ずかしがり屋でコミュニケーション下手だが、オカルト関連の話題になると一変する。モンスターに関する噂話なども収集しており、叶銘の手助けにもなっている。
三章では絶品のサンドイッチを叶銘とアキトに振る舞った。
・藤間富男
“勇者冒険学”の講師。通称“トマト先生“
様々な勇者の物語を熱く語り上げる。また、現実離れしたアイテムの使い方を教えてくれる。叶銘を戯流堵に行くよう唆した張本人。
二回目の講義では紙芝居まで始めた。
・マスター
居酒屋”戯流堵“の店長。
小麦色の肌に、プロレスラーのような体を持つ屈強な男。居酒屋の店長らしくない、無愛想な性格。
鏡治とは大学時代のアルバイト仲間。ようやく建てた戯流堵を守ろうと、鏡治に強い敵対心を抱く。
・天童ジョン
戯流堵の店員。
顔つき、体つきが中性的な外国人。マスターと違い陽気な性格。
三章では叶銘の飲み比べ勝負の審判を務めた。
・チャップマン
謎の行商人。
突如叶銘の前に現れた謎の老人。かなりの高齢ながら長身であり、襤褸に覆われて顔すら判断できていない。
マスターと取引を行っており、叶銘の装備(制服・ウエストポーチ・アイテム)を、マスターを通じて渡した。
・ネーム・サーチャー(ネイサ)
チャップマンが叶銘にプレゼントしたアプリ。
空に浮かぶ図書館のような場所で、一人読書をしている。英語と日本語を混ぜた、独特の話し方をする。
撮影した物の名前を検索することができる。ただし起動している最中は猛烈にバッテリーを消費する。
・乾颯太
湊小学校に通う五年生。
マラソン大会の特訓のため、早朝のランニングに励んでいる。その最中に無動山に寄り、炭になったエテマーン(猿の魔物)を発見した。その際叶銘が落とした青い勾玉のペンダントを持って帰った。
・ゴブリン
叶銘がアルバイトを始めて、最初に闘った魔物。
身長はせいぜい一メートル。緑色の肌に、大きな耳と鼻を持つ。武器は棍棒。近隣住民から金品を奪い、「轟紡績三宮工場」に潜んでいた。
倉庫内に集まっているところを叶銘に襲撃され、一網打尽にされた。
・ホブゴブリン
ゴブリンたちのリーダー。
身長は二メートルほど。巨大な二本の棍棒とボロボロの皮鎧を装備している。
油断していた叶銘に一撃を加えるが、すぐに体力を消耗してしまった。その隙を突かれるが、死の直前に叶銘に一矢報いた。
・双頭の犬の魔物
二つの首を持つ大型犬のような魔物。家畜を食い荒らしており、その様子が動画になって投稿されていた。
叶銘の討伐対象になっていたが、発見した時には無残な姿で晒されていた。
・エテマーン(猿の魔物)
金色の毛に覆われた、大型の猿の姿をした関西弁の魔物。犬の魔物を倒した張本人。犬の魔物を食べている最中に叶銘が来たため、一時姿を消して叶銘を襲った。
走っている叶銘の脚の腱や靭帯を斬る、山より高く跳ぶなど、驚異的な身体能力を持つ。また一度見ただけで名枕の性質を理解する知能も持つ。
叶銘の首を折って勝利したはずだが、翌日颯太によって炭になった姿を発見された。




