先生が恋愛対象!3
さて、今日は待ちに待った!慎也…先生との勉強会!
「ヨシッ!じゃあやるか!」
「うん!よろしく!」
「おーよ!w」
***
「…何コレ…?どゆこと?」
「だからね?ココはこーして掛けて…」
「ふむふむ…」慎也…やっぱカッコいい…
「…ってなって…って聞いてる?」
「…えっ?あ、うん。聞いてた聞いてた」
「そー?なら良いけど…じゃあ続けるよ?」…本当に大丈夫なのか?(汗)というか…まず俺の中のリトル慎也は大丈夫なのだろうか…
「うん!」
***
「あー…なぁ?そろそろ昼飯食わね?」
「あー…もうそんな時間かぁ〜…じゃあ作ってくるからちょっと待ってて〜」
「おけー」
…あー何つーか…可愛かった…。
prrrrr…
ん?裕也からか…
「あーもしもし?裕也?」
「おー慎也!上手くやってっか?w」
「あー何とかw」
「美香に好かれる為にもっと頑張れw」(もう十分くらいに好かれでるけど…)
「おー!頑張るよ!」
ガチャ
「出来たよー!」
「あーじゃあそろそろ!」
「おー!」 ツーツー…
「誰?お兄ちゃん?」
「そそ!」
***
「「いただきまーす!」」
「んっ!うっま!」
「本当!良かった!」やった!慎也に喜んで貰えた!!午後も勉強会頑張るぞ!!
***
こんな感じで午後もしっかり勉強会をした。ただし途中でお兄ちゃんが帰って来て…その…慎也が泊まる事になった。
「美香ぁー?今日の慎也の教え方でちゃんと分かったのか?w」
「ん?多分w」
「多分とかw」
「それはちょっと傷つくわw」
「じゃあ俺風呂入ってくるわー」
「「いってらー」」
***
…はぁ…何で彼奴ら両想いな事に気が付かねんだよ…。近くで見てる俺の身にもなれよ…だって俺と慎也が話してる時美香が来ると、俺話に入れないし…w…
「あ“ーーーーーー!!」
***
今は俺と美香。2人きり…どうしよう…!
えーっと…。
「ねぇ慎也?」
「…んっ?何?」
「生徒の家に泊まってるって学校側にバレたらヤバくない?」
「あー…大丈夫じゃない?兄の友人だからとか言っとけば…てか実際いるしねw」
「まあそれもそうかw」
***
「もうそろそろ寝るか…」
「そーだね…私も眠い…」
「じゃあお休み…」
今日は幸せだったな…。お兄ちゃん…今日だけありがとうございました!