第八話 鍛冶師リルカ
あの後色々見てまわり最後に姉が知り合った鍛冶師のフレンドを紹介して貰うことになった
『ここが鍛冶屋なの?』
「そうね、とりあえず入りましょ」
エルゼ達はファンシーな建物に入っていくのであった
「リルカー!いるー?」
クロノスが声を掛けると店の奥から1人の女性が出てきた
「クロノスどしたー?」
「妹達に貴方を紹介しようと思ってね」
「なるほどね、貴方が妹ちゃんね?私はリルカ・スピネットよ」
『はい!私はエルゼって言います!羽が白い時はアリスって呼んであげてください!』
「どゆこと?」
リルカは説明してくれ、と言うようにクロノスに視線を向けるのであった
「この子二重人格でね、羽が白い時はアリスで黒い時はエルゼだから」
「なるほどねぇー」
「それで今日はリルカの紹介とこの子達の武器を頼みに来たのよ」
『私は新しい槍が欲しくて!』
突然エルゼの羽が白くなり
「私は大剣が欲しいです」
「この子がアリス?」
「そうね」
「大剣と槍ね、素材はどんなの持ってる?それ次第で値引きするわよ」
するとアリスはアイテムボックスから素材を取り出した
「今はこれくらいしかないのですが」
「これってフォレストキラーウルフの素材じゃない!?」
「森で遭遇したんです」
「よく倒せたわね、これならそこそこ良いものが作れるわよ」
「本当ですか!?」
「これならそんなにお金も掛からないわね、明日には出来てるから明日受け取りにおいで」
「分かりました!」
「お値段も知り合い料金にしとくわ!フレンド登録しましょ!」
すると姉が
「そいえば私もしてなかったわね」
「じゃあフレンド申請しますね!これからよろしくお願いします!」
「こちらこそよろしくね」
そうして顔合わせと武器の作成依頼を終えるのだった
実はイデアルを発動しなくてもアリスとエルゼは交代出来たりします