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~異世界で、王道は目指しません~  作者: 零堵
~ベゼルバード編~魔術大会~
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~第八十話~ベゼルバード王国~魔術大会~決勝戦~

魔術師サモナーのクレイと対戦して、俺が勝ち残ったので……

次が、決勝戦なのだが……

一体どんな奴が相手なんだろうな? 決勝戦と言うからには、かなりつよーい奴が出てくる可能性が大だな? ま……俺の術を使えば、楽勝で勝てるかもしれないが……とりあえず、様子を見てから、戦っていく事にするか……と、そう決める事にして、控え室の部屋の中で待っていると

「お待たせしました、コウさん」

部屋の中に、ルコが入って来て、そう言って来た。

「じゃあ、今から……決勝戦なんだな?」

「はい、ちなみに……コウ様の対戦相手はですね? 前回のこの魔術大会の優勝者の方ですよ、もしこの方が、勝てば二回優勝となりますね」

「そうなのか?」

「はい、前回の優勝者様なので、かなり強いですが……コウさん、勝てる自信は、おありですか?」

「あるな」

「凄い自信ですね……あ……忘れてました、これが最後のマジック・ポーション改となります」

と、俺にマジック・ポーション改を渡してきたが、俺は

「いや、いらない」

「え、じゃあ……魔力を回復しないままで、挑まれるのですか?」

「ああ、大丈夫だと思うしな?」

「そうですか……では、試合会場に案内致しますので、私の手を握って下さいませ」

「解った」

そう言って俺は、ルコの手を握る。

ルコの手を握った後、ルコが「では、行きますよ? スピードリレイン」と言って、術を発動して、試合会場に跳んだ。

試合会場のマジック・シールドを見てみると、そこにいたのは

白の魔術師の格好をしていて、杖が白く輝いて見え、それに銀髪の髪の男だった。

何と言うか……かなり強そうに見えるな?

そう思っていると、ルコが

「では、コウ様、マジック・シールドの中に入って下さい」

と、言って来たので、俺は言われたとおりに中に入る。

中に入ると、銀髪の男が

「君が、私の相手か……言っておくけど、私は強いよ? 私の術で死ぬかも知れないけど……私は、手加減するつもりはないからね」

なんか……えらい自信満々だな……? じゃあ……

「なら俺も、本気でやらせて貰うぞ」

そう言ってやると

「ほう……楽しみだ」

何と言うか……薄ら笑いを浮かべたので、俺はこう決める。

なんかむかつくから、即効で片付ける……と

そう決める事にして、杖を構える事にした。

俺が杖を構えると、この銀髪の男も杖を構えだしたので、試合が始まるのを待つ。

俺達が向かい合っていると、ルコが

「では、コウ様とシャール様の、決勝戦を始めたいと思います! ルールは同じく、十分間です、それでは……始め!」

ルコが、銅鑼を叩いたので、試合が始まった。

俺は、試合が始まったと同時に、対象物をシャールとか言う男に設定し、こう言う。

「デスト・ドリード!」

俺がそう言った瞬間、シャールが杖を構えて

「っふ、何の術かは知らないけど、私から攻めさせて貰うよ! これは避けられるかな? フレア・トルネード!」

かっこよく言っているが……実際はと言うと……何もおこらなかった。

シャールの術が発動しないのを確認、どうやら……俺の術にかかったみたいなので、成功したみたいだった。

「な、何で術が出ない!」

「で? 何か術を使ったみたいだけど、何もおこならいみたいだな?」

「こんな筈は……なら、これだ! フリーズ・レイン!」

シャールが俺に杖を向けて、術を発動してくるが……

再び何もおこらなかった。

「な、何故だ!」

「じゃ、俺から攻撃する事にするな? ライジン・パンチ」

俺がそう言うと、俺の両拳が光り出したので、それでシャールに突っ込んでいき

「お前の負けだな! ぶっとべ!」

そう言って、思いっきりパンチを打ち込むと

「グハハア!」

と言って、数メートル吹っ飛んだが、場外に出る前に地面に激突した。

「ま……まだだ! 私はまだやれる! これなら……どうだ! シャイニング・レイ!」

そう言うが……術が全く発動しなく、シャールが呆然としているのが解った。

なんか……可哀想な事をしている気がするが……これは、試合だしな?

