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詩集<君に届け!>

怖くないよ

作者: papiko

深海魚が目の前を通り過ぎていく

暗闇のはずの海の底で

不思議な光を放っている


彼らは星のようだ


人は暗闇を怖がる

何が潜んでいるのか

わからないから


怖いのはわからないこと


柳の下の幽霊のように

脳が見せる幻


暗闇は

本当は

怖くない


目が慣れてしまえば

すべてのものがかすかな光を

放っているのだから


心が闇に染まりそうだと思うなら

静かに呼吸して目を閉じて


まぶたの裏には

かすかな光がみえるから


だから大丈夫だよ


暗闇は

本当は

怖くない


眠るために必要な時間だから

ゆるやかに眠りにおちればいい



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