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少女月夜抄  作者: 梟汰
2/2

一章 三日月 -Vampire- 前編

加筆修正をしました。


重要な修正点は名前を

「死島凶也」から「霧咲凶也」に

変更したところです。

--ママ……僕、強い男になるよ。ママを守れるような……強い男に……パパよりもずっと強くなるよ……だから泣かないで……ぼくが、ママを守るから……。--




--朝の日差しが差し込み頬がチリチリする。

今は7月3日の朝の六時だ。毎朝私は、こうやって早起きをして神社の掃除をしている。

「ん、ふわぁぁぁあ。」

と、大きなあくびをしてしまった。

昨晩はいろいろあって寝不足なのでとても眠い。

「おっはよー、月夜ー!」

と、寝ぼけながら庭の掃除をしていると、門の付近から声が聞こえる。

「……おはよう。今日も早いのね、千百合。」

彼女の名前は加藤千百合(かとうちゆり)。セミロングの茶髪をサイドテールでまとめていて、線が細く、目や鼻や口がバランスのとれた、とても可愛らしい顔立ちをしている。また、私の貧相な胸とは違い、とても豊かなものを持っている……これ以上考えると悲しくなるのでやめておこう。彼女とは中学時代から同じ学校でずっと同じクラスなのだが、どのクラスでもやはり男子からの人気は高い。だが何故か女子からは嫌われているようだ。そんな私も友達は彼女くらいしかいないのだが。他のみんなもなかなか話しかけてきてくれない。すでに高2の夏なので当然といえば当然だ。

「月夜ー、また寝不足なの?そんなんじゃ、可愛い顔が台無しだよ!」


そして私の名前は比良月夜(ひいらつくよ)。実家の比良神社で巫女をしながら、祖父と二人暮らしをしている。私は、両親というものを知らない。物心つく前に二人とも亡くなったと聞いている。そのことで私のなかで少しひっかかるものがある。それがなんなのかはまだわからないが。

「ねぇ、月夜聞いてる?」

「え、あ、うん。聞いてるよ。」

突然の声に驚いて、とっさに声を出した。

「えー、うっそだー。絶対今、ぼーっとしてたでしょー!」

「し、してない。聞いてたから。」

「じゃあ今私がなんの話してたか言ってみ?」

「え、そ、それはぁ……」

もちろん聞いているはずもなくて、答えることができなかった。

「ほらぁ、やっぱり聞いてない!」

「ご、ごめんね。」

そう返すと、千百合は少し不機嫌そうな顔になって返した。

「もう……だからさぁ、そろそろ夏休みだからどこ行こうか、って話!」

「あ、そうだね。でも、私は神社の手伝いとかあるからあまり時間はないかも……。」

「むぅ……つまんなーい!」

「本当にごめんね.…。」

しばらく彼女は黙っていたが、不意に口を開いた。

「でもさ、カラオケとかゲーセンとかならいけるよね!近くに大っきなアミューズメント施設が出来たらしいし!!」

「それなら、大丈夫かも。」

答えると、千百合は満面の笑みで返した。

「じゃあ決定ね!ところで月夜、そろそろ準備しないとじゃない?」

そう言われて千百合の携帯電話を覗くともう6:30をまわっていた。7:30にはここをでないと学校には間に合わないので少し焦った。

「あ、ほんとだ!じゃあご飯食べて準備したらすぐ行くよ。中で待ってたら?」

「え、いや、いいよ。ここで待ってるから。」

「そう?ごめんね、じゃあここでちょっと待っててね。」


急ぎ足で家に戻り、祖父を起こして、朝餉(あさげ)の用意にとりかかる。祖父は眠そうに目をこすりながら、食事の席についた。彼はこの神社の神主である。そして実は彼は私達(・・)の中ではとてもえらい人なのだ。


「おはよう、月夜ちゃん。今日もかわいいのう。さあ、ワシに目覚めのキッスを!」

「冗談言ってないで、早く朝ごはん食べてください。」

とてもえらい人なのだ。


ご飯と味噌汁とお浸しと漬物という質素な食事をすませて、学校の用意をし、制服に着替えたら、ちょうど7:10になった。

祖父に「いってきます。」とあいさつをして親友のもとに向かった。

「ごめん、待った?」

「いいや、気にしなくていいよ。さあ月夜、行こっか。」

「うん、行こう。」




「なあ、霧咲くぅん。今日も昼飯忘れちゃってさぁ俺ら三人分の弁当代くんない?1人1000円でいいからさぁ。」

「頼むよぉ、霧咲くん。昼飯ないと倒れちまうよぉ。」

クラスに入った私たちを待っていたのは、クラスの男子生徒数名の笑い声と、いつもの酷い光景だった。一人の男子生徒の机の周りに3人の男子生徒が立って大声で話している。いわゆる、「いじめ」というやつだ。他のクラスメイトが口出しできるはずもない。いじめの主犯である鬼山は、この学校の最も大きな財力源である鬼山カンパニーの社長の一人息子なので、逆らったら教師であろうとこの学校から追放される。