とりあえず俺は、シャールの近くに行き

「言っておくけど、お前の術、全て封じたからな? お前の勝ちは無いぞ」

と、言ってやると

「……さっき唱えた術の効果か?」

「そうだな? で……棄権するか? 俺にぶっ飛ばされて退場するか、どっちを選ぶ?」

「…………棄権する」

シャールがそう言うと、ルコが

「決まりました、今大会の優勝者は、コウ様です!」

と、ルコが宣言したので、俺の勝ちが決まって、この大会の優勝者になったみたいだった。

うん、やはり……使い方によっては、俺の術、使えるな?

そう思っていると、ルコが

「では、優勝商品の授与を行いますので、私について来て下さい」

「解った」

ルコに言われたとおりについて行く事にした。

ルコについて行くと、広い部屋に辿り着く。

そこにいたのは、王冠を被った高そうな服を着た男で、男がこう言って来た。

「ワシは、このベゼルバード王国の王である、魔術大会を極めし者よ、そなたの名は、何と言う」

「コウ」

「では、コウ、優勝商品の授与を執り行うぞ、優勝商品は、これだ……ルコ」

「はい、お任せ下さい」

そう言って、ルコが何所かに移動して、数分後

大きな鞄を持って来た。

「これが、今大会の優勝商品、魔法鞄です」

「魔法鞄?」

「はい、この中に物を入れると、縮小されて、収納出来る、便利な品ですよ、試しにコウ様、何か入れてみて下さい」

と、ルコがそう言ったので、俺は自分の武器、杖を魔法鞄の中に入れる事にした。

魔法鞄を中に入れると、一瞬で吸い込まれて、長かった杖が一瞬で消滅

それを確認すると、ルコが

「取り出す時は、鞄に向かって、その持ち物の名前を言って、出ろって言って下さい」

「なら……」

俺は言われたとおりに「杖を出ろ!」と言ってみると、魔法鞄の中から、杖が飛び出てきた。

「こんな感じです、それとこの魔法鞄、装飾品になるんです、コウ様、魔法鞄を持って、念じてみて下さい」

ルコがそう言うので、俺は魔法鞄を持って、指輪になれ!って念じてみると、魔法鞄の姿が小さくなり、指輪になった。

「こんな感じです、元に戻す時は、同じ方法で鞄になれって、念じると元に戻ります、この魔法鞄は、ベゼルバード王国で作られた、ほとんど出回っていない貴重品です、他では手に入れる事が出来ませんよ、この魔術大会の優勝者にだけ、お渡ししている品です」

「そうなのか」

「是非、有効活用してくれ……で…だな……? コウと言ったか? 魔術大会を優勝出来る腕前なのだろう、だから……」

「だから?」

「この国の魔法警備兵になるのじゃ」

「やだ」

「な、何故だ?」

「それって、この国を守れって事だろ? 何で俺がこの国を守らなきゃなんないんだよ、この国の出身でもないしな? だから、断らせて貰う」

「なら、その魔法鞄は没収じゃ!」

「なんだそれ、これは優勝商品だろ? もう俺の物だな……何か文句でも? 俺と戦うつもりか?」

「……っく……ならもういいわい、とっととどっかに行くといい!」

「そうさせて貰うな? それじゃあな」

「あ、コウ様」

「何だ?」

「まだ言ってませんでしたね? コウ様、優勝おめでとうございます、王様が、あのような事を言っていますが、気にしないでくださいね?」

「……解った、じゃあな」

とりあえず……優勝賞品は受け取ったので、この場所から離れる事にした。

そうだな……この国には、もう用は無いし、リム達と合流して、シグルンの街へ戻る事にするか……と、決めた俺は、リム達と合流する事に決めて、移動する事にしたのであった。


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