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⑸『残像の行く先』ー通常ー

⑸『残像の行く先』ー通常ー



死して生きるという、不確かな状況下において、光を見つめたい目に、光の残像すら映らない。何処に行ったのだろうと、目を下に落としても、アスファルトがあるだけだ。別に、救いを求めている訳ではない、ただ、ある種の表情が見たいだけだったのだ。



しかし、まあ良いだろうとする、自己神経がある。自分は自分だ。信じる処に、場所はあるのだし、何かを隠す必要性もない状態だから、通常運転は、平常雲梯で、大きな変容もない。簡単に進む未来は、何かを忘れた頃に、遣ってくるのだろうと思っている。



この、視覚とうものが、非常に厄介で、勿論、心が言葉を出す様に、心が風景を見る訳だから、自己の見るものが残像になるが故、自己は残像になるのである。当たり前の常識とやらに、自己が引っ張られそうになっても、自分は通常現実へと、戻るであろうことは、明白である。

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