「ごめんなさい、そんなお金ないです。半分でもいいですか?」

一方いじめられている眼鏡の男子生徒は 霧咲(きりさき)凶也(きょうや) という名前だ。彼は入学後全てのテストで全教科学年1位という成績を出すという秀才だ。そんな彼に嫉妬する人も多いだろう。それがこのいじめに繋がったのだと考えられる。

「….あァ?なんだよ、チッ….いいから早く金だせよ。」

そう言われて、霧咲君は自分の財布から500円玉を2つと100円玉を5つ取り出して、鬼山に渡した。鬼山はそれを乱暴に掴み取り、そそくさと取り巻きとともに自分の席に戻っていった。霧咲君は財布の中を確認してから、自分の勉強に戻った。よくみると彼の教科書は一度水没したものを乾かしたかのようにしわしわになっていた。

「….ホント、あいつらって最低だよね。自分たちが勝てないからって、相手に当たるなんて。」と、隣で千百合が呟いた。私は何も答えることができなかった---。




--僕の名前は霧咲凶也。幼いころに両親が離婚し、母親との二人暮らしだ。離婚の原因は父の家庭内暴力と浮気だ。母親は僕のために毎日身を粉にして働いてくれている、だから僕も母のために尽くしたいと思う。だから僕は毎日必死で勉強した、その結果に今までのテストは全て優秀な成績を出してきた。それに嫉妬してきたのがあいつらだ。やつらは僕から全てのものを奪おうとする。この間は教科書をトイレに投げ入れられ、椅子を窓から落とされた。今朝も昼飯代と言って金を取られた。


……だが、決して僕は彼らに屈したわけではない。逆に彼らを見返してやりたいと思っている。強くなって彼らに、圧倒的に勝利してやる。


そう考えてると、どうやら昼休みになったようだ。そろそろお腹がすいたころなので弁当を食べよう。弁当は、毎日母が仕事で忙しいのに早起きして作ってくれている。そのため母にとても感謝しながら食べている。

「おい、霧咲ィ。ちょっと来いよ。」

まさに弁当を食べようとした瞬間に、鬼山に呼ばれた。仕方ないので弁当はそのままにして鬼山の元に行った。

「用は特にねえんだ。すまねぇな、戻っていいぜ。」

鬼山はにやにやしながらそういった。

不思議に思いながら自分の席に戻ったら

……弁当がなくなっていた。探してみると、クラスのゴミ箱の中に捨てられていた。周りでは、鬼山の取り巻きが笑いを堪えているような顔をしていた。そのとき初めて鬼山に対しての怒りと憎悪を覚えた。それと、母への罪悪感も。

