パープリン大将 北の国から編 四人の王様 最終回
「北の国から」には、かかわらない。
しょうがねえな、しょうがねえな、塩がねえ、金がねえ、パープリン大将は暫く考えて、やっと答えを出した。答えは何にもしない。北の国の事は、北の国で、処理するしかない、冷たい様だが、他国が関わっては、うまくは行かない、それは北の国の歴史を見ても明らかだ。
北の国はギャンブル大国として、順調に成功への道を歩んでいのたが、内紛が起こった元々初代王様と王様の影武者として五名の王様がいたのだが、初代は病弱で早々に消えた、二代目はパープリン大将であったが、ギャンブル大国の道筋をつけ、北の国に残る一本国人の一本国への追放。を行い自らも追放された。この時点で四人の王様がいたのだが、四人とも大の麻雀好きで、ちょっと経済が上向くとすぐ麻雀に走り国務が出来ないと言う事で、仕事を回すため王様使いと言う職責を作った。つまり王様のマネージャーのようなものだ。初代の王様使いには、インドで象使いもやった事のある。北の国出身のキムゴジャが就任した。
キムゴジャは象を扱ったムチを有効に使い自在に、王様達を操った。あまりの調教に王様達は悲鳴を上げ、パープリン大将に助けを求めたのである。しかし、助けの塩は来なかった。来ても有効ではなかったと思われる。護国神社の塩は赤い思いには有効だが、単なるイジメ、可愛がりには効かないのだ。まずナンバー3の王様が脱落した。他の三人は麻雀が出来なくなると、ナンバー3を庇ったのだが、ナンバー3は下放され、村の鍛冶屋になった。この時点で雀友会は崩壊し、ナンバー4は大喜び組で宮大工をしていたイケメンと駆け落ちした、北の国では許されぬ男同士の恋に落ちてしまったのである。二人とも悲惨な最期を迎えたそうだ。
ナンバー5は表舞台に出る事も多く活躍も目立ったが、出る釘は打たれる、南の国のスナイパーに撃たれ暗殺されてしまう。残ったナンバー6は、大事にされて、滅多に表に出る事もない。北の国はギャンブル大国となり経済規模は倍倍で成長している。国民は朝起きると、あっちこっちで、今日の天気は晴れるかどうか賭けている。国民性が変わった、賭けるのが得意になった、おかげで先日の陸上競技大会で、100m走で、世界記録の8.8秒が出た。マラソンでの世界新記録も夢ではないと言われている。
パープリン大将は、あの時何も手を貸さず良かったと思っている。三吉は北の国の発展の原動力はパープリン大将の残した、何事にもどうじない「パープリン精神」にあると思っている。
パープリン大将が、空を見上げて「パープリン」と言った。
そうだ忘れてた今日はパープリン記念日だった。
とりあえず終わり。
パープリン大将の包容力の前に世界はメロメロ。