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名切り同盟

作者:秋長 豊
 名字で仕事が決められた国、束(たばね)。使用人の使有之助(つかい・ありのすけ)と母は、傲慢な主人宝屋の日常的な暴力に苦しんでいた。ある日、突然声を出せず足も動かせなくなった母は、宝屋から見放され路地裏に捨てられた。
 有之助と兄の信之助(しんのすけ)は母とともに使用人協会に逃げ込み身を置く。信之助は新しい主人を探すため協会の会頭へ請願書を提出。ところが、安全と思われた協会は裏で病人の使用人を処刑しており、母が処刑されるのは時間の問題だった。逃げようと決意した有之助は新しい主人探しに奔走する信之助の帰りを待つ。しかし、信之助は会頭に裏切られ、有之助の目の前で切り捨てられる。弟と母を守るため刀を握った信之助は2人を逃がし命尽きる――
 有之助は、仕事の自由を訴える「名切り同盟」の頭である商屋次男(しょうや・じお)という商人の青年を頼る。彼は、2人の新しい主人となった。
 有之助が次男の持つ透明なガラス玉を赤色と答えたことで、事態は大きく動き始める。どんな病も直せる”幻の油”を探し求めていた商人の次男は、有之助がガラス玉の中に揺れる油が見える人間だと確信し、調合に必要な油を探す旅を計画する。有之助は母の病を治すため、調合リストに数えられる赤の油を探すため次男と旅立つーー
宝石より価値あるもの
2022/01/12 23:15
とらわれの身
2022/01/13 10:20
兄との約束
2022/01/14 13:41
大切なもの
2022/01/15 11:03
助言者
2022/01/16 13:26
残された者
2022/01/18 10:27
逃避
2022/01/19 11:39
救いの手
2022/01/20 13:22
新しい主人
2022/01/21 14:51
迎えた朝
2022/01/22 15:11
同盟への希望
2022/01/23 19:12
初めての給料
2022/01/24 21:11
突然の電話
2022/01/25 15:48
同盟の目的
2022/01/26 14:23
母のために
2022/01/29 09:40
2022/01/29 09:46
名前に頼る者
2022/01/30 15:29
同盟への加入
2022/01/31 14:37
ガラス玉
2022/02/01 16:27
油探し
2022/02/02 10:41
刻印八太
2022/02/03 14:38
旅立ち
2022/02/04 11:40
呉服屋夫人
2022/02/05 14:42
墓前
2022/02/06 12:06
殺し屋の宿命
2022/02/12 12:19
選択肢
2022/02/12 12:21
葉牡丹
2022/02/13 21:33
書術師協会
2022/02/14 17:43
書術師の報酬
2022/02/15 11:17
炎ノ獅子精社
2022/02/18 14:27
針の痕
2022/02/19 22:51
買い出しへ
2022/02/23 11:37
黒い着物
2022/02/23 11:38
青色の帯
2022/02/24 22:23
鍛錬×鍛錬
2022/02/25 22:23
獅子の心臓
2022/02/28 23:21
精の血
2022/02/28 23:22
勝利の朝日
2022/03/03 15:57
祝杯
2022/03/05 22:02
季節巡り
2022/03/05 22:03
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