弁当箱は回収し、昼飯を買うためのお金も無いので昼飯は抜きにした。


--午後の授業も終わって帰ろうとした時。また鬼山に呼び出された。そして、呼び出された屋上に行ったら、鬼山と3人の取り巻きがいた。

「なあ、霧咲ぃ….突然だけど、お前そこで土下座しろ。」

「土下座.…?意味がわかりません。」


土下座?ふざけるな、なぜ貴様らなんかに。

そもそも理由すらないのに。


「おめぇのそういう反抗的なところがムカつくんだよ。その目とかな。だからいっぺん俺らに土下座しろ。」


そんなこと、するつもりなど毛頭ない。


「嫌ですよ、そんなの。」

そうすると鬼山は不快そうな顔をして

「なに断ってんだよ、そんな権利おめぇにはねえんだよ。いい加減、核の差というもんを覚えやがれよ。」と言って、取り巻きに指で指示を出した。取り巻きは僕を囲いこんだ。

「仕方ないから、体で覚えさせてやるよ。」

そう言って突然僕の腹を蹴り上げた。声にならない声がのどからこぼれた。他のやつらも楽しげな笑みを浮かべながら殴ったり、蹴ったりしてきた。

暴力がやんだとき、僕は壊れた玩具のように力なく地面に転がっていた。眼鏡は割られてしまっている。

「わかったか?じゃあいい加減、そこで土下座しろ。」

「……はい….。」

力なくそう答え、僕は彼らに跪いた。

「そうだ、それでいい。」

鬼山は僕の頭を踏みつけながら高らかに笑った。--


家の電話が鳴った。この電話はある所からの着信しか受け取らないため用件はだいたいわかった。

「はい、私です。」

「大変なことが起こった。」

受話器越しに聞こえた声は予想通り、1人の年をとった男の声だった。

「昨晩、お前が討伐した奴以外にもあと2体が東京に出たんだ。1体は倒すことができた….だがもう1体は。」

少し溜めてから、電話の向こうの男は言った。

「精鋭3人を殺害し、今だに逃げまどっている。傷はほとんど受けていない。」

あまりの驚きに私は受話器を落としてしまった。

「……なんだって….⁉」



--夜の街をぼんやりと歩いていると一つの暗い路地裏を見つけた。そこで少し休憩するついでに今日一日のことを振り返った。朝は金をとられ、昼は弁当を捨てられ、放課後は土下座を強要させられた。眼鏡も割られて視界がぼやけている……いや、ぼやけている理由は眼鏡だけではない、いつの間にか目には涙が溜まっていた。きっと明日からも同じような毎日だろう。こんなもの、耐えられるはずがない、だが母のためにも自分はやらなきゃいけない、それには奴らの存在が邪魔だ。この世のゴミども、ゴミは無くなればいいんだ。消してやりたい消してやりたい消してやりたい--

「消してやりたい。」

いつのまにか、口から言葉がとめどなくこぼれ出した。「消してやりたい消してやりたい消してやりたい消してやりたい消してやりたい消してやりたい消してやりたい消してやりたい消してやりたい消してやりた……。」

「消してやりたい、か。いい言葉だ。」

突然声が聞こえたのでその方向を向いた。そこには黒いワイシャツに黒いスーツと黒いネクタイという、喪服かと思わせるような格好をして黒い帽子を被っている40代前半くらいの眉目秀麗な男がいた。

「誰ですか。あなたは。」

「私か?そうだな….フリッツとでも名乗っておこう。なあ貴様……。」

そう続けてフリッツと名乗る男はこう言った。

「力が欲しいか?」

まさに僕の心を読んでいるかのような言葉だった。

「手に入るのですか?」

「ああ、そうだな。貴様は、童貞か?」

突然変なことを聞いてきたので少し動揺したが、しっかりとした言葉で返した。

「はい、そうです。」

「そうか….お前は、そのゴミ共が憎いか?」

「とても、憎いです。」

「よろしい、素晴らしい、それで十分だ。目をつぶれ。」

言われた通り目をつぶると、首すじに激しい痛みが襲って自分の中に何かが入ってくるような感じがした。しばらくすると突然体の中から何かがすーっと抜けていくような感じに襲われ、意識を失った。


目を覚ますと、その男が立っていた。腕時計を見るとすでに21:00を回っている。2時間近くも意識を失っていたようだ。母は明日の朝まで仕事で帰ってこないので心配はしていないだろう。

「……これで、終わりだ。貴様は今、死んだ。そして新たな力を得て蘇った。」

「死ん……だ……?」

「そうだ。その力をうまく使えるかは、貴様次第だ。それでは、さらば。」

そう言い残し彼は去って行った。後を追って探してみたがどこにも見当たらない。


ふと思ったのだが、眼鏡をかけていないのに妙に視界が鮮明だ。しかも体が異様に軽い気がする。

「そうだ。」

ふと気になって首すじを触ってみると……

「……血だ。そして、穴が空いてる。」

不思議と痛みはなかったが急いで家に戻ろうと思った。

「いてっ……。」

路地裏を出た時、運悪く一人のガラの悪い男にぶつかってしまった。

「す、すいません!すいません!」

その男はちょうど機嫌が悪かったようで少しキレ気味で返した。

「いってぇなぁ……!今、俺は虫のいどころがわりぃんだよ……せっかくだからお返しに一発殴らせろよ。」

「え……?」

そうするお男は右腕を振りかぶって殴りかかってくる。僕はとっさに右手で相手の殴りかかってくる右腕を払うと---


--男の腕がなくなった。


いや、正確にいうと僕が払った部分より下、拳に近い方が飛んでいったのだ。

「あ……なんだ、これはぁ!」

男は驚きを隠せないようだ。そういう僕も何がなんだかさっぱりわからない。

「てめぇ!これはどういうことだ!!」

そういいながら男が掴みかかってきたので、目一杯の力で突き飛ばした。

するとその男はそのまま向こう側の壁に衝突し、小さな悲鳴とともにピクリとも動かなくなった。

「う、うわああああああああ!!!!」

僕は一目散に家に向かって走り出した。

死んだのか?殺してしまったのか?確認はしてないが、動かなかったのは確かだ。そんなことを考えながら、ひたすらに家に向かった。


家に帰るとすでに22:00も過ぎていた。急いで洗面所にいき顔を洗って、鏡を覗いた。そして僕は鏡を見て言葉を失った。

「首すじの傷が….なくなってる….?」

血はまだついているが、首すじの穴はなくなっている。さらに気づいたことがある、明らかに自分の犬歯が長く、鋭くなっている。

血.…歯….首すじ….穴….そしてさっきの妙な力……。

そのキーワードから一つのわずかな可能性が導き出された。

「きゅう….けつ….き……?」

吸血鬼、不老不死の体と圧倒的な身体能力を持ち、人の血をエネルギーとしていると伝えられている悪魔だ。

本当に吸血鬼の力が、僕の元に宿ったのか?

