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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

忘れなほらー

チェーン荘Ⅲ

作者: 忘れな草

入居者募集中のアパートチェーン荘。 新たな入居者は来るのだろうか?

チェーン荘Ⅲ


 ここはこよなく電動鋸を愛するものが集まるアパート。

今日も朝からけたたましい音が鳴り響いていた。

いい音だと思わないか? でも俺達も忙しいのだ。

 明日は資格試験があるのだ。

その名もチェーン荘検定。1級から3級まであるのだ。

今年こそは1級に合格するのだ。邪魔すると伐るぞコラ。


 今年の試験内容は

1 チェーンソーで一時間でいくつの首を持ってこれるか

2 5分間で人間を何等分出来るか

3 指定されたやくざ事務所をどれくらいの時間で制圧できるか


以上の3つの実技で一定以上の点数を取ることなんだ。

去年は第一試験で20だったので失格だった。足切りラインは30なんだと……。

2分に一人殺れということか……。

全く先輩はどうやって60点取ったんだよ! 

何? あの人二刀流で、 マンションのセキュリティーを潰して逃げ場を絶って実技に望んだだと他の人から聞いたのだ。 やはり試験対策は必要なのか?


いや、 ぶっつけ本番だ。

今日もけたたましくチェーンソーの音が響く  

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― 新着の感想 ―
[一言] 先輩....それはフライングじゃないっすか?  試験対策と聞くと真面目な模範生に見える。(殺られた人間の残骸から目をそらしながら)
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