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~異世界で、王道は目指しません~  作者: 零堵
~シグルン編~豪邸模索とお家騒動~
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~幕間~魔術師(サモナー)の事情~

今回の話は、

魔術師サモナーの事情と言うのを、書いてみました。

本編とは、あまり関係は無いですね

次から、本編を執筆したいと思います。

これって……現実か?

そんな事をつい思ってしまった。

まず自己紹介から言うとするが……俺の名前は、暮井弘明くれいひろあき

何所にでもいる普通の男……いや、普通じゃないな?

まず一日中ゲームばっかりやってるから、若干引きこもり気味かもしれない。

世間からニート野郎とか思われがちだが、俺はニートじゃないと自負している。

一応言っとくが、デブじゃないぞ! まあ運動しないので、ガリガリだが……こんな俺でも、好いてくれる女が、何所かにいる筈だ! いや、いて欲しいです。 マジで……

ゲームばかりしていて、何言ってるんだ?って思わないで欲しい。

そんな俺がはまっていて、長時間もやり込んでいるゲームは、ファンタジー満載のゲームで名前を「マジカル・クエスト2」と言う。

このゲーム、2と言うだけあって、前作の「マジカル・クエスト」もバッチリとやり込んだので

最新作の2をネット通販で購入。

自宅に届いた後、やり始めて、かなりの時間をやり込んだのは、覚えている。

で……今の状況を一言で言うと

全く知らない小屋?とかそんな感じの部屋の中にいると言う事だった。

まず……俺の部屋にあるPCとか、ゲーム機材とか全く見当たらないし、ここにあると言えば、何であるのか疑問に思う、藁の束や、薪とか散乱していた。

「マジで……ここ何所だよ……?」

俺は、ここ何所かなのかを考えたが……

全く見覚えの無い場所だと言う事が確信。ここにいても、何も解決しないので、とりあえず……外に出てみる事にした。

扉は木で出来ていて、鍵がかかっていなかったのか、簡単に開いて、外に出てみる。

外に出て、目に見えてきたのは……黒塗りの建物と、歩いている人々を発見して、まず思ったこと

「おいおい……思いっきり武装してるじゃねーか……」

そう、男の姿を見てみると、腰に包丁より切れ味のよさそうな、剣を装備していて

何というか……ゲームとかに出てくる「剣士」みたいな感じの姿だった。

「ついに俺……ゲームのやりすぎで、頭の中ばぐったか? それか……もしかしてだけど……」

俺は、とりあえず……移動して、自分の姿を確認して見る事にした。

建物に窓ガラスがあったので、それで自分の姿を確認して見て、驚く。

何故なら……

「何で俺、金髪に? 染めてねーんだけど?」

窓ガラスに映り込んでいる姿は、何故か金髪の髪に青色の瞳だった。

と言うか……これって、何か見た事があると思ったら、ゲーム「マジカル・クエスト2」で俺が使用していたキャラにそっくりじゃんって感じだった。

と言う事は……俺、ゲームキャラに転生したって事か?

小説とかで、転生物の作品を読んだ事はあるが……まさか、自分がなるとは思わなかったな?

ゲーム「マジカル・クエスト2」だと、俺が使用していたキャラは、魔術師サモナーにしていたので、今の俺ってもしかして……魔術師サモナーになってるんじゃね? と思ったので、俺は自分の持ち物を確認してみる。

確認してみると、俺の持っている持ち物は、一枚のカードだけだった。

このカードに書かれてあるのは、黒犬ブラック・ドックと描かれていて、俺はとりあえず……さっきの小屋の中に戻り、誰もいない事を確認した後、カードを持って、こう言って見る事にした。

「召喚! ブラック・ドック!」

俺がそう言うと、カードが光り出して、カードから何か生物が飛び出す。

目の前に現れたのは、子犬サイズの黒い犬だった。

「召喚出来た……と言う事は、やはり俺は、魔術師サモナーで間違いは無さそうだな」

カードが残っているので、カードを見てみると、カードに描かれていた黒犬が、消滅していた。

俺は現れた黒犬をどうやったら、消せるんだ?と考える。

確か……ゲーム「マジカル・クエスト2」では、召喚した物は、時間が経過すると勝手に消えていたのだが、今現れている黒犬が、時間経過で消えるのか? と思い、とりあえず待ってみる。

二十分が経過したけど、消える様子が無く、命令してないから、欠伸をしていて、俺の方を向いていなかった。

どうやら……時間経過では、消せないみたいだな……?

時間経過で消せない事が解ったので、黒犬の描かれたカードを持って

「デリート」

そう言ってみると、目の前にいた黒犬が一瞬で消えて、カードに戻り、カードの再び黒犬が現れる。

「なるほど……大体解った、今持っているのは、この黒犬ブラック・ドックのカードだけって事か……え~っと……俺は魔術師サモナーらしいし、今、召喚出来るのはこの黒犬だけど言う事だな? なら……召喚を増やすには……ゲームだと、魔物に「サモナ・ブレイク」とか言う術を使って、それが成功すると、魔物が仲間になるとかだったな? じゃあ……まずは……今は俺、この国か町にいるみたいだし、ここで情報を集めてから、魔物退治して、仲間を集めてみるかな? どうせ、すぐには元の世界に戻れ無さそうだしな? フッフッフ……異世界か……ワクワクして来たぞ! もしかしたら俺、チートキャラかも知れないしな? は~っはっはっは!」

そう決めた俺は、この国か町かは知らないけど、ここで情報を集める事に決めたのであった。

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