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⑴『残像の行く先』ー通常ー

⑴『残像の行く先』ー通常ー



満員電車の中の呼吸は、非常に地球の呼吸に、酷似しているように思う。日常等の、日常的日常は、通常と呼ばれるに相応しい。自然科学で、立証出来るか分からない、残像は、今日の樹木の下に、墓場のように眠っているのだろうと、思うとぞっとする。



辛いラストダンスは、一種の銃声に似ている。神が創り出した、メタファであろうか。動かない身体は、もう終わりを迎えたのだろうかと思う程、堕落しているが、それでも、我々は通常の残像に残るのである。如何に通常が、追撃しにくいものかと、感じられるのだ。



やはり、残像は行く。先を選ばない、虚構の声の在り処は、しかし、体がどうにも思った様に動かないという、ルーズコントロールで、目の前の群衆達は、我々を無視するが、それでも、生きていく上での予定調和は、幾分、確証されているようである。

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