そんな非科学的なもの、あるはずがない……。でも、本当にそうならば……やつらに復讐できる。この時間に鬼山たちのいる場所は知っている。駅前のゲームセンターだ。僕は、手近にあったフルーツナイフを持って家を出た。成功する確信はないのに、体は勝手に動いた。



「おう、霧咲じゃねえか、偶然だなぁ。どうした、一緒に遊ぼうってか?」

僕ら以外に誰もいない暗い通りで鬼山は笑いながらそういった。周りには取り巻きの男が7,8人はいた。

「ちょうどいいわ。遊ぶ金なくなっちまったから金貸してくんない?」

僕はなにも言わなかった。突然、本当に自分に力があるのか不安になったのだ。

「……無視してんじゃねぇよ、霧咲ぃ。また土下座してぇのか?あァ⁈」

「……うるせぇ。」

口がうまく動かせない。僕はびびっているのか?

「……あ?てめぇなんていった?もういっぺん言ってみろよ。」

鬼山は少し怒り気味にそういった。

「うるせぇって言ってんだよ、この三下がぁッ!」

「……!!….ずいぶんでけぇ口を聞くようになったなぁ、またさっきみたいな目にあいたいんだな。お前はよぉ!」

そう言って鬼山は取り巻きに指で命令した。取り巻きは僕に殴りかかってきたが、それを僕はうけとめた。

「なにッ……?」

その男はとても驚いているようだった。僕自身も少し驚いていた。だがそれ以上のことは考えずに彼の拳に力を加えた。すると、ゴキッという不快な音を出しながら、彼の手が赤い血飛沫(ちしぶき)をあげながらりんごのように砕け散った。

「うわぁぁぁぁぁぁ!!!!」

男は自分のグチャグチャになった手を見ながら叫んだ。

--やっぱりこの力は、本物だ!

「嘘だろ….ば、ばば….化け物だぁぁぁぁあ!」

逃げようとする男に向かって走り、首をつかんだ。そのまま、懐に隠していたフルーツナイフを抜き出し、男の首を切った。

切った断面からは噴水のように血が飛び散り、首は地面に転がった。

他の取り巻きたちも悲鳴を上げながら逃げようとするが、1人ずつ追いかけて、始末していった。


「……あとはお前だけだな、鬼山。」

「あ、あぁ……ああぁ……。」

鬼山はあまりの恐怖に声も出せずにいる、ズボンはじわりと濡れているようだ。

「楽に死ねると思うなよ、鬼山ァ。」

僕はそう言ってニヤリと笑い、フルーツナイフの切っ先を向けた。

「や、やだ….死にたくない….すまなかった!霧咲!今までの金は全部返す!」

そう鬼山は命乞いをするが、僕はそんなの聞かずにゆっくりと近づく。

「わ、わかった。じゃあ俺が土下座する!頼む!許してくれ!!い、命だけは……!」

跪く鬼山を見下ろし、頭を踏みつけ、そのまま鬼山の顔を地面におもいきり押しつけた。

「なにを言ってる。これはただのゴミ処理だ。お前らみたいなゴミは普通に処理しても面白くないよな。せいぜい苦しめ。すぐには殺さないからな。」

「うぎゃあああああああああああ。」


皮膚を剥ぎ、股間を踏み潰し、舌を抜き、目玉を抉り、耳をくり抜き、爪を剥がし、腕を切り取り、傷口を握りつぶすことで止血し失血を防ぎ、足を根元から切り、同じように止血。最後に顔の肉を削いだところで息が止まった。両腕両足がなく耳も目も無くなって、すでに鬼山は元の人の姿をとどめていなかった。フルーツナイフはすでに血で真っ赤に染まっている。

瞬間、とてつもない渇きを覚えた。そして鬼山 だった 物からとめどなくあふれる血を見て、ある衝動が湧き上がった。

『飲ミタイ』

衝動を抑えきれずに、新鮮な真っ赤な血液を口に含んだ。それはまるで自分の魂を潤すかのように全身に染み渡った。そして確信した。

この力は、本物だ。僕は、吸血鬼になったんだ!


「ふふふふふ……ふははは……ふははははははははははははははは!!!」


三日月の下に、1人の吸血鬼の笑い声が響き渡った。


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