第23話 老人
俺は真っ白な空間にいた。
俺は誰なのだろう。
ここは何処なのだろう。
うまく思い出せない。
なんというか知らない記憶が入りこんでくる。
俺が違う世界で18歳として生活していたこと。
その世界はとてつもなく発展していたこと。
その世界には魔法や剣はないという事。
そして俺は……転生者だということを思い出した。
俺の名前はレイヴェルト・ヴァン・アストレア。
もう一つの名前は鈴木健一郎。
大事な役目を背負っている人間。
「ほっほっほ。思い出したか健一郎君?」
俺の目の前に急に現れてきた老人は話しかけてきた。
大体八十歳くらいだろうか髭を長く生やした老人だった。
「ああ思いだしたよ。糞爺。」
「糞爺とはひどいのぉ。まぁ仕方ないことじゃが。さて覚えているか?そなたの役目を。」
「ああ覚えているよ。そのまま俺は約束通りやればいいのか?」
「もちろんじゃ。じゃがちと面倒な事になるのじゃ。」
「面倒だと?どういう事だ。」
「Aが動きだしたのじゃ。」
「Aって誰なんだよ。」
「Aとは世界最悪の邪神。世界を破滅へともたらす者じゃ。」
「じゃあ俺はそいつも倒さなきゃいけないのか?」
「そうじゃ。じゃが絶対にお主は奴を倒せん。」
「それはどういうことだ。」
「それは言えん。じゃが奴を倒すためにそなたの制限を解除してやろう。」
「制限ってなんだよ。」
「それも秘密じゃ。」
「ちっ!仕方ない。」
「さて時間のようじゃ。また話そう。」
「誰が貴様なんかと話すか!」
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「ほっほっほ。さすがにあれが動きだすのはまずいのじゃ。がんばってくかのぉ」
会話が多くなってしまってすみません。




