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4、その名はトッテンリン

 見つめあう、巨大リスと私。

 これ、どういう状況?


 すると、ふいに動き始める巨大リス。

 というか、こちらに向かってきている。

 ど、どうしよう。てか怖い、近づくと滅茶苦茶迫力がある。


「ひっ」


 目の前まで来た巨大リスは、そこで腕を振り上げた。

 恐怖で身がすくんで動けない俺。


 危険ヲ検知。

 思考速度ノ限定解除ヲ実施。


 突如、脳裏に流れる謎のメッセージ。


 取得情報ノ制限ヲ限定解除。

 出力制限ノ変更ヲ実施。

 出力ノ安定ヲ確認。

 システムスキャン実施。

 全行程ニオイテ正常ナ稼働ヲ確認。


 な、なんじゃこりゃー!!

 いきなりのことで何が何だかさっぱりだが、そうこうしているうちにも巨大リスの腕は迫ってきている。

 このままではマズイ…ん?

 巨大リスの動きが、遅い?

 しかも受け流す方法が、分かる!


「はっ。」


 迫る腕を斜め下に受け流す。


「せいっ。」


 そして、そのまま巨大リスの首へと正拳突きをお見舞いする。


「キュッ」


 倒れる巨大リス。


「やー。」


 拳を突き上げ勝利に浸る私。


「私の記念すべき初戦闘の犠牲となったお前に敬意を表し、トッテンリンと名付ける。」


 ビシッと右手で巨大リスを指差し、左手を腰に当て、何の捻りもない安直な名前を送りつける。


 こうして私は異世界での初戦闘を勝利で終えたのだった。

トッテンリンに深い意味はありません。

あと、記念すべき初戦闘がしょぼくてすみません。

戦闘って難しいですね。

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